夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、相談者の中には日本で
起こっている夫の不倫を知る中、海外赴任が決まってしまってどうして
いいかわからないというケースもあります
夫とブス女は帰国のたびに会う事は確実です
そういう、焦燥感の中でカウンセリングに来て自分の決断で行動を重ねて
強くなった方の実例です
(相談者には掲載の承諾をいただいています)
先日相談者のUさんからご連絡をいただきました
Uさんは、今年の6月ごろにメールでご相談されたの
が最初です
ご多分に漏れず、夫の不倫で悩まれていて、ネットで
私のブログに辿り着いて連絡をいただきました
夫は社内の部下と不倫関係になっている事をある日知
ったのです
それまでは、学生時代に知り合って、交際も順調に進
んで結婚して、転勤を重ねながら子宝にも恵まれて幸
せな家庭でした
その中で、夫も会社の役職が上がってだんだん忙しく
なっていく中で家に帰る時間も遅くなり、出張も増え
ていきました
家族ともすれ違う時間が多くなって、会話も減ってい
る中で、Uさんも最初は
‘忙しいんだから我慢しなければ‘
と思っていました
しかし、それにしてもよそよそしさや目を合わさずに
いる夫に違和感が出てきます
そして、思い切って夫のスマホや㍶を覗いてみます
学生時代からの付き合いですから、夫が何かおかしい
とわかるのも自分です
すると、Uさんのいやな予感は的中して、会社の部下
の女との仕事を超えた内容の会話が取れます
Uさんは
‘やっぱりこれか‘
という思いです
Uさんは、仕事で忙しいという体の夫に違和感を感じ
自分で水面下で探る事にしました
夫のスマホやPCは、比較的見れる状態です
すると、そのやり取りに会社の女が頻繁に出てきます
もちろん、仕事の会話もありますが、その関係を超え
ている文面をUさんは見逃しません
夫との会話の中でたまに出てきた女です
Uさんも心のどこかでは、その女が怪しいというのは
女のカンで分かっていました
しかし、調べるまでは想像にすぎませんでしたから、
なるべく決めつけないように反していました
しかし、この会話が動かぬ証拠と思って、そこから夫
との関係も非常に苦しいものになっていきます
誰にも言えない中、必死にネットサーフィンをして私
の電子書籍にたどり着て、連絡をいただきました
そして、対面のカウンセリングを行い、今までの状況
を話してもらいます
やはり、Uさんとしてはショックの方が強くてどうし
ていいのかわからないままです
しかし、すべき事はただ一つです
夫と不倫ブス女の密会を撮るだけです
ライン等のやり取りはある程度ありますが、それでは
最終的には決定的な証拠にならないのはUさんもよく
わかっています
そこに自分がすべき事は、探偵を入れて確証を得ると
いう事に尽きる、それを私と話して心を決めました
Uさんは、夫の不倫をしっかりと確証を持てる状態に
したいと思っています
それには理由がありました
私と会った時には、すでに夫の転勤が決まっており家
族で海外に住む事になっていました
自分の体が海外に行ってしまうと、なかなか動きがつ
かめないという事情があります
夫は海外に行ってもちょくちょく日本に帰ってきます
ので不倫ブス女と会えるわけですから、なおさらです
その話を聞いて私も急いで探偵を紹介して、夫の行動
を探る事にしました
しかし、夫の出入りする会社のビルも大きいので一回
入るといつどこから出てくるかわかりにくいので、探
偵もてこずります
何回かトライはしましたが、なかなか女と密会ショッ
トが撮れないまま、時間が流れます
Uさんも、その状況で日本を発つ日が近づいてきます
しかし、撮れないものは撮れないので、ここは長期戦
で構える事にします
一旦転勤してから、夫の日本に帰る日に追ってもらう
事にしました
Uさんは、夫の転勤が決まっていたので異動する前に
不貞証拠を入手したいと動きましたが、調査の難易度
も高く、どうしても捉えられません
こうなったら、一旦転勤先に移ってから夫の一人での
帰国に合わせて撮るという方針に変えます
そして、Uさんが転勤先に移って夫が日本に帰ってく
るタイミングを待ちます
そして、役一月後にそのチャンスが訪れます
あらかじめ探偵にはその日程や便名などを伝えて、夫
が帰ってくるのを待ち構えてもらいます
そして、しっかりと追いかけてもらう事に成功します
日中一人だったのが、夜に不倫ブス女との密会ショッ
トが撮れました
探偵からUさんと私に、連絡が入ります
Uさんは異国の地で、その吉報を受け取ります
そして私もその報告書を見せてもらい、次の行動を考
えます
報告書に写っているアホな夫と不倫ブス女はUさんに
はもちろん知られていないという思いですから、余裕
の顔です
その二人に近いうちに必ずケジメをつけるという思い
で、Uさんも連絡を受けているはずです
Uさんは夫と不倫ブス女との密会の証拠を手に入れる
事に成功しました
もちろん、それは遠く離れている場所で知ったのです
ぐにどうこうできるわけではありません
その中で、Uさんはこの夫の不倫に関しては自分の両
親兄弟には相談していました
その話を聞いた親族は最初
‘まさか〇〇さんが、信じられない‘
という反応でした
しかし、その調査結果を探偵に頼んで、実家に送って
もらい、それを見てから考え方も変わってきました
Uさんの親族も夫は、自分のしている事をわかってい
るのか目を覚ましてほしいという思いもあれば、許せ
ないという気持ちが混在しています
しかし、遠くに住むUさんの事を考えると慎重に動く
べきという思いが出てきます
そして、Uさんと国際電話でどうすべきかを話します
もちろん、Uさんとしては早く動きたいという気持ち
もありますが、反面今まで一緒に頑張ってきた夫を信
じたいという気持ちが混在します
それは誰しも同じですが、何しろ自分の住んでいる所
から遠く離れていますので、何かしら行動を移すには
再度自分が帰国するのか、親族に協力をしてもらうし
かありません
その中で、夫は何食わぬ顔で一緒に過ごしているわけ
で、本当に苦しい思いが沸き上がります
Uさんは、夫と不倫ブス女の不貞の証拠を入手したも
のの、次は夫に対して信じたいという自分が敵になっ
ている状態に陥ります
もちろん、日本に帰国すれば会うのは分かっています
がそれでも、日本に暮らしていた頃に比べると、会う
機会は激減するわけですから、そのうち別れてくれな
いかという淡い期待があるのです
もちろん、私の経験からするとその状況が一番まずい
わけです
そういう都合のいい考えで笑顔を取り戻した相談者は
皆無と言っていいのです
しかし、Uさんも自分がすぐに動けないという事もあ
って、なかなか現状を打開する機会がありません
私とも何回か国際電話でお話しても、煮え切らないと
いうか、踏ん切りのつかないUさんがいます
それは、ある意味仕方がない事でもあります
私が相談者をけし立てて、動きなさいと言う訳にはい
かないのも事実です
しかし私が言える事は、このままでは切れないという
実態をUさんに伝えておく事です
‘この女は絶対に夫に会いに行きますからね、
それは時間の問題ですから‘
と言うと
‘そうですか、女は会いに来るでしょうか‘
‘そうです、このまま待っているだけのはずが
ありませんし夫も必ず呼びますから‘
‘わかりました、少し考えます‘
と電話を切ります
Uさんは、私と今後の作戦を立てるために何回か電話
でお話をしました
もちろん、夫と女がすぐには切れない事は想像してい
る自分がいます
しかし、少し時間をかければ不倫は遊びと気が付いて
家族に戻ってくれるのではという思いが強くあります
その思いを、しっかりと現実に戻してもらうためにも
女が夫に会いに、そちらに行くだろうという私の予測
を伝えます
Uさんは半分はそうかもと思いながら、半分は夫に期
待していました
しかし、Uさんの期待は裏切られて不倫ブス女と会っ
ている事がわかりました
夫のスマホやPCから、やり取りを見たのです
Uさんももちろん、心のどこかではそういう事が起こ
るかもと思っていましたが、夫の家での様子を見てい
ると、何とか終わってくれないかという一心でした
しかし、やはり夫は家族で時間を過ごしてもいつも仕
事と偽って、スマホで馬鹿な女と連絡を取っています
それを子供たちも感づいていますが、夫だけが
‘仕事と言い張るだけで大丈夫‘
と思っていたのです
その中で、夫が出張先で女と会っている事を押さえた
Uさんは、すぐに私に連絡をしてきました
Uさんは、まさかと思っていた事が現実となって私に
連絡をしてきました
‘この前女がこちらに来てあっている事が
わかりました先生の言っていた通りでした‘
‘そうですか、でも全然驚く事ではないで
すよ、どの女もこれくらいの事をするので
すから‘
‘私はどうすればいいのかと思いまして‘
‘このまま放っておいてもいいはずがあり
ませんよ、自分で戦うか、ご家族に協力
をもらうかです‘
‘それはそうですが、うちの父親が夫と話
してみようかと言っていますが、どう思
われますか‘
‘もちろんそれは構いませんが、お父様が
夫と話をしてどうなるかという読みを入れ
るべきです‘
‘そうですね、私もどうかと思いましたが
父親が私たちを心配しているので、自分が
話すと言うもので‘
‘お父様のお気持ちはよくわかります、もし
よければ私がまずお父様とお話ししましょ
うか‘
‘わかりました、父親にきいてみますので‘
と言って、一旦切って、数日後にUさんから父親と話
しをして欲しいと、再度連絡をいただきました
電話をいただく事になっている当日の時間にコールが
鳴り、取ると
‘もしもし、Uの父親の〇〇です‘
とUさんのお父様です
Uさんのお話の続きですUさんは、なかなか自分では
動けない状況でそれを見かねたUさんのお父様が夫と
話をする案を出して来た旨の連絡をいただきました
そういう話には、いろいろなシミレーションをしてか
ら臨む事が大事ですので、お父様に良ければお話させ
ていただく事をUさんに伝えます
そして、お父様とお話しする事となりました
その当日、約束の時間に電話がありお話をします
‘娘からは聞いてもらっていると思いますが、
私が彼と話しをしようと思いますがどうで
すか‘
‘もちろん、それはお父様のご判断ですから
私がどうこうは言えません、ただもし話を
するとしたら考えておくべき事があります‘
‘どういう事ですか‘
‘仮に夫と話をしたとすると、お父様の前で
は多分申し訳ございません、迷惑をおかけ
しています、すぐに別れますのでと、殊勝
な態度で謝ってもおかしくありません‘
‘確かにそうでしょうね‘
‘しかし、仮にそう謝られたらお父様もその
まま様子を見ようとUさんに伝える事にな
って、相手の女と夫は水面下で、お父様に
話が行った事を知って、さらに水面下に潜
る可能性があります‘
‘なるほど‘
‘つまり夫に謝られると、それ以上はこちら
が動きが取れなくなって、現実にはどんどん
結託するというケースをたくさん見てきて
いますので、そこを十分考えていただいた
上でお話詩をされる方がいいです‘
‘言われてみると十分に想像できますね‘
という会話をして、その中で再度Uさんと親子でお話
する事で一旦切ります
後編に続く
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相談実例
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日月火水木金土10時~18時
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申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください
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