旦那の浮気にサレ辛いと泣く人生にするか強く笑い飛ばすか自分次第

浮気夫に泣く妻から笑い飛ばす妻に

公開日 2014年5月10日 最終更新日 2022年6月13日


夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

浮気した夫にサレ妻にされて悩む相談者にとって、笑い飛ばすなんてとんでもない
わけで、今の状況は自分の人生で一番辛いと思っても言い過ぎではありません

 


なぜなら、何十年も生きてきた方が、見ず知らずの私に連絡をするくらい悩んで

いるのです

 

そんな事をするのに、そんじょそこらの悩みで他人に聞くはずがないのですから

 

もちろん、今までの人生でも辛い事があったはずです

 

夫の不倫は今までの悩みとは衝撃が番う

 

 

しかし、この問題は今までの事とは随分と衝撃が違うのです

 

その違いとは


‘全然予期していなかった辛さ’


に加えて


‘一番守ってくれるべき人に裏切られた’

 

という組み合わせだからです


予期せぬ事とは、身内の不幸もあります


しかし、それに加えて、辛さを与えた人物が、夫だという事です

 

しかも、問題になる事は十分わかって起こしている不幸や、他の問題ならある意味
避けられない事ですから、どこかで踏ん切りがつきます

 


しかし、夫でかつ確信犯の出来事ですから辛さが違うのです

 

その夫は妻を裏切っているという事を、わからないわけがないのです

 

夫の不倫は珍しくないという現実

 

そういう、夫の本当にアホな事をしている実態に妻としてやるせない気持ちが強く
出るわけです


しかし、よく考えてみるとこの問題は世の中珍しくはない事もわかっています

 

年がら年中、テレビでも不倫だ離婚だと、夫婦の事をネタにやっています

 

それこそが、特別な事ではない証拠です


そういう意味ではかなり辛い事ではありますが、ドン底で死んでしまうという事で

はないのも事実です


という事は、経験した後には必ず強くなれる自分もいるのです

 


体のケガでも、治療すると前より強くなるのと同じです

 

心のケガも、しっかりと治療すると強くなるのです

 

問題はその治療法で、漢方薬や塗り薬などで治すイメージではないのです

 

夫の不倫を笑い飛ばす強さを持つ

 


もっと体を動かして、弱っている心の筋肉や凝り固まっている気持ちの関節を様々な
トレーニングで柔軟で強くしかなやかにするのです

 

そこには心の筋肉痛や関節痛を伴い、いやという程努力が要ります

 

しかし、それをしなければいつまでたっても辛さには負けてしまうのです

 


長い人生、辛さに泣きしのんで生きるのか、自分で克服して笑い飛ばすのか

 

それは、自分でしか決められない選択なのです

 

それを選択するというのは、まさに本能が決めるのです

 

  • 『私はこんな理不尽な事を受け入れるつもりはない』
  • 『こんなバカな事を私は絶対に許さない』
  • 『人生をもっと納得させなければ、私は何のために生きているのかわからない』

 


という信念が出てくるのです

 

そこから自分が笑い飛ばしていやるという気概が、心の奥底から沸々と湧き出てくる

 

生んでもらった親や背中を見ている子供に申し訳ない

 

 

それを、今の自分に絶対に実現させなければいけない

 

バカな夫とブス女に負けては、生んでもらった親や背中を見ている子供に申し訳ない
という思いが出てくるのです

 

私の数多くの相談者も

 

  • 『反対されて結婚したのに、こんな事になって本当に申し訳ない思いです』
  • 『親に相談したら、一緒に怒ってやると言ってくれています』
  • 『こんな事をされている私を、親が泣いている姿を見て苦しいです』

 

という気持ちが出る方は少なくありません

 

また、

 

  • 『私と夫の様子がおかしいのを見ている子供に、いやな思いをさせています』
  • 『こんな事を子供が知ったら、繊細なのでどうなってしまうのか』
  • 『子供も気が付いてからおかしくなって、学校に行かなくなってしまいました』

 

というような状況の相談者もいます

 

それこもれも、

 

‘夫婦の問題‘

 

でも何でもないという、一番明確な現実です

 

自分と夫の事しか頭になかった自分をやめる

 

 

そういう、夫だけを見ていた相談者に

 

  • 『ここから、あなたが強くなれと言われていると思って頑張りましょう』
  • 『ピンチではなくチャンス、あなたが強くなるチャンスです』
  • 『今までの夫婦ではダメ、マイナーチェンジではなくフルモデルチェンジです』

 

というように、人生の転機を迎えている事をお話しします

 

そこからカウンセリングを重ねていきますと

 

  • 『そうですよね、私が悪いわけでも何でもないですよね』
  • 『親や子供に申し訳ない、夫やブスのせいでこんな事になっているのですよね』
  • 『私はこんなバカ二人を笑ってやる』

 

という決意が生まれてきます

 

それは、自分と夫の事しか頭になかった自分では

 

  • 『夫に振り向いてほしい』
  • 『夫が気が付いてほしい』
  • 『夫を取り戻したい』

 

という思考しかなかったのです

 

そこから

 

  • 『自分が変わらなければいけない、夫を待っている自分ではダメ』
  • 『多くの人のために、私が強くならなければいけない』
  • 『私一人の問題でも何でもない、自分が一番弱いのではない』

 

 

という、気付きが数多くでてくるのです

 

不倫にメスを入れていくアクションを起こす

 

 

そこから、真剣に自分を変えるのです

 

それまでの、

 

  • 『最後には夫がわかってくれるはず』
  • 『何だかんだ言って、夫は戻ってきてくれるはず』
  • 『私の事を見捨てないはず』

 

 

という、根拠のない期待や妄想で夫の変化を待っていた自分をやめるのです

 

それまでやっていない、不倫にメスを入れていくアクションを起こしていくのです

 

  • ‘夫の持ち物を探る‘
  • ‘ブス女の実態を調べる‘
  • ‘不倫証拠を掴む‘

 

というような、具体的行動を起こしていきます

 

もちろん、そこには私のアドバイスが入るわけです

 

様々な状況を踏まえて、タイミングや条件や準備するもの等をお話ししていくのです

 

このバカ二人に、しっかりと落とし前付けさせる

 

 

そこから、

 

  • 『言われた通りやってみたら、夫がどこに行っているのかわかりました』
  • 『アホな夫とブス女のラインのやり取りがわかりました』
  • 『ブス女は多分親と暮らしている事がわかりました』

 

というような、それまでブラックボックスだった真実がわかってきます

 

そこからさらに、夫やブス女に対して償いをさせる行動に移していくのです

 

そこまで来ると、アホな夫への迷いとか悩みの時間を使っている場合ではない

 

とにかく、

 

  • 『こんな事を今まで放置してきた自分に、一番腹が立つ』
  • 『このバカ二人に、しっかりと落とし前付けさせる』
  • 『私のプライドを絶対に取り戻す』

 

と、怖いとかどうしようなんて言う思いは一つもないのです

 

私でもこんなに変われるんですね、という笑顔が出る

 

 

それよりも、このバカ二人に対して自分ができる事をすべてやるという思いです

 

そういう相談者とのカウンセリングを重ねていくと、

 

  • 『私でもこんなに変われるんですね』
  • 『私がこんな事できるなんて思ってもいませんでした』
  • 『今の私は好きです、納得できています』

 

というように、笑顔が出てくるのです

 

それを、私の数多くの相談者が実現させているのです

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。