公開日 2018年3月2日 最終更新日 2021年2月10日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私がカウンセリングをする
意味がどこにあるのかという事を常に考えて相談者に接しています
その意味というのは、必ずしも相談者が求めている事にこたえるという事とは限りません
相談者が求めている事は往々にして表面的な状況の改善です
『夫の不倫をやめて欲しい、それにはどうすればいいのか』
『二人には別れてもらいたい』
『夫婦がまた元のように仲良くなりたい』
というようなイメージです
その心境はよくわかります
しかし、それを求めているうちには相談者はちっとも楽にはなりません
なぜなら、それらの望みは自分ではどうしようもない事ばかりだからです
‘できる事を実現させる‘
という事をしっかりと頭にセットするのです
それをカウンセリングで常々お話しします
カウンセリングを受けてもらう意味は、できない事を夢物語で追いかけている相談者から
現実を見据え、やらなければいけない事、やるべき事をやり尽くす相談者になってもらう
事です
相談者が夫やブス女に翻弄されている相談者が、表面上の平穏や安心を追いかけている
状態から、これからの人生に自信や強さ丈夫さを身に付けてもらうのです
そのためには、自分ができる事を見直すところからです
下手すると神頼みのような状態になっている相談者には、
『私は弱者、夫の言う事を聞くしかない』
『とにかく私は嫌われる事だけは避けたい』
『私一人では生きていけない、夫が必要』
と思い続けている相談者の意識を変えてもらうのです
そのためにも、勝手にできないと思っている事をアドバイスをして行動にしてもらうの
です
『チキンには今日しっかりと言い返すのですよ』
『ブス女には対決する必要があります』
『離婚をすると言っている自分をやめるのですよ』
と、それまで相談者ができないと思っていた事や無理と思い込んでいた事を行動にする
のです
一つ一つやっていくと、
『頑張って夫に言いました』
『ブス女には絶対負けません』
『離婚はしたい時にすればいい、それまでは口にしません』
と、自分に自信が出てくるのです
その自信の回復こそが自分がやらなけれない事、やるべき事なのです
自分の力を大きくする喜びを知ればかつての表面的な希望はもう口にする事はないのです
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