不倫しているアホな男を〔夫とだけ見ている自分〕の大きな過ちに気付く

不倫夫を夫とだけ見ない

公開日 2019年2月7日 最終更新日 2021年10月17日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、そもそも夫婦という関係は
他人の男女で構成されているわけです

 

他人ですから生まれ育ちや生き方も、性格や価値観も物事の優先順位等もまるで違うわけ
ですが、それらをどこか受け入れたり親密性を思い込んで結婚しているのが夫婦です

 

夫婦は長い間一緒に暮らしていればいざこざが起こらない方がおかしい

 

 

その関係が死ぬまで何十年もつつがなく穏やかに続けば、それに越した事はありません

 

しかし、長い間一緒に暮らしていればいざこざが起こらない方がおかしい

 

もちろんその一つに夫の不倫も含まれるわけです

 

不倫もいざこざの一つだからと言って、おとがめなしにすべき事と言っているわけでは
なく他人である夫がアホな事を起こしている状況に滅入っていてはいけないのです

 

そもそも自分が不倫をしているワケではない

 

ふざけるな人に迷惑をかけてが普通の感覚

 

 

そもそもアカの他人である夫が起こしているのです

 

血がつながっている親子であれば寝食忘れて悩みますが、たまたま夫婦になっている
夫の悪事ですから、

 

『ふざけるな、何してるの人に迷惑をかけて』

 

という感覚を持つのが普通です

 

それは夫婦とは言え他人である妻の持つべき感覚なのです

 

夫婦関係を優先させて見過ごしたり甘く見てはいけない

 

 

それを自分も勘違いして、夫を

 

『あなたはそんな事をする人ではない』

 

と、まるで生まれた時からよく知っている血族のような感覚があるのです

 

そこに大きな過ちがあるわけで、夫というそもそも他人の悪事をたまたま夫婦になって
いるという関係を優先させて見過ごしたり甘く見てはいけない

 

人間関係の見方を作り直す作業が必須

 

 

そこには、

 

‘人間関係の見方‘

 

を作り直す作業が必須なのです

 

家族とか夫婦とか友人とか、いろいろな関係に対して自分の責任や立場を考えるのです

 

夫という人間には妻であると同時に、

 

‘一番近くで見ている大人‘

 

として見る自分がいるのです

 

今まで夫を夫としか見ていませんでした

 

 

それをカウンセリングでお話しすると

 

『今まで夫を夫としか見ていませんでした、それではいけないですよね』
『夫とばかり見ていると、こういう時に本当に何もできない事を痛感しています』

 

と、ここで学習しなければこれからの人生がやばいという感覚になるのです

 

その辛い目に遭っているからこそ、人間関係の見直しを真剣に取り組むのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。