思い切り夫婦を【壊して作り直す】条件が整っているのが不倫という発想

不倫は夫婦を見直すチャンス

公開日 2019年8月15日 最終更新日 2021年8月1日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の中では相談者の
人生がお先真っ暗なんて思えないわけです

 

夫の不倫はピンチではなく緩んだ夫婦からの脱却のチャンス

 

 

なぜなら、夫の不倫は

 

‘ピンチではなくチャンス‘

 

だからです

 

しかもそのチャンスは大チャンス!なのです

 

なぜ大チャンスなのか

 

それは

 

‘緩んだ夫婦からの脱却‘

 

のまたとない機会だからです

 


そもそも夫の不倫そのものが、何もなく怒っているわけではありません

 

ここ数年夫婦がおかしいなと思っていました

 

 

多くの相談者に

 

  • 『夫婦が緩んでいませんでしたか』
  • 『夫婦に平和ボケはありませんか』
  • 『夫婦に油断はありませんでしたか』

 

という問いかけに、

 

  • 『正直ここ数年、夫婦がおかしいなと思っていました』
  • 『夫婦の会話も減って、いわゆる家庭内別居のような状態でした』
  • 『子供に手がかかるようになって、夫には最近関心が薄れていました』

 

というような言葉が出てきます

 

その言葉が表すように、起こるべくして起こった不倫を実感します

 

夫婦をスクラップ&ビルドする発想

 

 

その中で、不倫をどうこうする思考では正直意味がないのです

 

‘緩んだ夫婦を壊してもう一度作り直す‘

 

という、

 

‘スクラップ&ビルド‘

 

の発想です

 

建物で言えば耐震基準や耐火基準に満たないものを、壊して基礎から立て直すような
ものです

 

それをしっかりと自分の中で理解できるかどうかです

 

フルモデルチェンジをするまたとない機会

 

 

中途半端なマイナーチェンジでは意味がない

 

フルモデルチェンジをするまたとない機会なのです

 

そこに

 

  • 『夫婦がおかしくなったらどうしよう』
  • 『これ以上動いて夫が逆ギレしたら困る』

 

と言っているうちは、大きな地震が来たら倒壊する建物にびくびくしながら住んで
いるようなものです

 

この建物ではこの先持ってせいぜい数か月という認識

 

 

『この建物ではこの先持ってせいぜい数か月』

 

という認識がいるのです

 

そう思えば、いち早く壊して作り直さなければいけないのです

 

思いっ切りできる条件が整っているのが不倫

 

 

それには、夫婦を下手に現状維持をする意識をなくさなければいけないのです

 

それを思いっ切りできる条件が整っているのが不倫です

 

不倫をする位、夫は舐めているし油断しているのです

 

そこに被害者である妻がおっかなびっくり対応していては、夫婦もへったくれも
ないのです

 

一生夫婦を続けるのであればここで壊す事が絶対に必要

 

 

『一生夫婦を続けるのであれば、ここで壊す事が絶対に必要なんだ』

 

という気概を持って臨んだ相談者には、

 

『これが私の人生の大きな大きなチャンスだったんだ』

 

と分るのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。