夫の不倫は自分の緩みや弱さを払拭する人生で絶好のチャンス

自分のチャンスを広げる

公開日 2019年8月29日 最終更新日 2021年1月31日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の相談者が悩む中で
何を悩んでいるのかよくわからなくなってしまっています
夫の事なのか自分の事なのか、それさえもよくわからないのです

しかし、それは私からすると当然の状況です
なぜなら、夫の不倫という

‘青天の霹靂‘
‘寝耳に水‘

のような状況には、何も予備知識なんてあるはずがないのです
そこからできる事は何か
ネットサーフィンでいろいろな情報を探る事が、どの相談者も第一の初動です

そのネットサーフィンする中で、山ほどある情報を目にするわけです
そこから自分がどうすればいいのかという思考で探すわけです
そこで大事な事は

‘算数や化学の方程式や法則を探さない‘

という事です
そもそも不倫に算数のような数字とか、理科のような法則があるわけでないの
です
しかし、その悩んでいる頭の中ではとにかく

‘早く簡単に効果的‘

な事を求めてしまうわけです
それはそれで仕方がない事ですが、それが世の中に存在しないのに必死に探して
いる自分がいるのです
しかし、その方程式とか法則を謳っているカウンセラーのアドバイスを実行して
いるとどうなるか

『夫は妻の愛情を与えれば必ず戻ってくる』
『夫の気持ちは妻の広く受け止める気持ちが大事』
『夫は家で待っていれば妻の元に帰ってくる』

というような、アドバイスというかアホな言葉に半信半疑でやってみても

『こんな事で不倫をやめるなら私は悩んでいない』

という自分に気付くのです
そこから

‘答えは世の中には存在しない‘

という事を薄々わかってくるのです
そして、最後には

『私がどうするべきかを考えなければいけなんんだ』

という自分に辿り着くのです

そして自分の中にある、悩みの正体は突然起こった夫の不倫に正常心を乱された
自分にあるとわかってきます
逆に言えばこういう状況でも

『私が信念をもって臨めば、必ず状況は変わってくる』
『背中を押してくれる人がいれば、私は強くなれるはず』
『こんな事で弱っていてはいけない、それを応援してくれる人がいれば変わる』

という自分に変わっていくのです

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。