汎用的な処方箋のない不倫に一人一人処方箋 を作るのがカウンセリング

木村泰之のカウンセリング

公開日 2021年3月13日 最終更新日 2023年9月13日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者にとって、何が希望になるのかという事をカウンセラーは
考えなければいけないわけです

 

と言うのは、相談者が見舞われている状況は

 

‘行く先の見えない不安‘

 

です

 

夫の不倫は風邪や花粉症やコロナとはわけが違う

 

 

それは風邪や花粉症とはわけが違います

 

それらは病院に行けば処方箋をくれるわけです

 

よくわからなかったコロナウイルスでさえも、ワクチンが開発されています

 

つまり、それらの菌や花粉やウイルス等とは違うのです

 

何が違うのかと言えば、それらはかかった人間の体に反応する病気です

 

不倫は夫とブス女の頭がおかしくなっている現象

 

 

不倫は夫とブス女の頭がおかしくなっている現象です

 

風邪や花粉症では、頭の中の判断ははっきりしているわけです

 

しかし、不倫は体は普通ですけど頭がパッパラパーになっているのです

 

そのアホになっている夫を間近で見ている妻は

 

『夫がおかしくなっている、どうすればいいの』

 

と、その姿を見てアタフタするのは当然です

 

風邪であれば誰もが

 

『早く病院に行ってクスリもらえば』

 

と、治し方をわかっている事です

 

不倫に汎用の処方箋は存在しない

 

 

しかし、この不倫への対処は世の中に確立されていないのです


なぜなら、夫や妻の症状が一人一人違うからです

 

だからこそ、そういう状況の相談者にとって希望が見えるようにするためには
カウンセリングで丁寧に、個々の実態に沿ってアドバイスを送る事しかない

 

  • 『あなたの場合は、結婚してまだ間もないので今こそ夫に強く毅然としなければ
    いけません』
  • 『ご両親も遠く離れているので、自分は大丈夫だから心配しないでと伝えて頑張り
    ましょう』
  • 『子供さんはもう大きいから、この実態をちゃんと話して味方になってもらう事が
    大事ですよ』
  • 『夫とブス女は不倫ですから、ブス女の夫にこの実態を伝える事も必要です』

 

と、それぞれの状況を考えてアドバイスを送るのです

 

そうでなければ、ある人にはOKのアドバイスがある人にはNGになってしまうのです

 

カウンセリングで個々の処方箋を作る

 

 

逆に言えば相談者一人一人の状況を掴んで、しっかりとアドバイスを送る事でかなり
相談者の精神衛生は変わってきます

 

 

病気と違い汎用的な処方箋のない不倫だからこそ、カウンセリングで一人一人処方箋
を作るのです

 

相談者も自分用の取り組み方をやっていく事で、

 

  • 『これをやれば私も弱かった自分が変わるはず』
  • 『夫にアホな事されている自分から、強い自分に変わる』

 

という信念を持つのです

 

そこに自分の希望が見いだせるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。