公開日 2012年5月29日 最終更新日 2021年1月14日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
浮気し夫との修復には、うなずける人の話をどんどん聞くことが大事と書きました
相談者は浮気した夫は、浮気する前と全然違うと言います
かたや、浮気した夫がよく言うのは
「俺の事を分かってくれなかった」
と、前の妻と全然違うと双方が同じことを言います
浮気した夫とされた妻は本当に前と全然違うのか
実は本人たちは大きくは変わらないのですが、関係が良かった時と、距離が
違うのです
関係のいい時は一定の距離を保っていたのが、近くなり過ぎたり遠すぎたりする
のです
近いというのは、馴れ合いで新鮮さがなくなる関係で、遠いというのは子育て等
で関心が薄れている事が一番よくあるケースです
近くても遠くても見える相手がぼんやりしています
本来はその距離を日々修正するべきですが、いつのまにかある距離で固定化
してしまうのです
物理的に存在しているだけで安心してしまい、本当にどう思っているのかは考え
なくなる
夫婦は鏡と言いますが、近づきすぎると、夫も近過ぎて
「近いよ、もっと離れろよ」
と心の中で話しています
遠いと
「なんか冷たいよな」
と思っています
押したりひいたりしていれば、近くても遠くても自動的に
‘夫婦のコミュニケーション‘
を取るのです
浮気が見つかると、妻は突然の引き離しに置き去りにされるのです
しかし、ここで焦ってはいけません
今まで押し引きして恋人から結婚まで来たのです
しばらく動かしていなかった、揺り動かしをするのです
慣れてもいない下手に出るだけの対応では押し引きにはならないのです
浮気するという事は夫は妻をなめていたわけですから、なめられていたという
感情が必要なのです
「浮気されて、下手に出て、何だか私バカみたい」
と思う気持ちが自然というか当たり前なのです
自分を大事して
「妻をなめるとどうなるかわからせてやる」
という気持ちが押し引きをする一番のエネルギー源なのですから
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今朝、夫の出掛け際に、
ついに感情をぶつけてしまいました。
「私のことを、ないがしろにするはいい加減にして。二人でバカにして、笑っているの?」
認めて黙っていると、二人はどんどんエスカレートしていくので…、
「あんまりひどい扱いされると、私だって怒る。
相手の人が理解できない。」
夫は、目をパチパチしながら、
そんなことはない。
バカにはしていない。
と言っていました。
時間がないので、そこまで。
夫が出掛けた後に、今日の先生のブログを読んで、驚きました。
でも、今朝の私の対応は、ストレートすぎたような気がします。