夫の不倫に〔受け身〕と【勇気を持って動く】自分では人生の希望に大きな差が出る

勇気を持って動く自分

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者とのカウンセリングの中では、ある時大きな転機が訪れる時
が来ます

 

その転機というのは大きく分けて2種類あります

 

不倫は夫の行動と妻の行動で状況が大きく変わる

 

 

 

その2種類とは

 

`夫の行動`

 

 

`妻の行動`

 

です

 

夫の行動というのは、

 

  • 『もう俺は出ていくから、お前たちは自分たちで暮らせ』
  • 『離婚届置いておく、ちゃんと書けよ』
  • 『もう金は自分たちで何とかしてくれ、家のローンだけは払う』

 

というように、それまでの状況から夫が動き始めるケースです

 

そうなると、それまで

 

  • 『夫に家を出られたらどうしよう』
  • 『離婚を言われたら怖い』
  • 『お金を入れなくなったら困る』

 

と思っていた不安が現実になっているわけですから、ただじっとしている場合では
なくなるのです

 

要は受け身でいる中で、強制的に動かされてしまうパターンです

 

夫の動きに受け身でいるとどんどん状況が悪くなる

 

 

このケースでは

 

『恐れていた事が本当に起こった、どうしよう』

 

という思いですから、正直心の準備も何もないわけです

 

そこからできる事は、夫への懇願のような自分です

 

そして、その後は探偵や弁護士に相談して時間もお金もバカみたいにかけて調べたり
調停や慰謝料請求をして、最終的には

 

『離婚されたらどうですか』

 

と、弁護士の報酬が多くなる方向に仕向けられるオチが待っています

 

その中で相談者のその後の人生が希望が湧くかどうかは、明らかです

 

夫の不倫に自分で動く決意をするとどんどん勇気が湧いている

 

 

そしてもう一つの妻の行動というのは、夫の不倫に

 

『こんなバカな事は私の人生の中では、絶対に許されない』

 

という決意で動き始めるパターンです

 

そこには、おっかなびっくりの自分を封印して、

 

『私は自分が納得するまで、とことん動く』

 

という信念ですから、少々の事があってもその動きを止める事はありません

 

もちろん、一人では難しいとなればカウンセリングフォローするのです

 

その中では、夫とブス女には想像つかない行動も起こす事になりますから

 

`状況をコントロール`

 

する感覚が出てきます

 

自分がバカ二人の包囲網を敷いている感覚

 

 

  • 『夫は動きを探っている事はわかっていない』
  • 『私がブス女に対決するなんて思っていない』
  • 『子供に不倫を伝えた事は想像していない』

 

というように、このバカ二人の包囲網を敷いていると実感するのです

 

その主体的な行動を起こすパターンでは、どんどん希望が出てきます

 

その二つの転機が、

 

‘受け身か自発的か‘

 

で、全く変わってきます

 

その二つの違いは、自分に希望が出るかどうかにつながってきます

 

おっかなびっくりで動けないのはわかりますが、その後にどんどん窮地に立たされて
しまう
自分を想像しなければいけない

 

私にはこんな力があるんだを知ってもらうのがカウンセリング

 

逆に、勇気を持って動けば

 

『私にはこんな力があるんだ』

 

という、自分への期待が出てくるのです

 

それをカウンセリングでしっかりとお話しすると、

 

‘じっとしている自分‘

 

をやめるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。