〔甘く考えては原因に辿り着かない対処できない〕事をカウンセリングで知る

甘く考えない

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、夫の言葉や態度に大きく気持ちを揺さぶられて
しまい、頭の中がぐちゃぐちゃになっているわけです

 

そのような状態の相談者が、私の所に来るわけです

 

そこから、どういうアドバイスをするのか

 

今日の夫にどうすればいいのか

 

 

相談者が聞きたい事は、簡単に言えば

 

‘今日の夫にどうすればいいのか‘

 

という事です

 

昨日でも明日でもなく、今日の夫に何をすればいいのかを知りたいのです

 

要は

 

  • 『お腹が痛いんです、すぐに効く薬を出してください』
  • 『足にけがをしてしまいました、この傷を治してください』
  • 『頭が痛い、とにかくこの痛みを取って欲しい』

 

 

と、応急処置的というか対処療法を求めている心境です

 

違う場所に違う痛みが出てきたどうしよう

 

 

しかし、仮にその治療を施しても翌日は違う症状が出て

 

  • 『また痛くなった、どうすればいいのか』
  • 『違う場所に違う痛みが出てきた、どうしよう』
  • 『せっかく治ったと思ったけど、さらにひどくなってきた』

 

 

と、毎日その繰り返しになるようなものです

 

そこからどうすれば、この苦しみから逃れられるのか

 

原因の特定をする事が一番大事

 

 

それには、原因の特定をする事が一番大事です

 

例えば、風邪のような症状であれば慣れているのです

 

『風邪薬を飲んで、しばらく休めば大丈夫』

 

と、それまでの経験で対処も難しいわけでありません

 

しかし、不倫という初めての経験の苦しみにはその原因がわからないわけです

 

そこに、行き当たりばったりの治療をしても治るわけがない

 

とにかく、その原因を追究する事をカウンセリングで一緒に分析するのです

 

一人で考えてもとにかく都合よく考えてしまう

 

 

やはり、一人で考えてもとにかく都合よく考えてしまうのです

 

  • 『これをやれば、きっと不倫をやめてくれるのでは』
  • 『私の事を見捨てない、夫を信じている』
  • 『時間が経てば収まるのでは』

 

と、傷つきたくない分甘く考えてしまいます

 

しかし、現実はそうそう思い通りにはいきません

 

相談者が痛いと思っている箇所と、その痛みを引き起こす原因は違う場所にある
わけです

 

妻に責任を押しつけるシラ切る逆ギレするのも不倫当事者だからこそ

 

 

その状況を生み出すのも、巧妙な

 

`バカ二人の演技`

 

なのです

 

妻に責任を押しつける言動をしたり、シラを切ったり逆ギレをするのも不倫の当事者
だからこそ、考えつく事です

 

自分たちの悪事に辿り着かせないように、いろいろと困惑させている

 

妻には痛み止めを打つ程度の、対処療法しかさせないわけです

 

ブス女に原因があるあなたではありませんよ

 

 

そういう不倫という未体験の病魔に、

 

  • 『ブス女に原因がある、あなたではありませんよ』
  • 『夫の暴言にエネルギーを取られる必要はありません』
  • 『夫婦は戸籍が担保している、離婚は自分がしたい時にすればいいのです』

 

 

と、的確に治療法する箇所を特定したり治療後のリハビリ等を説明するのです

 

見当違いな事をバカ二人にさせられていたんだ許せない

 

 

そういう具体的な説明を聞いて

 

『自分が見当違いな事をバカ二人にさせられていたんだ、許せない』

 

という決意が出てくるのです

 

何か起こった時は、原因を特定する事が全てに優先する処世術を身に付けるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。