公開日 2014年12月11日 最終更新日 2021年1月3日
夫婦カウンセラー木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、自分の夫婦の事
について悩んでいるはずですが、現実は自分の弱さに悩んでいる事が多いのです
夫婦を悩む事と、自分の弱さに悩む事では大分違います
何が大きく違うのかといえば、夫婦を悩むというのは
‘夫と自分の人間関係に悩む‘
事で登場人物が二人ですが、自分の弱さに悩むというのは
‘自分に対して悩む‘
事で登場人物は自分一人です
多くの相談者がそこを勘違いして、夫婦で悩んでいると思っているのです
自分の弱さゆえ、夫に言えない、怒られたら怖いわけです
それを、夫への言い方、接し方ばかり探しているのです
自分が弱ければ、いくら方法を変えても結局は同じです
その理屈というか現実を理解しなければ、何も進まないわけです
逆に言えば、自分の弱さを知ったいい機会なのです
‘ひょっとするとずっと知らないままで過ごしていて、もっと年を取ってから夫の
浮気がわかったら大変な事になっていたかも‘
という相談者も少なくありません
弱い自分に出会うのは、一番努力をする発奮材料です
私とお会いした時が弱い時のピークであり、そこが自分と向き合う転機なのです
相談者の多くが
‘夫と向き合いたいのですが、向いてくれません‘
と言います
しかし、それは自分と向き合う事を避けている証拠で、決して夫と向き合う事が
大事ではないのです
自分が思っている事、考えている事を行動にできる事が先なのです
それもできないうちに、夫に向き合うというのは言葉はもっともらしいのですが、実
際は夫に
‘私の事をわかって、捨てないで‘
と言っているのです
そうではなく、夫の悪い事、許せない事に対して、
‘私の人生ではありえないという気持ちを行動にする‘
をやらなければ妻の意味がないのです
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