父親の不倫相手に土下座させた子供を見て弱い自分を拭い去った母親

子供と一緒に不倫に戦う

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、中には妻が夫を過保護にして

しまって、水面下で不倫が起こっているケースもあります

それを知った時に、それこそショックで立ち直れない状況になります

そこからカウンセリングを受けて、いろいろと考えてブス女と親子で対決する

決意をして子供さんが土下座させました

それを見て、

「私が弱くてはダメだ」

と人生を変える決意をしたのです

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

先日、相談者のUさんからご連絡をいただきました

Uさんは、今年の春に夫の浮気で悩んでご相談をいた

だいたのが最初です

夫とは学生時代からの付き合いで、その後社会人にな

ってからお互いに自然の流れで結婚をしたのです

そして、お子さんにも恵まれて幸せな生活を送ってい

ました

しかし、夫が会社に勤めてしばらくしてからうつ病を

患うよう

になって、最初は休職していましたが、やはり仕事の

復帰は難しいという事になり、しばらく主夫を続けて

いました

それを、Uさんは夫の分も自分が頑張ろうと持ち前の

明るさとパワーで頑張っていました

お子さんもそんなUさんを尊敬しています

しかし、夫はその後病気が治らずに、人間関係にスト

レスが溜まりにくい、アルバイトをするようになりま

した

そして、一方では夫は親の援助をもらいながらでした

ので、Uさんも義理両親には気を配る生活です

その中で、夫に異変が起ってきたのです

いつもはそれほど服にも気を遣わない夫ですが、やけ

に若作りをしだします

また、家でもすぐに部屋にこもってしまいますし、ア

ルバイトの帰宅も無駄に遅かったり、休みの日もどこ

かに一人で出かけます

やはり、おかしいと思ってUさんは夫に

‘女でもできたの?‘

と聞きますが逆ギレをして口を閉じるだけです

そういう夫の態度に苦しむ中で、Uさんが悶々として

いたある日の事でした

Eさんは、夫の様子がおかしい事に気付いていましたが

なかなか、決定的な証拠や状況を掴むには至りません

でした

しかし、ある日Eさんがたまたま家に帰る途中にバスに

乗ると、なんと夫と見知らぬ女が通路を挟んだ席に

二人並んで座っていたのです

もちろん、狭いバスの中の出来事ですから、夫もすぐに

気付き、慌てた表情を浮かべます

Eさんはすぐにピンときて

‘そちらの方のご住所は?‘

と夫に聞きます

しかし、夫は慌てて

‘降りたら説明する‘

とだけ言って、黙り込みます

そして、隣に座る女にEさんには聞こえないように

耳打ちすると、何個か先のバス停で女は降りました

そして、Eさんと夫は自宅最寄のバス停に下りて

`さっきの方、どこに住んでいるの、教えなさいよ‘

と詰め寄るも、

‘教えるわけないだろう‘

と夫は逆ギレします

Eさんも腹を立ちますが、それ以上いくら言っても

夫は口を開こうとしません

‘最近夫の様子がおかしかったのは、この女のせいだ‘

と確信したEさんは、ネットでいろいろと探して私の

ところに相談に来られました

それまでの状況を聞いても、夫は自分が楽になって

Eさんや親におんぶに抱っこのようなぬるま湯の生活

で、子供さんにも見透かされているダメダメな父親

である事は容易に想像つきました

そして、やはりしっかり証拠を掴んで女には慰謝料

請求をすべきですと方針を伝えます

Eさんは、自分の中では夫を信じて結婚生活も送り

夫が病気を患っても、自分が頑張ろうと家族を

支えてきた今までがあります

しかし、それに夫は甘んじて自分の欲望を満たす

ために家族を裏切っていたのです

その事が、バスでの偶然の遭遇につながったわけで

天はEさんに

‘しっかりと夫と女にけじめをつける時‘

と言われているという感覚です

そして、カウンセリングでもEさんのお子さんも

一緒に話しをしたいと、親子で来られました

Eさんへのアドバイスもさる事ながら、そのお子さん

の気持ちも大事です

‘今の状況をどう思う?‘

と聞きますと

‘あの人(父親)が浮気しても全然驚かないです

もうあまり関係ないかなと思っています、ただ母親

を一人にすると何を言うか心配なんで一緒に来ました‘

とお子さんが答えます

本当にしっかりとしたお子さんで、Eさんも

‘子供たちに助けてもらっています、だからこそ夫の

事はキッチリとけじめをつけなければと思います‘

と決意を強くします

私の大事な人を傷つける人間は〔夫だとしても許さない〕という信念

 

 

 

そして、調査会社を紹介して、焦らないで夫が女と

また接触しそうな日を読むようにしました

バスでバッタリ遭遇したわけですから、夫も女も非常に

警戒が強いのですが、Eさんはお子さんとも協力して

焦りを感じさせないように家では接するようにして

その時を待ちます

そして、しばらくしてから夫が休日で朝から出かける

という日がわかりました

そこに照準を合わせて、夫の尾行をする事にしました

Eさんは自分の中では、とにかく夫と女の不貞の

証拠を掴む事が絶対必要な事です

家ではシレっとしている夫に、子供さんたちも情けない

父親としか映っていません

そして、調査を行う事にしましたが、ある日家族

でひょんな事から、夫を責める状況になりました

お子さんも、容赦なく夫に浮気について詰めます

が、夫は知らぬ存ぜぬの一点張りです

そして、そこからまた警戒心が強くなりましたが

ある意味、お子さんも言いたい事を伝えてくれて

Eさんとしては、心強い味方がいる事を改めて実感

出来たわけです

そして、親子で夫の事を観察しながら、女と会う

確率が高い日を読んで調査しました

すると、案の定夫は女と会って、日中から堂々と

酒を飲んでその後ホテルに入りました

そして、夫はシレっとそのまま家に帰ってきたのです

その日は、リアルタイムで調査員から動向を聞いて

いたEさんは、動揺というよりはむしろ

‘やっと撮れた‘

という気持ちです

そして、その調査報告書を見て、やはり女は近くに

いるようですが、小さなアパートに戻っているよう

です

しかも、他の調査で確認すると、この女は既婚者の

ようです

それにしては、このアパートでは狭すぎるので、E

さんは、この夫と女が働くバイト先で顔見知りの

スタッフにこの女の住所を聞く事にしました

すると、どうも実家で暮らしているようで、この

調査の日に戻ったアパートは、夫とは別居をして

いて借りていて、たまたま戻ったようです

女の素性と住んでいる場所が大体判明したEさんは

次にどうするか考えます

私とも話を重ねて、いろいろと考えた末に、女に

直接会う事を決意しました

Eさんは、夫と女についてどうしても許せない

気持ちでいっぱいです

そして、それを晴らす気持ちの中には大事な

お子さんの気持ちもあります

そう考えると、Eさんとしては、バスの中でも

会っている女に対して、再度会ってこの不倫の

落とし前をつけさせる事が絶対必要条件です

そして、Eさんは女の職場で待つ事にしました

もちろん、夫が休みの日を狙ってです

職場で見かけて

‘話があるの、わかるよね‘

と言うと、女はシレっと

‘ああ、この前のバスの件ですか、ごめんさない‘

と深い関係ではない事と、さも言いたげな態度です

‘ちゃんとわかっているから、もし話しないのなら

今からあなたのご両親に話をしにいくけど‘

と言うと女も顔色が変わり、近くのファミレスで話

をする事になりました

一回、女の退所時間を待って会うことになって

もちろん、女はすぐに夫に連絡しています

それも織り込み済みですが、事態を聞いている

夫は外から家に帰ってきましたが、Eさんお子さん

の態度に、怖くて何も出来ません

そして、時間が来るとEさんに一緒についていくと

言ってお子さんも同席してくれています

女は、夫に守ってもらおうとしたわけですが、

夫はビビッて来れないままです

そして、いろいろと私とシミュレーションして

いる通り女に証拠をチラッと見せて、認めなければ

親に言うと言います

そして、お子さんもしっかりと

‘土下座して‘

と詰め寄ります

Eさんはお子さんと一緒に女と話をする事を実行

しました

もちろん、Eさん自身女に言いたい事はあります

しかし、それ以上にお子さんが女に言いたい事

がありました

‘土下座して‘

と言うお子さんをEさんはいろいろな気持ちで

見ています

もちろん、女も最初はシレッとしていましたが

証拠もしっかりと撮ってあり、なおかつ態度

次第では親に言うと詰められて、もう何も抵抗

できない様子です

そして、Eさんとお子さんの前で土下座をして

念書も書きました

その様子をお子さんもしっかりと見ています

そして

‘女と会ってきました、念書も書かせましたし

子供たちが土下座をしてと言って、土下座を

させてくれました、本当に子供たちに感謝です‘

と連絡が来ました

‘女は念書を書いたのですね、お子さんも自分

たちにとって大事な話だったのですが、本当に

力強い協力ですね‘

‘そうです、もう本当に子供たちに感謝です‘

‘ただ、あっさり念書を書いているので、女は

弁護士にいくかもしれませんから、すぐに連絡

をして公証役場に行く準備です‘

‘そうですね、もし女が約束を破ったらもう

親に行くしかないですね‘

‘そうです、お子さんに頑張ってもらった分、次

何かあれば自分が頑張るのですよ‘

と言って、女の反応を待ちました

夫は女に急に連絡が取れなくなって、家でも部屋

にこもりっきりです

Eさんは女に念書を書かせて、公証役場に行く事も

約束しました

そして、約束の日に連絡すると

‘少し待ってください‘

と言います

Eさんからすると、話が違います

そして

‘女はこんな事を言っていますけど、どうしたら

いいでしょうか‘

と連絡が来ます

`約束を破ったのであれば、女が嫌がる事をする

しかないです、親の所に言いに行くと伝えるのです‘

と答えると、Eさんは先日の子供さんの頑張りを

自分ができるのか不安になり、

‘もう何か親に言うのもいいかなと思って来ました

弁護士に頼んで、慰謝料請求してもいいと思います‘

‘Eさんがそれで良ければいいですが、お子さんが

納得しますか、次はママが頑張る番だよと思っている

はずですよ‘

‘さっき、同じ事を子供に言われました、そうです

よね、私がこのまま逃げてはいけないですよね、

わかりました、女に会ってきます‘

と決意を新たにして、電話やメールではなく、直接

女に会って約束が違う事をぶつけに行く事にしました

そして、今回もお子さんが

‘一人では不安だからついて行く‘

と言ってくれ、親子で女の職場に行きました

女はいましたが、

‘まだ終わっていないので‘

と言いますから

‘待ってますから‘

と言って、女に諦めるまで粘ります

そして、女が退所して一緒に女の実家に行きました

女の親は、女からある程度の事を聞いていましたが

やはり都合よく、自分を被害者面していました

しかし、Eさんが書かせた念書を見せると

‘あなたちゃんと書いているじゃない、しっかりと

自分でケジメをつけなさい‘

と言い、思ったよりも常識的な親です

Eさんも今回はしっかりと自分の思っている事を

女と女の親に言いました

そして、親に怒られた女は今度こそ公証役場に行く

事を約束しました

そして、メールをもらいました

木村先生

今日は何度も相談にのっていただき、ありがとう

ございました。

言いたいことはすべて言いました。

相手の母親が常識的な人で助かりました。

女の嘘(脅された、連れて行かれた)もその場で暴き

ました。

何と言っても子供達が証人でしたからね。

私が行動できたなんて信じられません。30分前まで

怖くてたまらなかったですから不思議です。

息子にママどうだった?ときいたら

『ちゃんと論理的に話せてた。一人でも大丈夫だったよ。

だって俺、ちょっとしか喋んなかったじゃん。』

これまでの人生で、一番嬉しい褒め言葉です。

ここまで弱っていると、心折れるほど、ダメ出しの

繰り返し。それが母を強く強くしてくれました。

今3人で笑ってます。

ありがとうございました。

Eさんは、女の親にも会って今度こそ公証役場に行く

約束を取り付けました

そして、3日後に女と一緒に行ってきた後にメール

が来ました

木村先生

こんにちは。

女と公証役場に行って参りました。手続き完了です。

女は別途、謝罪と慰謝料を必ず払うという内容の

同意書を、手書きで書いてきました。

仕事も辞めるそうです。

父親にもこっぴどく怒られ、

‘示談にしていただいたんだぞ!‘

と言われたそうです。

(夫にバレなかっただけありがたいと思え、という

ことでしょう。)

女もきちんとした身なりできて、

‘これから子供と家庭を守っていきます‘

と。

もちろん私にとって女は心底信頼できる人間ではない

ですが、女の両親は常識的で幸いだったな、という

感じです。

次は夫です。

子供も言いたいことはたくさんあると思いますから。

そして金銭問題も、義母を交えて話さなければなり

ません。

ひとまず、身体を癒しつつ、ひとつづつやっていきます。

これからもよろしくお願いいたします。

このメールからも、しっかりと女には反省をしている

様子が窺えます

Eさんいとっては、まだ夫の事が残っています

しかし、今回の事で自分も子どもさんも大きく成長した

事を実感しています

一人成長どころか退化している夫をどうするかは、

お子さんとしっかりと考えていくつもりです

自分の行動が状況を変える事を経験したEさんです

これからももっと強く丈夫な自分を作る決意で人生を

進むはずです

不倫で離れているのは〔夫婦〕でなく子供に倫理正義を見せていない【母子】の距離

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。