同僚不倫相手のバツ1女に引っ張られ別居する夫に納得するまで戦う妻

不倫に負けない

公開日 2024年7月28日 最終更新日 2024年12月2日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、相談者の中には結婚して幸せ

な中で、突然社内のブス女との不倫が発覚するケースも少なくありません

そういう状況では、姑に相談しても正直アホな息子の味方です

そして、それが地方で起こるとなおさら周りに知られたくない一心で孤独に

なってしまいます

そこからネットサーフィンで私にたどり着いて、自分の納得を負う事を決め

弱い自分をかなぐり捨てて頑張る相談者の実例です

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

先日、30代相談者のOさんから連絡がありました

Oさんは九州のとある都市に夫と二人暮らしで住んで

いました

バツ1の夫は、同じ社内で友人に紹介されて、すぐに

気も合い交際に発展しました

お互い、アウトドア派で趣味も一緒にできる事もあり、

間もなく結婚に至りました

そして夫の実家近くに住み、義理両親とも何かといろ

いろと言われながらも、覚悟して結婚したOさんは、

頑張って嫁もしてきました

結婚生活は夫も優しく、あとは子供が欲しいという願

いがかなえばと思っている状況でした

そういう幸せな時間が過ぎている中、夫が春先から少

しずつ冷たくなってきました

普段なら、家に帰って2人で食事をしたり、外食を仲

良くするのが、帰りが遅くなったり、口数も減ったり

で、明らかにおかしな態度を取ります

そして、ある日そういう態度を取っている夫が

‘もう離婚しよう‘

と言って来ました

Oさんも、さすがにその言葉に驚き

‘どうしたの、何かあったの‘

と聞きます

その質問にもただ、

‘もう一緒にいる意味はない‘

と、ただただ結論付ける事しか言いません

もちろん、おかしいと思ったOさんはその場は夫の態

度を見て

‘急にこんな事を言うはずがない、女がいる‘

と感じ、とりあえず聞くだけ聞きました

そして、自分でできる事をしなければと思い冷たい態

度を取り続ける夫に、何とか耐えながら隠れている事

実を探る事にしました

幸い、Oさんも夫と同じ会社に勤めていますのでそれ

なりに夫の情報を入手はできます

そうすると、夫と前に同じ営業所にいた女との親密な

のでは、といううわさが立っている事を知りました

夫婦でいると、周りもOさんに気遣い、そうそうは

言ってくれません

しかし、改めて自分から情報を探しにいくと、周り

の人も、Oさんから聞かれたという事で話してくれ

ていろいろとわかってきました

夫と親密であろうその女は、会社では男にルーズなタ

イプの女で、夫はその女の相談に乗っているうちに深

い関係になった事がわかりました

Oさんは、あれほど優しかった夫が急に冷たくなり、

自分に離婚を切り出してくる姿に本当に心が折れそう

になりました

つい数ヶ月前までは、一緒に旅行にも行ったわけです

から、その状況を狂わせた夫にどうしても理解できま

せん

しかし、周りの協力で得た情報からその女も相当問題

で、過去にも社内で男女関係でもめた事があるそうで

よりによって、そういう女に接触する夫を情けなく思

います

そして、近くに住む夫の両親には話せる状況ではなく、

悶々としていて相談の連絡をいただきました

最初電話でのOさんの声は、緊張もあって弱々しく自

分がどうしていいかわからず、ただ現状を伝えるのみ

のやり取りでした

状況を聞いても、この女の執着と夫の世捨て人的な振

る舞いを感じます

ただでさえ地方都市の人間関係の狭い中で、しかも社

内不倫です

いつ誰が見ているかわからない中で、常軌を逸してい

る2人です

そして、女はバツ1の大きな子供がいるようです

夫ははっきり言って会社でも閑職に追いやられてふて

ているところを、鋭く女に察知されているのです

典型的な、負け犬同士の傷の舐めあいのような始まり

です

Oさんに

‘今の状況を妻であるOさんがどう納得を作るか

です、今までの流れで夫に何かを言うくらいでは

駄目です‘

‘そうですね、でも姑がかなり夫には干渉するので

私が動くといろいろと言われるはずです‘

‘その殻を敗れるかです、姑の事を気にする前に自

分が妻というプライドが絶対に必要です‘

‘そうですよね、少し考えます‘

と、最初のセッションでは、Oさんも頭ではわかって

いますが、しがらみを考えると動きにくい自分が想像

されて、どうしても歯切れが悪い中で終わりました

そして、しばらくしてもう一度電話でお話しする事に

なりました

しかし、そのセッションでも動けない自分が先に立ち

どうしようもない自分がいます

そういうOさんに、発奮してもらうために

‘もうそこまで言うなら、今のまま動かずに状況を

静観すべきです、ただ何があっても自分で責任を

取る事は同じです、このまま別居して離婚といって

くるのは間違いないでしょうから‘

と強くOさんに言います

ある程度、話をすれば相談者がどれくらい頑張れるか

は想像がつきます

Oさんも背中を押してもらいたいという自分がいるの

を、こちらもわかって言うのです

そして、しばらくの沈黙の後

‘頑張ります、納得するまで頑張ります‘

と意を決したように、Oさんは答えます

そして、そこから夫と女の事をしっかりとケジメをつ

ける具体的な作戦を立てることにしました

Oさんは、自分の中で今までのしがらみを気にして

いては、納得を得られないという自分を作ったのです

そして、まずは夫と女が接触している証拠を取らなけ

ればいけません

夫に今のまま話をしても、すんなり認めるはずがあり

ませんし、必ず後悔します

そして、夫もますますOさんに距離を取るようになり

ますが、そこを気にしても仕方がないと思って、夫と

女がこっそりと会社の研修と称して、大阪に遊びに行

くのを夫の携帯や周りの協力者の情報から知りました

このチャンスを是非と思って、大阪の調査会社に依頼

して夫と女が遊ぶところを取る予定でいました

ところが、直前になって何かの理由で中止にしたよう

で、結局行かずに証拠が取れなくなりした

Oさんも絶好のチャンスと思っていただけに非常に悔

しい思いをしました

そして、それに追い討ちをかけるように、夫がとうと

う別居を始めたのです

 

不倫夫の〔冷却期間を置く別居〕は〔ブス女との結託〕を意味する

少しずつ家に帰る時間を遅くして、外泊も増やしてい

ましたが、女と一緒に住む状況になったのです

そういう中で、夫は家族割のOさんの携帯電話の引き

落とし口座などを変更して、少しでも自分の経済的負

担を軽くしようとしています

Oさんもここまで来ると、もうある程度は開き直り

‘逆に女との証拠が取りやすくなる‘

と思って、夫の別居もあまり追いかけずに静観する事

にしました

そして、今度は地元の調査会社に依頼して夫と女の出

入りを狙いました

ある程度どこに住むかの検討は予測していて下見もし

ていましたので、調査自体はすんなりと終わりました

そして、弁護士にも見せてある程度の証拠能力を担保

してもらいました

そして、ここまで整ってから作戦を練り直しました

‘Oさんとしてはどうしたいですか‘

‘私としては、やはり夫も許せませんが、女には

直接言ってやりたいです‘

‘そうだと思います、もちろん自分の納得の仕方で

いいのです、自分が女に直接話をして慰謝料請求

をすべきでしょう‘

と話しました

Oさんは、自分でもここまでやってきた事を後悔して

いませんし、これからももっと自分の納得を追うべき

と強く思っています

そして、そのためにどうするかを具体的にしていった

のです

Oさんは自分が直接女と会わなければ、やはり納得が

いかないという自分がいます

姑には今まで別居が始まった事を伏せていましたが、

それも話すことにしました

姑は結局は夫を守るのはわかっていますが、自分の決

意をしっかりと見せておくためにも、

‘女と一緒に住んでいるようです‘

と伝えました

姑も

‘何を考えているんだろう、あの子は‘

と、いい年をした夫に心配した様子を出します

しかし、起った事態を知ってOさんが思ったよりは中

立に居るようにも見えました

姑にも話をした事で、Oさんとしてはしっかりと女を

叩く事に専念できる自分もいます

女の実家もわかり、下見も行って、女の態度如何では、

親にも言う覚悟があります

それくらい、この女は一筋縄ではいかない事は周囲の

情報からもわかっています

そして、社内で協力してもらっている方とも話しを重

ねて、やはり女が一人帰宅する所を狙って話に連れ出す

という考えになってきました

しかし、一つ懸念はOさんも夫も女も同じ会社ですか

ら、どの道少なからずの人に公になる事は間違いありま

せん

夫の上司、同僚自分の同僚など多くの人に知れる事にな

ります

そこの整理だけつかないOさんです

そうしているうちに、味方になってくれている人が会社

でこの状況を上司にしました

そして、上司の知るとことなり、Oさんはその上司と

話しをする事になりました

そして、その話をする事が、Oさんにとってさらに決

断を進めるきっかけとなりました

Oさんは会社の上司に事情を話すつもりでした

しかし、いろいろと今までの事を思い返すと自分がこ

こでやるべき事を先にやらなければ納得がないという

思いがよぎりました

そして、会社の上司には、

‘自分がまず動いて女に対する直接的な話をする

のでそれからお話しをさせてください’

と伝えました

そして、私にも

‘頼ろうとした自分が甘かった。

それだけです。

会社はさて置き、私がいまやることは、

女に会うことです。

今日も待ち伏せします。’

と決意を新たにした、メールをいただきました

そこには、Oさんがそもそも持っている行動力を思い

出した結果です

そして、自分がすべき事は自分の納得を追う事しかあ

りません

その日からも、女のマンションをはる事にして先に直

接言うべき事を言って、納得いかなければ女の家にも

行きますし、そこで会社には事の顛末を伝えるつもり

です

そして、その日から毎日会うチャンスをうかがってい

ます

そして、思いのたけを女に言って、夫の逆ギレもふざ

けるなという自分がいます

たまたま、タイミングが合わずに、ここ数日対決が延

びていますが、もう間もなくその日はきます

そこから、Oさんは自分の意思で夫婦を決める自分を

発見するはずです

Oさんよリ、メールをいただきました

情けない夫がアホな女と一緒に暮らし始めてその状況に

自分が納得するまで行動を起こす決意のメールです

ダメなものはダメ、いくら姑が言おうが妻の信念を貫く

覚悟のOさんです

木村先生

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

強くなった皆さんのメールを読み、私はまだまだ

弱いと感じる元日を過ごしています。

結局、年越しは姑と二人で過ごしました。

クリスマスからの出来事や会社のことは夫は両親

にはまだ話していないようです。

私のことは、意志を伝えた分、ないがしろにもで

きないようで気を遣っているのでしょう。

いまは、体よく合わせていますが、今朝、新年の

挨拶で、特に言葉を用意せずにいたのですが、

私が姑に

「私は自分の納得のいくようにします」

と言ったら、再び姑の本音がでました。

「私も結婚して納得のいく人生ではなかった。

だから、Oさんが納得のいくようになんてならない。

そもそも、この結婚は納得していなかった。」

と。

不貞していても息子がよっぽど可愛いのでしょう。

また、マンションのローンはおそらく姑が支払う

ことになったと感じています。

ただ、それを聞いた私は、

「この人は、すべてが明らになってもまだそんなこ

とを言うのか。」と思い、姑の言葉に振り回される

自分はいませんでした。

あれから、先生に

「自分はどうしたいのか?よく考えて」

と言われ、会社に話したことで、夫の家の逆恨みを

恐れることは間違っていると気づきました。

会社に話したということをさせた夫が悪いのであっ

て、会社の地位を貶めたのはあの非常識な女です。

そう考えて会社には、

「あれから考えて、会社にどうしてほしいとの答え

が間違っていました。私の本心は許されないことを

している二人を今すぐ引き離してほしいです。」

と電話しました。

そして、私がするのは、女が嫌がること、夫が思い

もよらない行動に出ること。

今は、これを軸に動きます。

おそらく、二人は全くシラを切って、年末年始を

過ごしていることが許せません。

ただ、年明けは弁護士相談の予約を入れようと思っ

ています。

長々とすみません。

また私がグダグダ言っていたらガツンと言って目を

覚ましてください。

今年は自分でしっかり判断できるようになりたいです。

私の返信です

明けましておめでとうございます

昨年はいろいろと頑張った自分がいます

もちろん、やるまではまだこれからもその戦いは続き

ますが、自分の納得は誰も作ってくれません

自分がどう生きていくかにたどり着くのです

夫も女も自分が見て、情けないい人間です

それくらいの自分が必要な時です

必ず道は開けます

自分の思いを形にする

プライドを持って生きていきましょう

不倫夫を信じる妄想癖を捨て現実的な自分という最強の武器を持つ

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。