嘘をつくシラを切る夫の不倫に離婚を考えるより子供のために戦った妻

相談者交流のパワー

公開日 2024年7月20日 最終更新日 2025年1月11日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、多くの相談者が最初は

孤独に陥ってしまい、自虐に入ったり夫にすがったりするパターンが

少なくありません

そこから、自分を奮い立たせて戦うにはなかなか一人では難しい事です

しかし、カウンセリングの中で相談者と交流してもらって

「私を応援してくれる人がいる」

と、力をもらってしっかり不倫に逃げない自分を作っている方の実例です

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

先日、ご相談者のCさんよりご連絡をいただきました

Cさんは夫の浮気に悩んで、昨年秋に最初にご相談に

来られました

Cさんは夫とは友人の紹介で知り合い、意気統合して

交際をスタートさせました

そして、お子さんにも恵まれて幸せな家庭を築いて

いました

もちろん、両家のご両親もCさん一家の事を暖かく

見守っていて、Cさんも子育てに仕事にと頑張って

いました

そのような状況の中、ある時から夫に異変が少しずつ

起ってきました

会社の帰りが遅くなってきたり、土日の出勤が増えて

家にいても、つっけんどんな態度になる事が増えたの

です

Cさんも最初は、仕事が忙しくなっていて仕方がない

のだろうと思っていました

しかし、いつまでも様子がおかしいのでさすがにおか

しいと思い、夫の持ち物を調べました

すると、夫が仕事や出張と言っていた日時には違う場

所に行っている事がわかりました

そして、ここまでくればこのままにしておくわけには

行かないと思い、思い切って探偵に素行調査を依頼す

る事にしたのです

もちろん、Cさんにとっては勇気が必要でしたが、

あまりにも夫の態度がひどく、このままでは家族が駄

目になってしまうという思いで決断したのです

Cさんは、夫のあまりにも変貌ぶりの状況に、自分の

気持ちの中で、隠されている事実を突き止めなければ

いけないという使命感を持っていました

そして、夫が怪しいと思われる日に探偵を雇って調査

をしてみる事にしました

すると、やはり夫はCさんにはうそをついて自宅とは

ぜんぜん違う場所に頻繁に行っている事がわかりました

そして、数日後にはその行っているところはやはり見ず

知らずの女の部屋でした

もちろん、Cさんもショックを受けた自分がいますが

その事実を知った今、どうすればいいのかわからず

とにかく弁護士に聞いてみる事にしました

そして、弁護士に話をすると、夫と女のやっている事

は不貞行為として認定される、慰謝料請求も可能とい

う見解です

しかし、その先に夫婦をどうするかを決めているかと

いう投げかけもされます

Cさんとしては、まだ離婚するという事は考えずにい

ました

しかし、このまま慰謝料請求をするとなると、あくま

で離婚を前提、もしくはそのつもりで臨まなければと

いうある種の脅迫観念に駆られている自分がいました

それは自分が望む方向ではないという思いが強くあっ

て他に考え方がないか、さらにネットでいろいろと検

索して私のブログを発見したのです

Cさんとしては、自分の中で離婚という事は頭にない

心境ですが、弁護士の話を聞くとどうしても離婚を前

提にしなければいけないようなストーリーになってい

る中、私に相談に来られました

いろいろとそれまでの状況を聞きますと、もちろん

夫がその女と不倫関係にあるのは明らかです

そして、Cさんも元々真面目な性格で、このような事

態に陥って自分がどうしていいかわからないというの

が率直な心境です

‘今、弁護士を雇って慰謝料請求する事はもちろん

出来ますが、それでCさんが納得するかが大事です‘

‘夫も頑固な性格ですから、逆ギレもするはずです‘

‘もちろん、間違いなくあるはずです‘

‘実はここに来る前に調査の事は言わずに夫の親にも

立ち会ってもらい女がいるのではないかと話をしま

した‘

‘夫はどんな反応でしたか?‘

‘もちろん、シラを切り通していました‘

‘その夫を見てどう思いましたか?‘

‘やはり、このままでは何も進まないという思いで

ここに来ました‘

‘そうですよね、もちろんこのままシラを切られた

ままでは納得も何もありません、かといって弁護士

を通して慰謝料請求をしても女と切れるかどうかは

別問題です‘

‘そうですよね、私はどうすればいいでしょうか‘

‘それはCさん次第ですが、離婚する必要は全くない

わけで、それはしっかりと心に決めて納得のいくよ

うに女を叩くべきだと思います、もちろん少し作戦

が必要ですが‘

‘そうですね、私も少し考えたいと思います‘

と、離婚しないという決意と共に、動きをとるという

考えに少し安心してCさんは一旦帰りました

Cさんは、夫の事を信じていた自分がいましたがやは

りここまでくると、自分の手に入れた事実を元に状況

を動かさなければという思いです

そして、当初は弁護士を通じて慰謝料請求をするつも

りでいましたが、私と話をしてから自分で納得のいく

ように動こうと少しずつ気持ちが変わりました

そして、3週間経過してから再び連絡がありました

‘やはり、自分で納得する事をして駄目なら弁護士

に依頼しようと思っています‘

‘そうですね、Cさんの気持ちを考えると、今すぐに

依頼すると自分では何も出来ないままで弁護士の

やり取りを待つだけになってしまいますから、その

自分の気持ちを大事に行動しましょう‘

というやり取りをして、Cさんに必要な事を作戦を練

る事にしました

他の相談者もいろいろと応援してくれて、自分たちの

経験を伝えたり、今後の予測も立ててくれたりと同じ

経験をしている立場ならではのメンタルのフォロー

してくれます

夫の不倫は【社会の一員】の中で〔夫婦〕をやっている現実に気付く転機

 

 

そして、Cさんもしっかりと自分の気持ちが揺れ動い

ていたのはもうすっかり過去となり、まずは女に対し

てのけじめをつける事を考えます

そして、夫には前のように不安な自分を出さないで

接します

Cさんは、弁護士ではなく自分の力で女に対してけじ

めをつけたいと思う自分がいます

もちろん、夫にも同じ思いです

今まで、会社や仕事と言って、Cさんやお子さんに

うそをつき続けている夫です

その夫に、全然悪くもない自分が弱らせられていて

なおかつ、ご両親にも心配をかけている自分が本当に

辛かったのです

しかし、カウンセリングでいろいろとアドバイスを聞

いてもらったり、相談者の仲間にも励ましをもらい

本来の自分、意やそれ以上の強い自分が甦っています

そして、とにかく女にはしっかりと会って話をするイ

メージで、自分の言いたい事やそれまでの準備やその

後の夫などへの対応をシミュレーションする必要があ

ります

それも、他の実際に女に直接会った相談者に聞くと本

当に具体的に心構えが出来てきます

また、準備する事も自分ひとりでは思いつかなかった

事を頭に入れてもらいながら、しっかりと子供さんの

分まで頑張る自分を日々作っています

Cさんは、自分の中で自分を取り戻す意識を強く持ち

始めました

その気持ちを強くしてくれているのは他でもない相談

者の仲間です

そして、Cさんがどうしたら納得がいくのかをいろい

ろと一緒に考えてくれるだけでなく、自分たちがかつ

て他の相談者にしてもらったように、一緒に行動して

あげる事でCさんに勇気を渡してくれています

女に対してケジメをつけるのは、直接対決しかありま

せん

まずは、女の部屋に行ってみてみる事にしました

その際も、相談者の中の二人が同行してくれました

もちろん、Cさんにとってこんなにも心強い事はない

のです

3人でいろいろと話し合っているうちに、どんどん頭

の中でシミュレーションができてきます

そして、いざ行くと、3人ですから1人ではできない

事も出来てしまいます

女の部屋の近くに行って、いろいろと観察しますが

女はたまたま不在のようで、3人でどうしようかと考

えているうちに、見慣れない女性3人がいる事に気付

いた近所のおばあさんが、不審がって不動産の管理会

社に通報したのです

そして、間もなくその男性がCさんに質問を始めます

しかし、Cさんは何も悪い事をやっているわけではない

強い意思があります

女の家の近くに3人で行くと、不審がる近所の女性が

不動産の管理会社に連絡して、担当者がCさんに事情

を聞きます

Cさんは、自分の中で何もやましい事はないという

信念がしっかりとありますので毅然と対応します

それも、相談者が一緒に来てくれているから心強い

自分がいます

そして、その日は帰りましたが、その後に帰ってきた

女に伝わったようで、女もバカですから夫にCさんが

来たようだ、変な事をするなと釘をさす連絡をしたよ

うです

夫はアホ丸出しの伝書バトです

女に言われてそのままCさんに伝えるのですから、自

分たちの関係を暴露しているだけです

以前のCさんなら、夫に強く言われてクヨクヨしたか

もしれませんが、仲間のいる今は全然違います

本当にこんな情けない男が夫なのかという気持ちで夫

の言葉を読む自分がいます

そして、夫の女とCさんの間を行ったり来たりする何

とも滑稽な姿が目に浮かびます

そして、夫は一人実家に帰省して親には自分の都合の

いいように夫婦がうまく言っていない自己保身の話を

してきたようです

それ以降、姑もCさんには何も連絡をしてこなくなり

ますが、これも相談者に話せば全然普通の事と聞いて

いますので、動揺もしないのです

Cさんは、自分の中では夫の事はかなり客観的に見え

るようになっています

夫の事は女の言いなりになっている姿しか見えなくな

りました

実際、Cさんは夫に対して以前と違う態度で毅然とし

ていると、夫の方がビビッているような雰囲気です

そして、Cさんは相談者の方二人と女のアパートに行

ってからすっかりと自分が弱っていた正義感を取り戻

して絶対に女を許さない、その女に自分の欲望を満た

されて家族を裏切っている夫にも自分の生き方を見せ

る姿を今から思い描きます

そして、女に直接対決するイメージを作るために、私

とシミュレーションをします

女をどの場面で捕らえるのか、そして何をどう言うの

か何を準備するのか、その後の状況をどう進めていく

のかなど、事細かに話します

Cさんの目は力強く、しっかりと何を言うかも頭に描

いています

そして、その直接対決の日はもう間もなく来るのです

Cさんには同じように頑張って戦ってきた相談者仲間

が数多くいます

その仲間の方が自分に力をくれている事にも感謝の意味

も含めてやり遂げるつもりです

夫の不倫に悩む妻の相談者交流会で笑顔と工夫を交換しました

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。