夫の不倫は【社会の一員】の中で〔夫婦〕をやっている現実に気付く転機

夫婦より世の中の一員が先

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとっては、ある日突然おかしくなった夫を見てから
本当に苦しい思いをしています

 

その中でカウンセリングで私の考えている事と、伝える事を元に自分の行動を
起こしてもらうわけです

 

どうしていいのかわからない何をすればいいのか

 

 

そのカウンセリングを受ける相談者の心理というのは、

 

『どうしていいのかわからない、何をすればいいのか教えて欲しい』

 

という思いです

 

その中でネットサーフィンでブログやyoutubeを見て

 

『この人に聞いてみよう』

 

と、感じた方がご連絡をもらうわけです

 

そのような流れで来た相談者に、木村泰之はどういうアドバイスをするのか

 

木村泰之のアドバイスは世の中の基準に沿って生きる事

 

 

それは

 

‘世の中の基準‘

 

に沿って生きるという事です

 

どういう事かと言えば、そもそも夫の不倫を妻から見ようが他人が見ようが

 

‘悪事の一つ‘

 

でしかありません

 

妻と他人が見るのでは受け止め方が違うのが夫の不倫

 

 

しかし、妻から見るのと他人が見るのでは受け止め方が違うのが現実です

 

妻からすると

 

‘不倫の現実<夫の人格‘

 

になっていますが、他人から見ると

 

‘夫の人格<不倫の現実‘

 

です

 

妻からすると

 

『あの人が不倫をするなんて、信じられない』

 

と、夫を知っているからこそ不倫をしている姿がアンマッチなのです

 

他人は夫を知らないから客観的で妻は主観的

 

 

しかし、他人は夫を知らないですから

 

『バカな男がここにも一人、本当に何を考えているんだか』

 

という、当然ながら客観的な見方です

 

夫に一番近い存在の妻という立場で、冷静に分析するのは難しい事です

 

不倫に妻は被害者という厳然たる事実

 

 

しかし、ここで一番大事な事は

 

‘自分は被害者‘

 

という厳然たる事実です

 

他人であれば、痛くもかゆくもないわけです

 

しかし妻にとっては実害が生じているわけですから、単純に

 

『あなたはそんな事をする人ではない』

 

と、夫のイメージを追いかけている場合ではないのです

 

『私の心にこんなに大きな傷が残っている』

 

と、自分のケアが一番大事な事です

 

不倫には加害者と被害者が明確に存在する

 

 

そのためにも、世の中の基準で捉えてもらう事をお話しするのです

 

  • 『あなたや家族が一番の被害者です、被害者がこの悪事に償いを求める
    のは当然の事ですよ』
  • 『夫は自分の後ろめたさからあなたを責めます、しかし責められるべき
    はあなたではなく夫とブス女です』
  • 『不倫には加害者と被害者が明確です、それを取り違えてはいけない』

 

 

という事をお話しします

 

そういう世の中の見方を思考の基準にしてもらうのです

 

人生は社会の一員が先でその中で夫婦をやっている

 

 

それと同時に

 

『夫への愛だの気持ちは持っていてもいいですが、ダメなのものはダメも同時
に持っていなければいけません』

 

と、相談者に思考の整理を促すのです

 

夫婦と社会の一員は同時並行でなければいけないのです

 

もっと言えば人生は社会の一員が先で、その中で夫婦をやっているのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。