だらしない不倫夫の妻をやめ子供に説明できる母親でブス親子に対決

不倫に負けない

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、年下の夫の場合には

どうしても自分の方が甘くなって、いろいろな事を許してしまう事も

少なくありません

そうなると不倫にも気づくのが遅れてしまい、後から大きなショック

を受けるのです

そこから、大事な子供さんの事を思い出して

「私はアホな夫よりも子供の事を守らなければ」

と、あらためて気づいてカウンセリングを受けてしっかりと戦う自分を

作った方の実例です

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

先日相談者のKさんからご連絡をいただきました

Kさんは、夫の不倫に悩んで私のところに相談に来ら

れたのは、今年の春先です

Kさんは、夫とは友人の紹介で出会って結婚しました

最初に会った時には、どちらかと言えば夫の方が年上

のKさんに惚れて、積極的にしている状況でした

その中で、Kさんも夫のその勢いに交際をはじめてし

ばらくしてから結婚に至りました

そして、自営業の父親を持つ夫は、その会社の社員と

して働き、会社の近くに新居のマンションを借りその

中で子宝にも恵まれました

Kさんは子育てに追われながらも、本当に幸せな日々

を送っていました

そして、子供さんももう一人生まれて、さらに育児が

大変になっていく中で、夫も仕事が忙しくなる状況で

した

Kさんも最初は義父の会社ですから、それほど気に止

めてはいませんでしたが、夫の帰りも遅くなり家でも

何か様子がおかしい、というような事が起こり始めま

した

家でもKさんとは目も会わなさいし、子供にも何か冷

たい態度を取ります

疲れているのかなとも思いましたが、そこは夫の事は

よくわかっているKさんです

何かいつもと違う事を一番わかっています

そして、夫のスマホや車の中を見てその正体を明らか

にしようと思いました

Kさんは、夫に違和感を感じている事をはっきりせる

ために、自分でできる事をやろうと決意しました

その中で、一番情報が得やすいのはカバン財布車の中

です

夫も性格的にはズボラですから、何か出てくると思っ

てKさんも夫が風呂に入っている間や寝ているスキに

探します

すると、やはり見たことのないプレゼントや、手紙な

どがすぐに出てきます

また、スマホも隙を見て確認すると、やはりアホな気

持ち悪いラインのやり取りが出てきます

Kさんはそれらのモノややり取りを見て、すぐに異変

の原因を理解しました

そして、その女は何と会社の従業員です

Kさんはあまり会社には行く事はありませんが、すぐ

近くにあるので、何かと届け物をする事もありますか

らこの女とも挨拶はします

社内不倫、しかも社長の既婚者の息子です

そして最近中途入社した女ですので、年も若くてどち

らかと言えば何も考えないでこんな事ができるのであ

ろうと想像がつきます

Kさんは、その内情を把握した事である意味安心した

自分と、これからどうしていくべきかという迷いが頭

の中をめぐります

そして、ネットサーフィンでいろいろとさがしている

中で、私のブログにたどり着いて連絡が来ました

Kさんは、夫の不倫の様子を知ってどうするべきか相

談相手を探しました

その中で、私のブログを発見して連絡が来ました

最初メールで、次に電話でお話をして、次に対面でお

話しする事になりました

そして、電話の向こうでは小さなお子さんの鳴き声も

聞こえます

そして

‘お伺いしますが、子供も一緒でもいいですか‘

‘もちろん、いいですよ‘

とお話しして、下のお子さんを一緒に連れて来られる

事になりました

私の相談者で、子連れの方は少なくありません

生後数か月の方や、場合によっては20歳前のお子さん

も来る事もあります

Kさんの場合は、上のお子さんは保育園でいいですが

下のお子さんはまだ小さいので、一緒にいなければい

けません

そういう事情の方は、子連れでもいいので来てください

とお話しします

そして、セッションの当日、Kさんはお子さんと来ら

れました

お子さんは来た事もない私の事務所に緊張の表情を浮

かべます

その時の様子は、お子さんはもちろん緊張してなかな

か言葉が出ません

Kさんも夫の状況を伝えるのに、本当に苦しい胸の内

ですから大変です

見ず知らずの男の前で、自分の親が一所懸命話をして

いるわけですから、お子さんも落ち着きがありません

最初はおとなしかったのですが、そのうちやはりじっ

とていられなくなって、部屋の中を動きます

しかし、まだ話の途中ですので、Kさんも抱っこした

り、なだめたりです

そして、やはりしまいには耐えきれず眠くなって大声

で泣き始めます

我慢していた子供さんは仕方がありません

そして、少し狭い部屋にいるだけでは泣き止まず一度

外に出してあげて、落ち着かせます

そして、Kさんも話の途中ですが、お子さんの事が優

先です

こんな小さな子供さんを連れて来なければいけないよ

うにした夫に腹も立ちます

しかし、できる事はこの不倫ブス女をどうやってまず

排除するかです

そして、その次に夫の曲がっている根性を叩き直す事

ですが、それは女の後です

まずは、夫と不倫ブスとの密会を取るように、探偵を

紹介ます

Kさんもとにかく子供さんのためにも、現状を打開す

る具体案を進めたいのです

Kさんは、私とのカウンセリングの中で、泣いている

お子さんにも絶対に負けずに戦う事を誓います

もちろん、そのためには自分が持っている不安や迷い

を捨てなければいけません

夫への愛情もあれば、思いもあります

しかし、夫のやっている事は義父も裏切っていたり子

供も裏切っている事です

そして、会社の従業員にも迷惑な事を日々繰り返して

いるのです

そう考えると、自分が動くしかない、絶対にこの状態

を見過ごすわけにはいかないという決意が出てきます

そして、カウンセリングを始める前の表情と終わった

後の顔は全然別人です

そして、自分の行動で子供の笑顔を取り戻す事を決意

します

そして、夫と不倫ブス女の密会を取るために探偵を雇

ってしっかりと証拠を掴む準備をします

そして、いろいろと夫の行動パターンを読んでから調

査日を決めて、追ってもらいます

すると、何回かは夫と女の警戒もあって取れないでい

ましたが、少し日を置いてトライしたら、夫が女の一

人暮らしの部屋に入るところが撮れました

そして、しばらく滞在して出てくるところと合わせて

証拠を掴みました

Kさんは、夫と不倫ブス女の密会の証拠を撮る事に成

功しました

その間も、お子さんと夫の借りを待ちながらですから

精神的には辛いものがあるはずです

しかし、Kさんは相談者仲間やカウンセリングの中で

絶対に負けないという気持ちでいましたから、自分が

思うほどには弱らずにいました

そして、その証拠を元に慈雨Bンがどうしたいのかと

自分が納得するように作戦を立てたいとまたお子さん

とカウンセリングに来られます

お子さんも、前回と違って穏やかな表情でKさんの横

でお絵かきや持ってきたおやつを食べてくれています

それはKさんの精神状態がそうさせるわけで、決して

お子さんが自分で安心しているのではありません

ママの顔や態度や声が落ち着いているのです

それを一番お子さんが感じて自分の状態で表してくれ

ているのです

そしてKさんは

‘私は子供たちに自分が母親としてしっかりと

夫の不倫に対処してきた事を将来説明できな

いけないと思っています‘

‘そうですね、夫と相手の女の不倫を妻として

ケジメをつける態度で臨んでいるからこそお

子さんが今日は笑顔で大人しくしてくれてい

るのです‘

‘そうですよね、この子たちのためにも絶対に

頑張らないといけないと思います‘

と涙して自分の気持ちを振り絞って出します

そして、やはり女には直接会って話をする事を選んで

夫にもしっかり償いをさせたいという気持ちです

Kさんは、カウンセリングに一緒に来るお子さんの前

で、自分が絶対に将来この夫の不倫に対してもしっか

りと説明できる自分になるための行動をする事を誓い

ます

そして、その後のカウンセリングでも回数を重ねる度

にお子さんの表情が柔らかくなっています

最初におびえて泣いてしまった時の顔はどこにもあり

ません

私にも笑顔を振りまいてくれるほどに、落ち着きを取

り戻しています

不倫脳夫を心配している間に〔一番大事で一番弱い子供〕が放置されている現実

 

そして、Kさんもしっかりと不倫ブス女への対決のシ

ミレーションを重ねて、かなり言うべき事を頭に入れ

ていつでも行けるくらいになりました

そのKさんに対して、夫は相変わらずの態度です

お子さんの事をかわいがっているのは確かですが、それ

以上に、このどうしようもない会社の女に気を取られて

Kさんからすると腹立たし限りです

そして、いよいよ女の家に行こうと思って日程も決めま

した

しかし、そこから事態が急変しました

Kさんも意気込んでいたところに、どうしたらいいか

迷う事が起こったのです

Kさんは、いろいろな思いを込めて不倫ブス女のアパ

ートに乗り込む準備をしていて、もうその決行の日が

近づいていました

夫にも子供に対する接し方もぞんざいですし、会社に

も迷惑をかけている事もよくよくわかっているので、

すぐにでも行ける体制を整えていた矢先でした

Kさんは、夫と不倫ブス女のやり取りはスマホから見

れている状態です

もちろん、しっかりとチェックしている毎日で決行の

2日前のやり取りに異変が起こりました

女の方がこんな関係はよくないという内容のラインを

送っています

しかし、それを夫は続けるために必死になだめる事を

返しています

それを読んだKさんは、

‘ひょっとしてこのまま関係が終わるのでは‘

と思って、私に連絡をしてきました

Kさんは

‘昨日の夜のやり取りを見ると、女は本当に

別れたいのではと思ったんですけど、どう

でしょうか‘

‘これは女がKさんと自分のどっちを取るか

夫に試しているだけです‘

‘そうなんですか、文面を読むと夫が一人

すがっているように見えますが‘

‘女はそのすがる姿を見たいのです、その

文面に騙されてはいけませんよ‘

と言って、Kさんに予定通り対決するように伝えます

案の定、それ以降も女は夫と別れるわけでもなくシレ

っと翌日もラインを送っているのを確認します

Kさんは、一旦夫と不倫ブス女の会話を見て

`もしかすると別れるのかも`

と思った自分を反省しました

結局は自分が一人いい方に考えているだけで、夫と不

倫ブス女は何も関係を崩していない事がわかります

そして、再度自分の納得するのは直接女と対決する事

と思って行動に移します

女が会社を思わった頃を見計らって、出てきた所に声

をかけて、場所を変えて話をしました

Kさんは既に、一回自分で終わったのではないかと思

った自分を反省しているので、今回こそは言うべき事

に迷いはありません

‘もう会っていません‘

‘私は迷惑していました‘

‘奥さんには迷惑をかけるつもりは

ありませんでした‘

位の言い訳をしてくる事は、私とのカウンセリングで

シミレーション済みです

そして、女の言う事はやはりふてぶてしい態度です

Kさんよりも10ほど年下ですが、前々悪いと思ってい

ないのです

Kさんも準備して話をしていますので、もちろん言い

たい事を言って、謝罪や慰謝料を求めます

そして、数時間かけて話をしましたが、女はやはり知

能指数が低いので、親に会うステップに踏む事を決め

ました

もちろん、その親もダメ親の可能性が高いわけですが

それでも、アホ女の事は放置するわけにはいきません

そして、そう思って女にはこれから私の納得するよう

動くと言って別れます

Kさんは、不倫ブス女に直接会って、言うべき事は言

いました

しかし、この女は反省するどころか、自分は悪くない

くらいの態度です

あらためて、こんな女に翻弄されている夫を

‘こいつ本当にバカ‘

と思います

大事なお子さんとの時間やエネルギーをこんなバカな

女に費やしている夫を心からそう思うのです

そして、夫はもちろん女とKさんが接触した事を察知

して、家でもキレ気味の態度を出します

しかし、Kさんからすると全然気になりません

想定内の事ですから、何を言うのかも想像つきます

‘もう離婚しよう、それが無理なら出て行け‘

と言う夫に

‘離婚はしませんし、別居するならあなたが

出て行けばいい、子供が一番大事だから‘

と言って、夫のあさはかな態度を一蹴します

そして、夫はそのKさんに負けたくないので強がって

逆ギレをします

そしてとりあえず夫と話した後、少し考えてみました

Kさんはこの夫とは不倫されても、自分の中では夫婦

や家族を続ける覚悟です

そのためにも、夫ではなく自分が中心になって進める

強さがいると心から思います

夫は結局、意志が弱くてこんな不倫ブス女にほいほい

ついていく精神年齢です

そこに、妻である自分が絶対に揺るがないで夫婦や家

族を守る信念です

Kさんは夫の逆ギレを聞きながら、自分がしっかりし

なければいけない、子供を守れないという気持ちを新

たにしました

夫は自分のやっている事が悪いとはわかっています

しかし、結局この10以上も下の不倫ブス女にいい顔

をしたくて、家庭も不倫も続けたいと思ってきたわけ

です

その夫にすがっている自分では、子供が本当に成長を

妨げられると感じているのです

そして、夫がどうこう言おうが、女の親に会う事を決

行です

Kさんはその数日後に、あらかじめ調べていた女の親

の家に行く事にしました

この時も、子供さんの顔を思い浮かべながら、

‘あなたたちのために頑張るからね‘

と誓って行きました

そして、女の親の家に行くと、親もいて今回の不倫に

ついてしっかりと話しをしました

しかし、ある程度予想Kはついていましたが、

‘この親にしてこの子あり‘

の親です

‘うちの娘はとにかく会社をやめさせるし

旦那に会わせてほしい‘

と言います

Kさんからすると、

‘それよりもまず、謝罪でしょう‘

というような態度ですが、想定内ですので、自分の言

うべき事を言って帰ってきました

ここまで言えば、自分の娘のアホさは伝わっただろう

という思いです

もちろん、夫には言わずに自分のすべき事、子供に将

来説明ができる事を伝えてきました

その自分に納得感も強くありますし、待っててくれて

いる子供さんの笑顔は自分が作っているという実感が

あるのです

そして、女と女の親にはしっかりとけじめをつけて、

その次は夫です

Kさんは、女に引き続き女の親にも会いました

女の親は、

‘お宅の旦那に会わせてほしい‘

と言うので

‘どうぞ連絡して‘もらって結構です‘

と伝えてきました

もちろん、当然の事です

夫も女の親に会って、アホはアホなりに言われるべき

です

そして夫の親にも話をする事にしていますので、夫は

自分の親や女の親に

‘お前の頭はどうなっているのか‘

と言われるべきです

もちろんこの不倫ブス女も同様に、会社を辞めるのは

当然の事として、慰謝料もしっかりと払わせるところ

まで手を抜きません

Kさんからすると、全ての行動は

‘子供に説明できる母親‘

という考えです

一ミリたりとも、そこに負けている自分はありえない

という思いです

夫の馬鹿さや不倫ブス女の図々しさに負けたら、子供

には絶対に顔向けできないという思いです

そして、夫の親にも不倫の実態を伝えると今度は夫が

Kさんの親に対して腹いせにいろいろと言ってやると

言い出します

本当に情けなくて小さな夫、心からそう思います

Kさんは、子供のために夫と不倫ブス女のふざけた愚

行に戦い続けました

自分一人ではできない事を、相談者仲間にも励まして

もらいながら、子供さんの笑顔を守るために必死で戦い

ました

そのKさんに夫は反省するというよりも、自分の恥部

をさらされた怒りを出してきました

Kさんだって夫婦をやっていれば至らない点も出てく

るのは仕方がありません

Kさんの事を、Kさんの親に言ってやると言います

その夫に

‘言えばいい、あなたが言いたいならそれで

いい、でも聞いたうちの親はなんでそんな

事を急に言い出すのかと理由を聞くけど、

自分の不倫が原因とそこまで言いなさい‘

と言います

すると夫は、結局天に向かってツバを吐いている事に

なると気づいたようで、黙り込みます

その夫を見てKさんもさらに夫婦や家族を自分がしっ

かりと自分が進める覚悟をさらに強くしました

 

〔ブス女の子分〕の不倫脳夫の心理が想像つくという【夫婦のシンクロ】

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。