不倫はダメなものはダメと相談者仲間の後押しでブス女に対決した妻【前編】

不倫に負けない

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、相談者の中には年が離れた夫

と結婚して、依存している中で不倫が起こるケースもあります

そういう時には、今までの平和ボケが強くてなかなか現実を直視するのが難しい

状況です

しかし、カウンセリングを受けて相談者にも励ましてもらってブス女を叩いて

‘夫からの脱却‘

をした方の実例です

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

先日、相談者のFさんからご連絡をいただきました

Fさんは、今年の春先に初めてご相談をいただいた方

で、夫の不倫に悩んでいました

遠方に住まいですので、最初はメールと電話での相談

で始まります

しかし状況が状況という事で、会って話す方がいいと

判断して、私の方から近くまで出向きお会いしました

そもそもFさんは夫とは、若い頃に仕事の関係で知り

合い年の差の離れている、お兄さんというようなイメ

ージでした

しかし、仕事の事でいろいろと時間が経過している中

でFさんと夫は会う機会も多くなり、いつの日か交際

に発展しました

そして、その後まもなく結婚に至ります

夫は年上バツイチで、Fさんも昔から母親もよく知る

夫には、人生を預けるつもりで結婚しました

仕事も順調に業績は伸びて、そのうち子宝にも恵まれ

て幸せな家庭を築いていました

そして家族で一生懸命頑張って、自営の仕事を盛り立

てて長年過ぎていきました

その中で、子供も大きくなっていろいろな事をわかる

ようになっていき、Fさんも夫の事を尊敬している自

分と子供がいて、これ以上ない幸せでした

しかし、その幸せがなぜか少しずつおかしくなってい

きました

Fさんは、夫と子どもと幸せな生活を長年送ってきま

した

出会いはFさんが若い頃に、お兄さんというかおじさ

ん位、年の離れた夫と一緒に仕事した事で知り合いに

なったのです

その事はまだ既婚でしたが、夫もその元妻とは離婚し

てFさんと一緒になりました

まだ若い頃でしたので、Fさんも本当によくわからな

いまま、勢いで結婚した自分もいます

しかし、それでも後悔はありません

夫の事を前から知っていた母親の勧めもあって、Fさ

んも、人生の伴侶として夫を選びました

ちろん、年上で仕事をバリバリしている夫はFさんか

らすると

‘この人を頼りに生きるだけ‘

という思いです

もちろん、それまでの夫の仕事を手伝っていましたの

で結婚で尚更頑張らなければと、必死に働きました

そして、そのうち子宝に恵まれて公私共々順調に進ん

でいました

そのままの状況が続けばいいのですが、得てして何か

が起こるのが人生です

夫がいつの頃から、仕事でも身が入らず何かFさんか

らすると、どこか集中できないように見えるようにな

ります

そもそも出張もそこそこある仕事ですので、いろいろ

と家を空ける事も多い夫です

しかしその夫を昔から見ているFさんでも、今の夫は

何か違うという思いです

Fさんは、夫の異変を少しずつ感じるようになります

それは、前から夫の仕事を一緒にやっていたFさんな

らではの勘です

そもそも家を空ける事が多い夫ですが、家に帰ってき

てしっかり安心させるような態度ではなく、何か思い

詰めて苦しい顔を出すようになります

仕事の状況はFさんもよくわかっていますから、何か

あれば

‘ああ、あれで悩んでいるな‘

とわかります

しかし、その思い当たる事とは違うような態度です

そして、しばらく夫の行動を観察する事にします

そうすると、やはり仕事と言って出かけはしますが帰

って来てからの態度が、やけによそよそしかったりス

マホを片時も離さないようになっています

Fさんも

やっぱり何か隠している、しかも仕事の事

ではない‘

という勘が働きます

そして、しばらくしてから夫の持ち物やスマホを見る

チャンスが出てきます

その機会を逃さずFさんが見ると、女の陰があります

まさかとは思っていましたが、夫の様子からすると自

分に隠す事と言えば女の事ですから、合点がいきます

その女はひょっとしてと思っていた、仕事で関係のあ

る女です

Fさんも長年一緒に仕事をしている分、女の素性も大

体把握できます

しかし、何しろ夫がその女とコソコソ会っているとは

想像はしていませんでしたから、気が動転します

Fさんは夫の異変に気が付いて、いろいろと探ります

仕事の関係でおかしくなっているのではない事は、自

分の勘でわかります

‘絶対に隠し事をしている‘

という確信の元、夫のモノを調べていると会社の仕事

で関係している女との密会をしているようです

Fさんももちろん驚きますが、何をどうしていいのか

がわかりません

しかし何もしないままではまずいと思って、自分で地

元の探偵に連絡を取ります

そして、夫の素行を調査してもらう事にします

その時には、まさか夫が女と会っている何てという思

いです

しかし、それを確信するためには証拠が必要です

その状況で、Fさんは自分がしている事は何かもよく

わからなくなっています

もう無我夢中で、探偵とやり取りをして夫のくさい日

を選んで追いかけてもらいます

すると、やはり会社からは離れた山の中のラブホテル

で二人入っていく姿が捉えられます

そして数時間滞在後に何食わぬ顔で、地元のレストラ

ンで食事をしている姿を、探偵がカメラに収めます

その報告を聞いて、さらに動揺してどうしていいのか

わからずネットサーフィンを続けます

‘私の勘が当たってしまった、でも何をして

いいかわからない‘

という不安な気持ちを持ち続ける中で、私のブログを

発見して連絡をいただきます

Fさんは夫の異変に気が付いてから、まずはできる事

と思いついたのが、探偵を使って調査する事でした

それもある程度行動パターンを読んでいたので、確信

もありました

そして案の定、夫は睨んでいた仕事絡みの女と一緒に

車で郊外のラブホテルに入って、その後食事をしてい

る姿を捉えます

その報告を聞いてFさんもやっぱりという思いと、こ

れからどうすればいいのかという気持ちが混在します

その中で、私に連絡をいただきます

それまでの経緯を聞いて、Fさんが必死で今まで夫の

フォローをして家族を守ってきた事がよくわかります

‘私は男の人は夫しか知らない中で、一生懸命

今まで頑張って来ましたけど、こんな事になっ

て本当にどうしたらいいのかわかりません‘

と、電話の先で鳴き声になっているFさんがいます

その状況を聞いて、近々Fさんの近くでセミナーを開

催する事になっていましたので、その日程に合わせて

お会いする約束をします

そしてお会いしてさらにお話を聞けば聞くほど、アホ

な夫とバカなブス女の姿を想像できます

ここまで尽くして頑張ってきたFさんが、この二人に

泣かされていていいはずがない、という気持ちになる

わけです

そして、絶対にまずこのブス女を叩く事が大事という

作戦を立て、しっかりと自分の理不尽を晴らす事を約

束します

夫の事はブス女をたたいた後で、いくらで償いをさせ

たらいいのです

Fさんも私のブログをさんざん読んでいたので、私の

考えをよく理解しています

しかしそれまでは自分一人で戦っていたので、味方を

してくれる人が出たという思いで、また涙がこぼれ

ます

そしてそのままセミナーにも参加して、相談者仲間

を紹介して、さらに味方を増やします

 

夫の不倫に悩む妻の相談者交流会で笑顔と工夫を交換しました

 

Fさんは、夫の不倫の証拠を掴んで私のところに連

絡をして会いする事になりました

もちろん、自分では何をどうしていいかわからない

という気持ちと、孤独の中で不安が一杯という思い

が混在している中でお会いします

そして、会ってお話しをしているうちに、Fさんは

今まで我慢してきた涙が、一気に流れ出ます

人前もはばからずに、出る位苦しい思いがあった証

拠です

そしてその探偵の調査報告書も見せてもらい、これ

なら不貞証拠として十分という確信の元、作戦を立

てます

また、セミナーも参加してそのまま相談者の交流会

でも先輩相談者と話をしてもらいます

すると、一日で一気に仲間ができたという思いでさ

らに涙が出つつ、喜びも出ます

そして、その調査報告書と共にもらっている動画の

DVDを事務所に持って私も再度確認します

見れば見るほど、夫もブス女も舐めている姿です

典型的な、

‘自分たちさえよければいい‘

と家族をはじめ、周りに迷惑をかけても関係ないと

いう空気で映っています

この姿見て、許せる人なんているはずもないのです

Fさんは夫とブス女の不貞証拠を手に入れ、さらに

仲間も手に入れます

多くの同じ思いをした相談者が、Fさんを応援して

くれます

そこには、一人で背負い込んでいたものをしっかり

‘私が持ってあげるから貸して‘

と言ってくれている、仲間の姿があるのです

そこに、Fさんも

‘私は絶対にこのバカな二人に負けてはいけない‘

という思いを強くします

そして、私に預けたDVDの事も確認します

‘どうでしたか‘

‘これで‘不貞証拠にならない何て言える人は

いないでしょう

それにこのふてぶてしいブス女の事を絶対に

許せないと皆が思いますよ‘

という事を伝えます

そしてFさんもその言葉にも大きく頷いて、他の相談

者にも励ましを受けてブス女との対決を決意します

その間夫とは何事も無かったかのように、普通の生

を続け、しっかりと準備を進めます

そして、お会いしてから2か月ぶりにFさんから電話

が来ます

‘ご無沙汰しています、お会いしてからよしや

ろうと思っていたのですが、いろいろとあっ

てなかなか行動に移せていないままで、喝を

入れてもらおうと思って電話しました‘

‘そうでしたか、あれから気にかかっていまし

たよ、もちろんどの人もすぐに対決できるの

かと言えばそうではないのです、しかしFさ

んの場合もお子さんのために絶対にこのアホ

二人にケジメをつけなければ、納得なんてな

いはずです‘

‘そうですね、私も絶対に子供のためにやらな

ければいけないそう思っています、頑張ります‘

数分間の電話でしたが、Fさんの気持ちにスイッチが

入った瞬間です

Fさんに最初ご連絡をいただいたいのが、今年の春先

です

そしていろいろとメールや電話、対面でカウンセリン

グをして、ブス女との対決の決意を固めました

その間、いろいろな気持ちが交錯してなかなか動けな

い時期もあります

しかし、そんな事を言っていては自分の苦しみは晴れ

ないという事もよくわかっています

その悶々とした気持ちも、時間の経過と共に動く事で

状況を変える自分ができてきます

それは自分が長い間、夫の信者であった事を自覚して

いるからこそです

しかし、その状況では夫が舐めているから不倫をして

いる現実をわかっています

そこから自分が強くならなければいけない、という事

を人生の命題にしているのです

その強さを溜めて、しっかりと吐き出す準備をこの数

か月で作ってきました

そして、いよいよブス女との対決の日が来ます

ここまで悶々としてきた自分を、やっと追い払って自

分の納得を追う自分ができています

そして、その日を迎えて自分が準備してきた流れをも

う一度確認して行動に臨みます

もちろん夫には何も悟られない様にして、自分は決め

た事をやるだけです

旦那の怪しい9つの行動、浮気かどうか見極めて納得の対処法を解説

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。