ウソツキ不倫ブス女に降り掛かる天罰と慰謝料の取り方夫婦の見直し方

自分の成長

公開日 2015年4月24日 最終更新日 2023年4月18日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気に天罰が来ないかと考えている相談者にとって、夫の浮気は他の問題
よりも心にグサっとくるものです

 

それには、ある理由があります

 

ある日突然、発覚する夫の浮気に心が大きく揺れ動くのは当たり前の事です

 

それまで信じて疑わなかった夫の裏切りに、何も思わない妻はいないのです

 

 

夫の浮気は相談者を強く混乱させる

 

 

他の問題とは全然別物

 

 

他の問題であれば、相談先が決まっていますが、夫の浮気はどこに相談していいのか
わからないのです

 

例えば、お金の事であれば弁護士、DVであれば警察というように、相談に行くべき
ところが頭に思い浮かびます

 

しかし、夫の浮気で弁護士はぎょうぎょうしいし、役所の無料相談では、具体的には
何も進まない話しをする事になるケースが多いのです

 

そうなると、どうしても自分の中でネットサーフィンをするだけの状態が続きます

 

しかし、ネットでは一方的に情報を見るだけですから、書いてある事に疑問を感じても、
質問する事ができません

 

そして、他の情報を取りに行ってさらに混乱するという悪循環になるのです

 

また、借金や暴力のように目に見えるものと違って態度がおかしい、冷たい等という
感覚的な事から始まる事や、どちらかと言えば自分にも非があるのではなど、自責の念
が出る事から、異変をきたすのです

 

それくらい、数ある夫婦問題の中でも、夫の浮気は相談者を混乱させます

 

周りの景色は変わらず自分だけが孤独になる

 

 

ある時夫の浮気がわかったとしても、周りがそれを知るわけではありません

 

多くのケースで、

 

『私だけがこの状況を知ってしまった、どうすればいいのか』

 

という孤独に陥るのです

 

その状況というのは、周りの景色も人間関係も変わらないわけですが、自分の心の中は

 

‘暗闇をさまよう‘

 

というような感覚です

 

その周りと自分の心持の大きなギャップが、相談者である妻を余計に苦しめるのです

 

 

自分を責めてしまう負のスパイラス

 

 

そして何よりも、多くの相談者にみられるのが自分を責めてしまうという現象です

 

『もう少し夫に優しくしておけば、こんな事にはならなかったのでは』
『私がいい奥さんだったら、浮気なんてしなかったかも』
『もっと夫の事をわかってあげていれば、全然違ったかも』

 

と、あたかも夫の浮気の原因が自分ではという、大きな勘違いをしてしまうのです

 

もちろん日頃の夫婦の関係では、多少のいざこざはどこにでも起こります

 

しかし、夫の裏切りが妻に原因があるはずがないのです

 

夫とブス女にしか原因はないのですが、それを自分で自分に責任を転嫁している状況を
やめなければいけないのです

 

 

夫の不倫をどう考えるべきか

 

 

夫の不倫が起こった時に、妻としてはどういう捉え方をすべきなのか

 

それはなかなか自分一人では、冷静には捉える事ができません

 

混乱している頭の中で、じっくりと起こっている事に対しての考えを作る事が大事です

 

 

夫の不倫は自分の人生の転機

 

 

そもそも、夫の不倫が起こっているという事は

 

‘夫婦が緩んでいる‘

 

という事に他なりません

 

やはり、このままの夫婦を続けていてもよくなるわけがないのです

 

そういう意味では、夫の不倫は夫婦の問題という捉え方よりも、

 

‘自分の人生の転機‘

 

と考えるべき事です

 

夫婦の見方や、自分の物事の考え方などをしっかりと作る転機です

 

そう考えると、空しくなる問題の処理というよりも、自分のために行動する意識に
なるのです

 

夫の不倫を、最初はそう考える事は難しいですがカウンセリングを受ける事で、前向き
なっている相談者は数多くいます

 

物事の視野を広げるために、私に用意された試練と思える自分作りです

 

そこに、カウンセリングの目的があり、苦しくて、辛くて、情けない自分を過去のもの
にしてもらうための共同作業です

 

不倫は夫だけの悪事ではない

 

 

そして、夫の不倫という実態はブス女の悪事でもあります

 

なぜなら、不倫は一人ではできないのです

 

法律用語で言えば、

 

‘共同不法行為‘

 

です

 

共同ですから複数犯の悪事で、共犯者はもちろんブス女という事です

 

そこに相談者の意識が、正直あまり強くいかないケースが少なくありません

 

‘夫の不倫‘

 

というよりも

 

‘夫とブス女の悪事‘

 

 

という見方をしなければ、この悪事に正確に対処できないのです

 

 

不倫は珍しい事ではない悪事

 

 

夫の不倫がわかると、こんな事が起こっている夫婦はそうそういないという疎外感に
襲われます

 

『私の知っている人で、浮気されている奥さんなんていない』
『私だけこんな目に遭っているのでは』
『テレビやネット世界だと思っていた、まさか私に起こるなんて』

 

と、とにかく物凄く低い確率で起こっているような錯覚になります

 

しかし、正直私の所にも数多くの相談者が来るわけです

 

それは世の中に起こっている浮気のほんの

 

‘氷山の一角‘

 

です

 

そういう実態をカウンセリングでお話しすると、相談者もある意味安心感を持ちます

 

人間自分だけに起こっているという思い込みを持つと、心も弱くなってしまいます

 

しかし、

 

『私だけでも何でもない、こんなに多くの人に起こっている事なんだ』

 

 

とわかれば、気持ちに安ども出てきます

 

 

不倫発覚前後の夫婦は違う意味を持つ

 

 

不倫が発覚しても、もちろん夫婦である事には間違いありません

 

しかし、その夫婦は以前の夫婦とは違う意味を持っています

 

以前であれば、

 

  • ‘お互い助け合う‘
  • ‘一緒に高め合う‘
  • ‘二人で同じ方向に‘

 

というように、とにかく信じて疑わない関係です

 

多少いざこざがあっても、それは

 

  • 『もういがみ合うのはやめましょう』
  • 『そんな事はどうでもいい、あなたが大事』
  • 『私だって悪い所がある、ごめんなさいね』

 

 

という、落としどころを作ってきたわけです

 

しかし、この夫の不倫というのはそういうレベルではないわけです

 

話し合いや、謝罪でどうにかなるものではないのです

 

 

不倫はブス女がもれなく登場人物に出てくる

 

 

なぜなら、不倫は

 

‘夫と妻‘

 

だけではなく、

 

ブス女‘

 

が、もれなく登場人物に出てくるからです

 

夫婦喧嘩では、もしかすると妻も悪い時もある

 

しかし不倫では、どこをどう切り取っても妻はあくまでも被害者でしかない

 

慰謝料は司法的代償でしかない

 

 

その妻には、慰謝料請求という権利がある事がその証明です

 

その慰謝料請求というのは、日本国でいえばお金です

 

他の国であれば、不貞されても全く権利がないケースもあります

 

また、公開ムチ打ちの刑のような国もあります

 

その中で、われわれ日本人は日本のルールで生きているのです

 

もちろん、慰謝料は司法的な代償でしかありません

 

もちろん、その権利を行使するのは当然の事です

 

その権利を行使するには不貞証拠も必要ですし、請求する段取りも考える必要がある
わけです

それを、私の相談者にはなるべく探偵や弁護士を使わないで行ってもらうよう具体的
にアドバイスをしています

 

不貞証拠の掴み方や準備するもの、また撮れた後の慰謝料請求の方法などを、相談者
の状況に合わせてお話しするのです

そして、自分で証拠も掴んでもらったり、自分で請求をする事で

 

『私は自分でできるんだ、人に頼らなくてもできるんだ』

 

 

と自信につながる事を、経験してもらうのです

 

 

しかし、それだけでは心の傷は埋まらないのです

 

もちろん、お金も大事な事です

 

しかし、それはあくまでも副賞のようなものです

 

大事なのは

 

‘妻のプライド‘

 

の回復です

 

その回復のためには、やはりお金だけでは無理なのです

 

家族や友人のために不倫に戦う

 

 

その加害者であるブス女と夫に、妻としてだけではなく一人の人間としての怒りを直接
ぶつけるアクションを心から渇望するのです

 

なぜなら、相談者である妻を心から心配してくれている人がいるのです

 

その人たちのために、

 

『私は私の苦しみだけではない、私を心配してくれている家族や友人のために戦う』

 

という思いが出て来ます

 

 

不倫に世の中の目を入れる天罰

 

 

その中で、司法の代償だけではなく自分でできるアクションでバカ二人を対処したいと
思うのは自然な事です

 

ブス女の夫にも不倫実態を伝える

 

 

W不倫の場合であれば、ブス女は自分の夫にはわからないように不倫をしているわけ
ですから、ある意味ブス女の夫も被害者です

 

そして、ブス女にも子供がいれば、その子供も大きな被害者です

 

しかし、ブス女はそういう家族を裏切ってアホな事をしているわけです

 

そう考えると、相談者からすると

 

『ブス女の家族にも伝える使命がある』

 

という思いも出てきます

 

そこに、

 

『もし私が伝えると、うちの夫が訴えられるかも』

 

とブレーキがかかる人がいます

 

それで止まる人はそれで仕方がありませんが、

 

『知っていて言わないのは、自分の生き方としてあり得ない』
『うちの夫も悪いのだから、訴えられるのは当然』

 

という思いが出てくる方も数多くいます

 

やはり、この不倫という悪事を夫婦の問題ではないと認識しているからこそです

 

 

ブス女の親にも不倫実態を伝える

 

 

私の相談者も、ブス女の親にもその実態を伝える事は少なくありません

 

相談者の多くは、夫の不倫で子供さんや親兄弟が多くの不安に陥っています

 

それを毎日考えると

 

『ブス女だけ家族に見つからずにのうのうと暮らしているなんて許せない』

 

 

という心理になるのは、当然の事です

 

ブス女の親族もその実態を知って、

 

『うちの娘がこんなバカな事をしていた、本当に情けない』

 

と思って、ブス女にブレーキをかける事も少なくありません

 

逆に、

 

『うちの子に限ってそんな事はしない』
『あなたの旦那にたぶらかされた』

 

と、バカ娘を擁護するケースもあります

 

しかし、そういうブス女の親の考えや実態を知ると、相談者にも大きな納得が出てくる
わけです

 

ブス女の職場に不倫実態を伝える

 

 

また、社内不倫であれば、その会社にも伝えに行く事もあるのです

 

そもそも、このバカ二人の不倫に気づいている社員もいるはずです

 

妻が動かなければ、いつまでも職場で嫌な思いをしているのです

 

そして何よりも、会社のお客様にも不快な思いをさせているという現実があります

 

そう考えると、不倫の実態を会社に伝えるという事は

 

‘社会秩序のため‘

 

なのです

 

それをやる事で、このバカ二人の悪事に

 

‘世の中の目‘

 

を入れるという事です

 

それをする事によって、このバカ二人には悲惨な天罰が下るのです

 

有名人の不倫には週刊誌報道という、一番致命的な天罰が下ります

 

それを同じで、一般人の不倫では会社や家族に知られる事が一番の天罰になる

 

それができるのは、この不倫に一番の

 

‘権利と義務‘

 

を持っている妻だけです

 

それを、数多くの私の相談者が実行しているのです

 

もちろん、ブス女の親族に伝えるのも作戦が必要です

 

いつどこで、どういう言葉で伝えるかという事を、カウンセリングでシミレーション
をして、相談者がそれをやる意味をしっかりと理解してもらうのです

 

バカ二人には、やはりそういう苦痛を天罰として与えなければいけない

 

ラリっているからこそ、痛みが必要なのです

 

そのためにも、妻が最初は不倫をどこかで夫婦の問題にしていたのを、

 

『これは世の中を味方にして戦わなければいけない、凶悪犯罪でしかない』

 

という思いに変わるのです

 

そういう見方を変える事が、まさしく今後の自分の成長につながるのです

 

 

不倫した夫にもしっかりと天罰が来る

 

 

自分を守ってくれるのは夫ではなく自分自身

 

 

それまで、夫が大事と言っていてたのは

 

‘自分を守ってくれる夫‘

 

が大前提です

 

それを不倫という背信行為で、すべてが崩れているのです

 

それを

 

『あなたはそんな人ではない、私を守ってくれるはず』

 

と、一人過信している事が一番苦しみを生んでいるのです

 

そこから、しっかりと自分の中で

 

『自分を守ってくれるのは夫ではなく自分自身』

 

という強い思いを作るのです

 

そこから多くの相談者の人生には、夫婦ではなく自分が人生の拠り所になるのです

 

夫には様々な天罰が来る

 

このように強い気持ちで妻がこの不倫にしっかりと戦うと、様々な状況が変化します

 

もちろん、多くのケースでバカ二人の関係は大きく崩れていきます

 

それまでこそこそ会っていた状況が、妻が詰める事で

 

『ヤバイ、全部ばれてしまった』

 

と、それまで高を括っていた状況から一変します

 

多くの人に実態を知られる事で、とにかく指名手配の犯人のようになるのです

 

そして、先述のブス女だけでなく夫にも天罰が下ります

 

私の相談者でも、不倫を暴かれた夫が健康を害したり、何かでケガを負ったりする事は
少なくありません

 

もちろん、職場での評価も下がったり、親兄弟や友人知人との交流も断つ事も多いので
話し相手はブス女が殆どです

 

そうなってきますと周りからの目も厳しくなりますし、何かにつけて

 

‘社会性‘

 

を失って日々過ごしています

 

そういう状況で、何もいい事なんて起こるはずがありません

 

やはり、元来真面目だった夫は、周りからのきびしい視線に耐えられずに心身のバランス
を崩すのは当然の事です

 

夫への天罰は当然という思い

 

 

夫に天罰が当たるのは、夫がダメだからであって自分が悪いわけでも何でもないのです

 

それを、自分の成長を持ってバカな二人を見下すほどに見るのです

 

私の数多くの相談者が

 

  • 『自分でできる事がこんなにもあるのですね』
  • 『何でこんな事がわからなかったのだろう、自分で動けばよくわかる』
  • 『人の事はわかるけど自分の事はわからなかった、でも自分の事もわかってきた』

 

という言葉も出てきます

 

そこからは、夫の内輪で生きていた自分ではなく

 

‘夫と分離した自分‘

 

を意識します

 

それはいつの日か、いろいろな形で天罰が下る夫を見て

 

  • 『もちろん当然の報いがきただけ、来ない方がおかしい』
  • 『今の夫を見てもかわいそうとも何とも思わない、まだ苦しみが足りないくらい』
  • 『夫にはこれ位の苦痛がなければいけない、ずっと見ていてそう思う』

 

 

という、ある種達観している自分がいます

 

 

最終の意思決定者は自分でしかない

 

 

そして、自分には夫婦の問題よりも自分の成長のための宿題という捉え方にするのです

 

そこから大きな自分の転機が生まれます

 

私の相談者も、

 

『夫の不倫はもちろん嫌な事だったけど、これを乗り越えた事が本当に大きな
自信になっています』

 

という事を口にします

 

それもこれも、人生は順風満帆とは限らないのです

 

頭ではわかっていても、

 

『夫婦でいれば何とかなる』

 

という過信があるからです

 

しかし、現実はその夫婦の中でアホな事が起こるわけです

 

つまり夫婦を絶対視していた自分が、大きな誤解をしているのです

 

人生最後に頼れるのは、自分自身なのです

 

そこに行き着く事が非常に大事です

 

夫婦で一緒に人生を歩むというのは、あくまでも目標であってその目標を達成するには
多くのハードルを越える必要があるのです

 

そのハードルの中で、その夫がアホになる事も多々あるのです

 

そこから、夫婦という枠組みの前に自分が

 

‘最終の意思決定者‘

 

という事を認識するのです

 

夫婦ではなく、自分の事を最優先する人生を歩むのです

 

まとめ

 

 

このように、ある日突然発覚した夫の不倫に、茫然自失となるのは無理もありません

 

しかし、いろいろ悩んだ末に様々な情報をネットサーフィンで調べ、私のカウンセリング
に辿り着いた相談者には、この状況が

 

‘ピンチではなくチャンス‘

 

という事をしっかりと理解してもらいます

 

それまでの人生観にはない、

 

『自分にできる事を増やしていく』
『こういう時こそ、私はいろいろと経験して学ぶ』
『苦しみの先に希望が見えてくる』

 

という事を体感すると、それこそ夫の不倫に感謝するくらいの心境に変わるのです

 

木村泰之のカウンセリングでは、夫婦を変えるのではなく、相談者自身を変える事に主眼
を置いて、アドバイスを送るのです

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。