夫の不倫に恐れる〔離婚〕を相談者同士が【自分の権利】と教えてくれる

離婚は自分の権利

公開日 2016年5月3日 最終更新日 2021年5月31日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の相談者はブログで
ご紹介していますように、相談者同士で交流をもってもらうケースが数多くあります

 


もちろん、いろいろとカウンリングを受ける中で、ご本人同士が希望されて、話の内容
もお互いに話せる範囲で交流してもらっています

 

相談者の交流でお互いに離婚に恐怖感を持っていた事もすぐに共感する

 

 

  • 『私も最初はうそでしょう、と思って本当に苦しかった』
  • 『私も夫に捨てられると思って、もう泣いて謝った』
  • 『どうしていいかわからないまま、愛され妻をずっとやって、何か違うと
    思って木村先生のブログにたどり着いた』

 

というような会話は、毎日のように相談者同士で行きかっています

 

その中で、相談者はお互いに離婚に恐怖感を持っていた事もすぐに共感します

 

もちろん、離婚は自分が同意しなければできないという事は頭ではわかっています

 

しかし、夫の不倫にいざ直面すると孤独に陥りますから、

 

‘言えない、聞けない、動けない‘

 

の三重苦なのです

こんなに私と同じ思いをしている人がいるなんて

 

 

その状況ですから、自分に出来る事なんてちっとも思い浮かびません

 

ただただ、離婚を言われないようにビクビクしながらまつしかないという恐怖感
です

 

その中で、相談者同士で話をしますと、

 

  • 『何で私が悪者にならなければいけないの』
  • 『私はなめられている事がよくわかる』
  • 『こんなに私と同じ思いをしている人がいるなんて』

 

と、元気も勇気も一気に満タンになっていくのです

 

相談者の人間関係がなければ今ごろ私はどうなっていたんだろう

 

 

それまでは、周りを見渡しても夫に不倫されれいる人なんて自分だけと思っていた所に、
多くの同じ経験をされた相談者がいる事を知ると人生観がガラリ
変わり
ます


相談者と交流しますとむしろ、それまでのママ友の話を聞いても

 

  • 『ひょっとしたら、この人不倫されている事に気づいていないかも』
  • 『会話が薄っぺらくて、見栄のはりあいばかり』
  • 『相談者の人間関係がなければ、今ごろ私はどうなっていたんだろう』

 

くらいの気持ちになっているのです

 

 

離婚は私が決める権利したい時にするだけ

 

 

そういう交流の中では、あれほど怖れていた離婚が、

 

『私が決める権利、したい時にするだけ』

 

という強い気持ちでネガな言葉にはならないのす

 

避けたいものではなく、自分の人生で自分に必要な時に行使する手続きという
絶対不可欠な大事な権利に変わるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。