不倫旦那の幼児化を見抜く事がカウンセリングを受ける大きな意味

不倫旦那の幼児性を見抜く

公開日 2016年10月29日 最終更新日 2024年3月6日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、幼児化している旦那の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、
相談者の夫の事を分析すると、相談者からは全く見えていない夫像を見る事が
しばしばあります


相談者から見る夫は

  • 『夫は真面目で、どちらかと言えば大人しいタイプです』
  • 『夫は基本的には優しくて、家族思いでいい父親です』
  • 『夫は仕事熱心で、仕事の事なら時間を気にせずに働きます』

 

 

など、どうしてもいい面を強くイメージしています

夫を真面目で仕優しく事熱心としか捉えていない

 

 

もちろん、自分が選んだわけですからおかしな男なら結婚しているわけがない
のです

 

しかし、その中で見落としている事を見つけてあげなけれないけないのです

 

  • 『俺はお前の事なんて何とも思っていない』
  • 『早くここを出ていきたい、一刻も早く離婚してくれ』
  • 『お前はお前の好きな道を歩めばいいだろう』
  • 『もう俺は十分家族のためにやってきた、これからは好きにさせてくれ』

 

など、とにかく自分だけが責任を果たしてきたり、負担が重くのしかかって
いるような事を言うわけです

その夫を見ても、

 

‘真面目で優しく仕事熱心‘

 

という見方しかできていない事が問題なのです

 

 

どの夫も真面目で優しく仕事熱心なのは変わらない

 

 

つまり、多くの男はその3条件を持っているから夫なのです

 

そうそう不真面目で冷たくてずぼらな男が結婚できるわけないのです

他の夫婦の夫を知らないだけで、自分の見立てだけのイメージしか持っていない
のです

言うなれば、どの夫の相談者も
『うちの夫は真面目で優しくて仕事熱心です』

 

 

と言い切るのです

そこには夫のイメージというより、自分が選んだ条件を並べているようなものです
しかし、現実起こっている事はそういう夫の条件がどうのこうのというよりも、
結局意志の弱い人間というイメージを持っているのかという事です

 

 

真面目で優しく仕事熱心な夫の持つ幼児性

 

私から見える夫は、どの夫も

 


‘幼児性‘

 

をかなり強く持っています

 

男は少なからずそういう性質を持っているものですが、それが不倫をしている
事でさらに増しているのです

 

幼児性というのは言い換えると

 

‘辛抱、我慢、努力が足りない‘

という事です

幼児はとにかくそれらの耐性をもっていませんから、すぐに泣きますしすぐに
暴れてすぐにシュンとします

世の中の夫にある共通点を知る

 

 

それを夫に当てはめると、恐ろしいほどに共通点が出てきます

そこに気づけるかどうかです

 

多くの相談者は、夫のオッサンの見てくれやそれらしいビジネス用語にいろいろ
ごまかされてしまい、夫のいいところばかりを表面的にしか捉えていません

 

その相談者にカウンセリングで夫の不倫で前頭葉が委縮してすっかり幼児化した
夫の
姿を捉えてもらうのです

 

 

私の相談者はその夫の説明を聞いて

  • 『言われて初めて気が付きました、うちの夫は子供以下です』
  • 『今まであまり考えてもいませんでしたが、幼稚だなと思う場面は今まで
    何回もありました』

 

と、夫を今までと違う角度で見るようになるのです

夫は夫ではなくアダルトチルドレン

 

 

そして、夫を夫と見ず幼児と同じように見る事で、それまでの夫と自分のバランス
がいかにおかしかったのかを認識します

 

夫ではなく、アダルトチルドレンの犯罪者という見方の方がよっぽど現実的で、
腹に落ちるわけです

 

 

その夫の見方を正確にする事で、どこかで夫を今までの性善説だけで見ていた自分
から、一時的に性悪説を持つ事で納得する行動を起こせるのです

 

夫は不倫をしている事により、本当にタガが外れてしまっているのです

 

その夫を、

 

‘外見のオッサン‘

 

のイメージでとらえていてはいけない

 

 

夫のアホさを知らなければ自分が苦しい

 

明かに精神年齢が小学生くらいに落ちていると思って丁度です悪い事をして親に
怒られると思って隠したり、ウソを言ったりごまかす小学生のような幼児性を持って
いるという見方に変えるのです

 


それをカウンセリングの中でしっかりと頭の中に入れてもらうと、

 

  • 『夫のアホさが本当にわかってきました』
  • 『夫をまともな大人と思ってはいけないですね』

 

と、自分の見立てが変わってくる言葉が出てくるのです

 

夫を見る目が長い間妻という目線でだけ見ていると、自分にとって

 

‘都合のいい姿‘

 

になってしまうのです

 

夫を見る目があばたもえくぼになってしまっている

 

 

多少のダメなところは、

 

‘あばたもえくぼ‘

 

だったり、

 

‘それも愛嬌‘

 

だったり、下手すると

 

‘そういう所も嫌いじゃない‘

 

という、全く以っておかしな見立てになる事もあるのです

 

そうなっていくと、世の中目線で見る夫と妻として見る夫の乖離に気が付かなく
なってきます

 

もちろん、夫は外ではまともな社会人を装いますから妻もそれを

 

  • ‘外面がいい‘
  • ‘人に良く思われたい‘
  • ‘いい人でいたい‘

 

というように見えます

 

しかし、家の中で見る夫はとにかく自分の人生に必要な存在です

 

そうなると、多少アホな事をしていても許容範囲にしてしまいます

 

不倫の違和感を邪魔する夫への過信と平和ボケの払拭が大命題

 

夫婦揃って緩さ甘さ弱さに気付かなくなっている

 

 

自分自身もそのレベルに合わせてしまうので、夫婦揃って

 

  • ‘緩さ‘
  • ‘甘さ‘
  • ‘弱さ‘

 

に気付かないのです

 

そういう時に夫は、妻を舐めているので不倫にもハードルが下がるのです

 

仕事をしている時には、それなりに対面を保っている夫です

 

しかし、夫婦が緩んで不倫を始めた状況で著しく精神年齢が下がっているのです

 

それを妻も最初は気が付かない

 

なぜなら、外では社会的にしっかりとしていると思っているからです

 

あなたが思っているほど夫はちゃんとしていない

 

 

それは夫の一部でしかない事を、カウンセリングで知ってもらうのです

 

  • 『夫は欲望をおくびにも出さないようにして、シレっとしているのですよ』
  • 『あなたが思っているほど夫はちゃんとしていませんよ』
  • 『夫の事を過大に見ている自分をやめるのですよ』

 

 

というように、相談者の見ている夫と専門家が見ている夫の違いを説明します

 

夫の外での行動や心理について、相談者の妻が想定していない姿です

 

しかし、現実にはそういう

 

‘知らない夫‘

 

を含めて夫です

 

 

あり得ない夫を捉えるべき夫にしなければいけない

 

 

言うなれば、

 

  • ‘知りたくない夫‘
  • ‘想像していない夫‘
  • ‘あり得ない夫‘

 

を、自分の捉えるべき夫にしなければいけない

 

その中で、一番知らなければいけないのは

 

‘幼児化‘

 

です

 

全く知らないわけではないかもしれませんが、あまり問題にしてこなかった部分
でもあります

 

 

いい歳こいたオッサンとオバハンの醜い悪事を知る

 

 

しかし、ブス女との会話でも

 

  • 『俺も本当に大好き、気が狂いそう』
  • 『早く会いたい、今すぐに会ってヤリたい』
  • 『こんなに人を好きになった事はない、もう我慢できない』

 

と、高校生でもしない花畑状態です

 

いい歳こいたオッサンとオバハンの、醜いこの悪事を知る必要があるのです

 

そこから、

 

  • 『これも夫、この幼児性をしっかりと知らなければいけない』
  • 『私の知っている夫じゃないなんて言っている場合ではない』
  • 『こんな事をしているのも夫、私に見せていなかっただけ』

 

という、現実を知ってもらう事がカウンセリングの大きな意味でもあるのです

不倫に戦うには作戦が必要と頭でわかっている状態を現実にする

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。