公開日 2014年6月30日 最終更新日 2025年2月3日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日ごろ夫の言動に悩む相談者に接していますが、その中で急に目を合わなさくなった
という状況に、不安に感じる方も少なくありません
そういう状況は、全国いたるところで起こります
- 『先月から家に帰ってきても、何も言わなくなった』
- 『話をしても、私の顔を見ようとしない』
- 『何を言っても、目を合わせない』
というような現象です
それにはもちろんワケがあるのです
なにかと言えば、
‘後ろめたい‘
からです
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妻目を合わせない夫の心理とは
それまで普通に話をしていた夫が、急に目を合わせないというのは、
‘妻の顔を見たくない‘
のではなく
‘妻の顔を見れない‘
という心理が働いているのです
そういう時には、何かしら後ろめたさがあるのです
その心理状態は、目線を逸らす事で現れるのです
しかし、それを妻である相談者は、最初はよくわからないのです
- 『なんで私と目を合わさないのかしら』
- 『顔を見ると、本当に嫌そうな態度を出す』
- 『私が怖い顔をしているのかしら』
と、自分が夫に何か悪い事をしているのではという面持ちになってしまいます
不倫を隠している時に顕著に出る
しかし、現実は妻は普通に接しているだけです
夫が勝手にビビっているのです
なぜビビっているのかと言えば、一番代表的に多い原因が
‘不倫を隠している‘
という時です
もちろん、他にも後ろめたいと思うときはあります
例えば、
- ‘財布を落とした‘
- ‘会社で懲罰を受けた‘
- ‘大切なモノを壊した‘
など、妻に怒られると思う事も日々起こります
すると、妻には距離を取って話をしないようにする
しかし、それはいずれわかりますし、正直普通に暮らしていると発生する事です
不倫を妻が知ったらどうなるのかという恐怖
しかし、不倫は明らかに
‘意図的な愚行‘
でしかありません
不可抗力で起こっているわけでもありませんし、避けられる事でしかありません
ましてや、妻が知ったらどうなるのか想像に難くない愚行です
夫にとって、不倫以上妻に後ろめたい事はないのです
言い換えれば、妻にとってもこれ以上のショックはないのです
その妻の状況がわかるからこそ、顔を合わせる勇気がないのです
そして、そもそも夫から見る妻は非常に視線が怖い時があります
それはどういう時か
‘目は口ほどにモノを言う‘
という時なのです
男の目は、はっきり言ってそれほど力があるわけではなく言葉の強さや、態度で
感情を出します
夫は妻の視線の強さをわかっている
しかし、女性は何か強い思いがある時に、その強さが目に出るのです
世の中の男は、女性の視線の強さは誰もが感じます
その強さを
‘目を見て話す時‘
に一番感じるのです
男は普段仕事では相手と目を見て話すのは、慣れているのです
上司やお客様を相手にしてる時は、会社や役職が立場としてありますから、
しっかりと目を見て話します
しかし、プライベートの時には人の目を見て話すのは非常に苦手なのです
なぜなら、目を見て話す時は、エネルギーを100%使うのが男なのです
自分を良く見せる、賢く見せる意識で話すのが男です
しかし、仕事のシチュエーションでなければ、正直目を合わせる事はしたくないのです
自分のペースで、自分の思い通りに生きていたいのが男です
それ位、相手と話すという事は煩わしいと思っているのです
しかも、それが毎日顔を合わせる妻であれば極力省エネで接したいのです
目を合わさずに、最小限の言葉のやり取りで終わらせたい
そういう夫が、浮気しているのであればなおさら目を合わせるはずがないのです
妻の洞察力の鋭さ
自分に後ろめたさが満載ですし、妻の目線が怖いのです
それはまるで、
‘睨まれた蛙‘
と同じです
よく相談者が
- 『夫と会話がない、何を話せばいいのかわからない』
- 『夫が何か言ってきたら、どう返せばいいのか』
- 『夫婦でいると息苦しい、どういう事を言えばいいのか』
と思っているわけです
しかし、そもそも不倫をしている夫に言葉なんて多いはずがないのです
できる限り、最小の言葉で夫婦を過ごす事しか考えていません
それ位、
‘妻の洞察力‘
の怖さを、本能的に感じているのです
不倫夫は妻に責められたくない
先ほど書いた通り浮気した夫が妻の目を見ないのは、自分を良く見せるとか、賢く
見せる場面でも何でもありません
そういう時には、とにかく自分のアホさを見抜かれたくない一心です
しかも、妻の目力の強さを普段からよくわかっているのです
その妻の目力こそが、不倫している夫が一番怖いものなのです
目だけでプレッシャーがかかる
カウンセリングでは
『あなたの目線を気にしているから、目を合わせないのですよ』
という、不倫夫の心理を伝えます
すると相談者も
『私を嫌っているのかと思っていましたけど、怖いという心理なのですね』
と、夫の態度の真相にうなづきます
そこから、
『私は強く出なくても、目だけで夫にはプレッシャーがかかるんだ』
と、自分がコントロールする側に回っている事を理解するのです
もちろん、夫婦ですから目を見て話しもしたいのは当然です
当の夫も不倫しているかどうかは別として、昔からそういう感じで接しているわけ
ではありません
恋人の時とか結婚したての頃は、もう少し目を合わせて話もしていたはずです
それがいつの頃から、慣れや飽きも出てきて
‘最小限の会話‘
で、済ませるようになるのです
そういう時に妻も
『うんと言っているからそれでいいわ』
と、いちいち目を合わせなくても会話が成立しているのです
違和感の元は夫の後ろめたさ
しかし、ある時いつも以上に目を合わせないと感じると
『なんで私を避けるの、目を見て話して』
と、途端に目を合わせない事が気になるのです
それは、そもそも目を合わせないという事以上に本能的に
‘夫への違和感‘
があるのです
その違和感の元が、夫の後ろめたさなのです
妻に一番知られたくないという読み替え
目を合わさないという態度ではなく、その心理を読んでもらう事がカウンセリングの中で
大きな意味でもあります
- 『自分がこんな男だったと思われるのが怖いのです』
- 『妻が感づいたらどうなるか、想像しただけでビビっているのです』
- 『自分のしている事を隠すしかないという、情けなない行動です』
という事を、相談者に理解してもらうのです
目を合わせないという夫の心理に、隠されているものは、
‘妻に一番知られたくない事‘
でしかないのです
そういう読み替えができる事で、一つ夫の不思議が減るのです
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