不倫夫の〔黒夫を見られたくない〕状況を妻の強さがチャンスに変える

妻の強さを自覚する

公開日 2021年6月3日 最終更新日 2023年9月11日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者に接していますが、夫の態度はとにかく妻である自分に
対して、敵対するものです

 

不倫夫の冷たい態度や暴言は世界共通

 

 

目を合わさないとか暴言を吐くに始まり、妻の言う事にはとにかく否定するという
世界共通の態度です

 

  • 『何で俺はお前と結婚してしまったんだろう』
  • 『早く別れてくれ、俺を苦しめるな』
  • 『俺を思ってくれるなら、お前にできる事は離婚だ』

 

という思いです

 

その言動を出す夫の心理はどういうものか

 

不倫夫は黒夫を見られたくないという浅ましい心理

 

 

それは

 

`黒夫を見られたくない`

 

という、何とも浅ましい思いです

 

要は不倫という実態が世間から白い目を向けられるという事はよくよくわかって
いるのです

 

その中では、妻からの目が一番怖いし舐めているのです

 

それをイキがって強い言動で必死に隠している

 

不倫夫の心理を読む妻の強さを自覚する

 

 

逆に言えば、妻である相談者が自分の強さを自覚しなければいけない

 

舐められている事はわかっていても、

 

  • 『私の方が強いなんてとんでもない』
  • 『夫の方が全然強い、私なんて弱い立場』

 

という思い込みが強くあります

 

しかし、そもそも夫は真面目な妻である相談者が選んだ男です

 

ある意味、倫理や道徳の価値観は共通している

 

不倫夫を見誤ってはいけないのが妻

 

 

その夫がアホな事をしているのですから、見つかれば妻に

 

  • 『あなたは何をしているの』
  • 『私が一番嫌な事をしているとわかっているよね』
  • 『こんな事をするなんて、見損なった』

 

と言われるのはわかっています

 

その夫の心理を読むのが妻です

 

  • 『私が夫を見誤ってはいけない、夫も弱い男』
  • 『夫のアホさを私は逃げずに直視する』
  • 『夫婦に形はない、崩れるとかではなくどんな形にも変わる』

 

というような思いを持つのです

 

夫の不倫におっかなびっくりの自分をやめる

 

 

もちろん、自分一人では強く思えない事をカウンセリングで後押しするのです

 

  • 『夫婦は戸籍が担保している関係、離婚を言われてもノーでいいのです』
  • 『妻がアホな夫に毅然としなくて、誰がするのですか』
  • 『夫婦を弱い夫に任せますか、あり得ないでしょう』

 

と、相談者にお話しします

 

すると、相談者も

 

  • 『そうですよね、私が夫のアホさにやられたらダメダメ夫婦になってしまいます』
  • 『夫がいくらバカでも、私は私ですものね』
  • 『夫婦の事を夫に何て任せられません、私が引っ張ります』

 

 

と、それまでのおっかなびっくりの自分を捨てる決意をするのです

 

その決意こそが、人生最大のピンチが最大のチャンスに変わるのです

 

「離婚なんて大した事ない」と思えるほど、旦那の不倫で強くなる

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。