自己保身に走る不倫夫7つの特徴、妻としてどう対処すべきか解説

保身に走る夫

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、多くの方が夫の不倫を機に
人生がガラリと変わってしまった感覚に陥ってしまいます

 

夫の不倫が起こると誰でも、ショックもありますし悲しみも出ます

 

人によっては、夫を詰めるというケースもあります

 

そういう様々な状況で、夫の本質や知らなかった面が見えてきます

 

その中で、

 

‘保身に走る夫‘

 

という姿も強く出てきます

 

どう考えても不倫は間違いない状況でも、

 

『お前が俺に優しくなかっただろう』
『知らない、浮気なんて絶対にない』
『誰がお前を養っていると思っているんだ』

 

と、責任転嫁をします

 

そういう夫を見て、

 

『こんな人だったの、私は知らなかった』
『私が悪いんだ、あの人を不倫に走らせたのは私のせいかも』
『正直に言ってくれると思っていたのに』

 

と、自分の今まで知っている夫とのギャップを強く感じます

 

そういう保身に走る男の特徴を紹介します

 

保身に走る夫の特徴

 

 

ああ言えばこう言う

 

 

保身に走る男というのは、とにかく誰かに何かを指摘されても非を認めない事が
多いのです

 

『そうじゃなくて、こうだろう』
『いやいや違うって、俺の方があっている』
『お前の言う事はわからない、聞いていても時間の無駄』

 

というように、自分が正しいとか基準という会話を展開します

 

相手の言っている事を飲み込む事はなく、とにかく言い返してくるのです

 

攻撃する言葉を常に持っている

 

 

保身に走る男というのは、とにかく自分を守るために相手を攻撃する言葉を常に
準備しています

 

『お前はいつも部屋をきれいにしないよな』
『俺の言う事は全然聞いていないだろう』
『とろいし、鈍いし、気が利かないし』

 

と、とにかく妻が黙ってしまう言葉を頭に入れています

 

そういう言葉がすぐに出てくるようにして、

 

『夫にはかなわない、私がダメな妻』

 

と思わせる準備をしています

 

 

第三者の話を出してくる

 

 

自分が一番大事な男というのは、何かにつけて第三者の話を出してきます

 

『お前の事を、〇〇さんもおかしいって言っていたぞ』
『俺は〇〇さんから認めてもらっている、お前の事なんて誰も信用しない』
『〇〇さんが言う事が正しい、お前は間違っている』

 

と、第三者が言っているという想定で話をします

 

少しでも自分の言っている事に客観性を持たせて、自分が有利な立場になろうと
しているのです

 

 

いつでも逆ギレできる

 

 

詰められて自分がピンチになると、謝る事ができる男とできない男がいます

 

後者の男というのは、そういう時にすぐに逆ギレをする特性があります

 

簡単に言うと、

 

‘ちゃぶ台返し`

 

です

 

どう見ても妻が正しかったり、筋が通っている事を言うと

 

『うるさい、お前の言っている事なんてどうでもいい』
『俺に何を言うんだ、お前が俺に言うなんて』
『俺が違うって言っているんだ、それで終わりだ』

 

というように、冷静に話しなんてさせないのです

 

自分が形成不利になれば、それまで積み上げていた話もすぐにご破算にするために
逆ギレするのです

 

すぐにシラを切る

 

保身に走る男というのは、シラを切るのも得意技です

 

とにかく、

 

『そんな事した覚えはない』
『え、全然記憶にない』
『そうだったかな、思い出せない』

 

というように、曖昧にしてその場しのぎをします

 

そういう大事なところで逃げる事に全然抵抗もないというか、正面から受け止める
事はないのです

 

 

強いものには弱気て弱いものには強い

 

 

自分が一番大事という男は相手に対して、自分のスタンスを変えます

 

自分にとって立場が強い人には徹底的に弱腰ですが、弱い立場の妻にはとにかく
強気を出します

 

それはまさに、使えない

 

‘中間管理職`

 

と変わりません

 

それも、自分が都合のいい人間関係を作りたいからです

 

いい悪いではなく、従うか従わせるかの関係で自分のスタンスを決めるのです

 

息を吸うようにウソをつく

 

 

保身に走る男の特徴としては、やはりウソをつく事です

 

それも、

 

‘息を吸うように‘

 

という形容詞がピッタリです

 

『俺は何もしていない、するはずない』
『その時俺は会社にいた、疑うのか』
『関係ない、お前の勝手な妄想だ』

 

というように、妻に詰められても顔色一つ変えずにウソをつくのです

 

そういう夫は話を逸らすとか、無関係を装う事を常に頭に入れているのです

 

夫の浮気は治らない?5つの原因と特徴!妻が取るべき対処法とは?

 

 

自己保身の強い夫への対処とは

 

 

このように保身に走る夫と言うのは、正直珍しくありません

 

では、こういう夫にどういう対応が必要なのか

 

今までの夫のイメージを拭い去る

 

 

結婚するまでは

 

『なんて頼りがいがあるの、私を守ってくれる』
『私はこの人についていけば大丈夫、もう安心』
『こんなに大事にしてくれる人は他にいない』

 

位の感覚で捉えていたはずです

 

しかし、いざ不倫が発覚するとそんなイメージは吹き飛びます

 

なぜなら、そういう夫の頭の中は不倫が

 

‘見つからなければいい‘

 

という基準が最優先しているのです

 

それまでの優先順位は、妻であり家庭だったわけです

 

しかし、不倫によってブス女や自分の方が大事なっているのです

 

そのギャップに苦しんでいる自分を、変えるのです

 

夫のビフォーアフターのギャップが自分を苦しめている中で、そのギャップを
埋めるのは自分の頭です

 

夫の言動を記録する

 

夫が保身に走る時というのは、必ず言動に矛盾があります

 

それを毎回毎回頭の中で追いかけても、結局は自分の中で収集はつきません

 

こういう時には、その時その時の夫の言動をメモしたりレコーダー等で記録をする事
が重要です

 

同じ事について確認しても、以前に言った事と今日言う事が変わるのです

 

それをハッキリとさせるには、曖昧な記憶ではなくしっかりとしたエビデンスです

 

それがあるのと無いのでは、その後の対応が全く変わってきます

 

言いくるめられたりごまかされている状況から、

 

『あなたは先月15日に、私にこう言っている』
『前回はこう言ったのに何で今回はこう言うの、おかしいでしょう』
『ごまかさないで、あなたの言う事はこう言う事でしょう』

 

と、どこかで詰める根拠になるのです

 

夫の実態を探る

 

夫が保身に走るというのは、何か隠したいものがあるという事です

 

それは、不倫が一番可能性が高いわけです

 

お金の事や仕事のトラブル等も隠したい事ではありますが、それは何とかしたり隠し
通せるケースが多いわけです

 

しかし不倫はしょっちゅう隠さなければいけない場面が出るので、かなり保身が
出るのです

 

その中で夫の実態を掴む事は、非常に重要です

 

隠しているブス女についての素性をはじめ、いつどこでどのように接触しているのか
知らなければいけないのです

 

例えば夫のスマホやカバンや財布等、とにかく調べる事ができるものは調べるのです

 

そこから、

 

『これを隠したかったんだ』
『こんな事していたんだ、だからなんだ』
『これを知らなければ、もっと苦しかった』

 

という現実を目の当たりにします

 

協力者を作る

 

夫の実態がわかってくると、どこか怖い心理も生まれてきます

 

『見たくない、これ以上は苦しい』
『何だかすごいものが出てきそう、正直一人では怖い』
『これ以上は一人では難しいかも』

 

という思いも出てきます

 

そうなると、協力してくれる人が必要になってきます

 

不貞証拠を掴む

 

そしてそこから、隠れているブス女との不貞証拠も確保したいわけです

 

やはり、証拠があるのと無いのでは天と地の差があります

 

不貞証拠というのは肉体関係を証明できるもので、例えばラブホテルからの出入りや
カーセックスしている音声があれば、それだけで証拠になる可能性は高いわけです

 

それも自分でできる事から、まずはやっていく事です

 

車にレコーダーやGPSを装着する事で、ブス女との会話や行動が把握できる事も
あります

 

そこから自分で、日時を特定してホテルの出入りを追いかける人もいます

 

とはいえ、なかなか一人でやるには勇気も必要です

 

そういう時には探偵を使うという方も出てきますが、焦って飛びつかないようにする
必要があります

 

なぜなら探偵の業界もピンキリで、正直ボッタくりのような会社もあります

 

私の相談者でも足元を見られて、数百万円を払った方も少なからずいます

 

やはり、何社かの見積もりを取って比較する事も重要です

 

そういう方のために、カウンセリングの中では安心できる探偵を紹介しています

 

*探偵の紹介は継続的にカウンセリングを受けている方に行っています

 

浮気調査の尾行を自分でやる!高額な探偵は使わず確実な証拠を掴む方法

 

NPO法人よつば経由の探偵は怪しい!夫婦カウンセラーが解説

 

不倫のけじめを付ける

 

 

保身に走る夫の裏に不倫の証拠を掴んだ後は、いろいろなけじめのつけ方がありますが
わかりやすいのは、妻に生じる慰謝料請求権です

 

その権利は不倫の当事者である夫とブス女に対して行使できるわけですが、注意する事
として、

 

‘不貞の事実を知ってから3年以内‘

 

という、期限があるという事です

 

その期限というのはブス女の素性がわからないとか、不貞なのではと思った時期が
開始時期ではなく、相手もわかって確実に不貞という証拠を掴んだ時という事です

 

ただ慰謝料請求と言っても、いろいろな事を考えなければいけません

 

‘ブス女だけなのか二人への請求なのか‘
‘慰謝料の金額はどうするか‘
‘離婚をセットにするのかしないのか‘‘

 

等も、決めておかなければいけません

 

それらに加えて、そもそも弁護士を使うかどうかも大事なポイントです

 

慰謝料請求をするのには、弁護士を使わなければいけないという決まりはありません

 

現に私の数多くの相談者も、ブス女や夫に自分で請求しています

 

私の言い方としては、

 

‘直接対決‘

 

という事です

 

なぜそれを選ぶかと言えば、

 

‘ブス女に直接言いたい‘
‘慰謝料の金額も自分で決めたい‘
‘弁護士に依頼すると離婚を勧められる‘

 

というように、自分でやる方が納得や自由度が大きいからです

 

とは言え法律に詳しくない自分ができるのか、という不安を持つ方も少なくありません

 

そういう方のために、カウンセリングの中でその直接対決のシミレーションをして

 

‘いつどこでどのように‘

 

という事と、話す言葉をっかりロープレもしながら、知識も身に付けてもらいます

 

その際に使用する念書もお渡しして、その対決に集中してもらって

 

『やっぱり自分で請求した方が納得できる』
『ブス女の顔を見なければ、現実がわからなかった』
『弁護士に任せていても、中途半端になっていた』

 

という自分が出てきます

 

詳しくはこちらの記事を参照ください

 

弁護士に不倫の慰謝料請求を依頼するメリットとデメリットとは?

 

 

夫との夫婦を見直す

 

 

そしてある程度慰謝料についてはカタを付けた後が、いよいよ本番です

 

保身に走っている夫との夫婦をどうするかという事です

 

もちろん、離婚を選択するという事もあり得ます

 

しかし、私の相談者の95%は離婚を選択しません

 

なぜなら、慰謝料請求をして強くなった自分がいるのです

 

それまでの夫に舐められていた自分を変えているのですから、自分が主導権を握って
夫婦を作り直すという意欲が湧くからです

 

『頑張ってきた自分が納得する夫婦を作って、ダメなら離婚すればいい』

 

という自分に期待が出てくるのです

 

そこから、今までの夫婦ではなく自分の考えや行動をメインに日々を過ごすのです

 

そういう自分を作ると、良くも悪くも自分の思いで何とでもなる事に気付きます

 

 

まとめ

 

 

世の中には、保身に走る夫は珍しくありません

 

一番大事なのは家族でもブス女でもなく、夫自身です

 

それ位、弱い生き物なのです

 

それを今まで気付かないまま、夫婦を続けていたのです

 

しかし、こういう不倫が起こった時にそれを知る事で

 

‘ピンチがチャンス‘

 

に変わるのです

 

そのためにも自分でできる事は全てやる、そういう人生に変えてもらう事が大事です

 

カウンセリングの中で、夫に期待していた自分を変えた人から

 

『こんなに自分が変わるなんて思わなかった』

 

という言葉が出てくるのです

浮気旦那に執着しない強い自分を作る方法、夫婦カウンセラーが解説 

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。