自分が夫を教祖からどれだけ普通に弱い男の一人にするかが全て
公開日 2018年6月2日 最終更新日 2021年2月16日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、様々な夫婦が世の中にいるのは
誰でも何となくはわかっているわけです
その夫婦の多様性は想像でしかないので、自分たちがどれ位他の夫婦と違うかはわかるわけは
ありません
どちらかと言えば、普通の夫婦という感覚を持っています
しかし、その中で夫の事はどこかで
『あの人は頭がいい』
『他の人よりも優しい』
『見た目よりも気遣いができる』
『物事を深く捉えている』
という特別な存在にしています
特に
『私を大事にしてくれる』
という事がその思いを強くしています
結婚する前にそういう夫の言動を知ったからこ、そ夫婦になる事を決意しているのです
夫への特別感というのは、他でもない自分が一番感じて作っている感覚です
しかし、その夫への特別感というものが一番のクセモノです
私が相談者にカウンセリングでいろいろと情報をいただく中には夫の性格があります
様々な相談者が思うその夫の性格というのは
｀真面目｀
｀外面がいい｀
｀家族思い｀
｀寂しがりや｀
｀自分が可愛い｀
｀友達が少ない｀
等が並びます
その夫の性格は面白いように殆ど共通しているのです
という事は夫の特徴というのは自分だけが感じているだけで、世の中の多くの夫は妻には
同じように見えているわけです
妻にしてみれば、
『こんなに優しい人はいない』
というのは、自分に一生懸命だったから感じているわけです
それをそれぞれの妻が自分の夫に感じているので、自分にとって世界一の夫というのは当然
の事です
しかし、それは世の中からすると世界一でも何でもない多くの夫と何ら変わらない男の一人
です
そのごく普通の男という感覚が相談者には必要不可欠の感覚なのです
『私は夫一番と思っていました』
『他の夫婦のご主人の事は知らなかったのでわかりませんでしたが、うちの夫が特別な男の
はずがないですよね』
という比較が客観的思考を生むのです
その客観的思考が自分を夫教祖の呪縛を解くのです
そのためにも多くの相談者との情報交換が必要で、自分の夫像を崩せない人はいつまでもその
エセ教祖の夫の新興宗教にはまっているのです
自分の頭が夫をどれだけ世の中の普通に弱い男にするかにかかっているのです
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