公開日 2018年7月31日 最終更新日 2020年12月31日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、木村泰之の相談者
には、悩んでいる相談者同士をご紹介するコミュニティを作っています
もちろん、ある程度条件を作ってお互いが承諾する中で行っているわけですが
交流する事については、非常に大きな意味があると考えています
そもそも人間は一人では生きていけないのです
それは夫の不倫に悩んでいる方に限らずです
その中で、夫の不倫は相談者の状況を限りなく孤独にします
しかも子供のいじめなどの孤立とは違って、大人の孤立でしかもその孤立して
いる事にSOSを発信したくてもできないわけです
周りから見ると普通にしているし、逆に何か異変を感じ取られる事を避けている
わけで、その中で孤独から抜けるのは至難の業です
『夫の不倫がほかの人に知れたらどうなってしまうのか』
『私が悟られてしまうわけにはいかない』
『こんな事誰にも言えない、絶対に言えない』
という強迫観念に駆られているのです
なぜかと言えば、どこかで自分が非難の対象になってしまう笑いものになって
しまうのではという心理があるからです
そこには夫がやっている悪事というよりも、
‘○○さんの夫の悪事‘
と思われてしまうという被害妄想です
『あそこの奥さんご主人に浮気されたんだんって』
『奥さんが夫に愛想つかされたんだって』
というように言われてしまうのではという、負の連鎖をイメージしているのです
それをまさしく孤独の状態ではいつまでも続くのですが、相談者が交流している
とその孤独から抜ける事が出来ます
『私だけじゃないんだ、一人じゃないんだ』
『私が考えている事と同じように他の人も考えていたんだ』
『こんなにも苦しい気持ちをわかってくれる人がいるんだ』
という、同士のようであり昔からの友人であるかのようなコミュニティができる
のです
それは孤独がゆえに感じる事であり、また人間は一人では生きてはいけないと
いう事を改めて実感します
それまでは夫がいればいいと思っていた自分が、夫でなくても孤独ではないと
いう意識を持つのです
自分を理解してくれる人としては、夫以外はいないというのは思い込みだったと
いう事を知る転機でもあるのです
苦しさ孤独の中から生まれる人間関係が、自分に新たな人生観や価値観を生んで
いるのです
そこに相談者のコミュニティの意味があるのです
それは普通の人にはわからない、それこそかけがえのない深い所でつながって
いる人間関係なのです
世の中には、周りの人に理解してもらえない事は少なからず存在します
そのうちの一つが
‘夫の不倫で受けたショック‘
です
そのショックは受けた事のない周りがいくら論じても、当事者の計り知れない
思いには到底届かない
もちろん、経験した事のない人がわかってはいけない事でもあります
相談者も自分の孤独に耐え切れずに、
『私は離婚した方がいいのかな』
と、聞こうものならば
『あなたが苦しむ姿は見たくない、もう諦めたら』
『そんなに頑張っても無駄、もうさっさと別れた方がいい』
『私には意味が分からない、旦那と一緒にいて幸せ?』
という、辛辣な言葉が返ってきます
それは当然と言えば当然です
例えるならば、
‘日本と外国の文化の違い‘
位に、大きなギャップがあります
日本人の繊細さや、何かにつけて不安を持つ事に
『何でこんなに細かい事まで日本人は考えるのか』
『もっと気にしないで人生を生きるべき』
というような事を外国人に言われても、
‘外国人にわかるわけない‘
という感覚を持つようなものです
それ位、夫の不倫は現実と想像では全く異質なのです
そういう意味では、相談者も同じように何も経験していない人との感覚は全然
違う
『話す相手を間違っていた、同じような経験をしていなければ通じない』
という事を悟るのです
その話ができる人を、私の相談者で交流してもらいコミュニティを作っている
のです
それが人生でかけがえのない縁になるのです
人生で自分の事をわかってくれる人とか、わかってあげたいという人との縁は
必ずしも長い時間で構築されるとは限らないのです
短期間でも
‘共通の苦しさ‘
を有している事で、人の気持ちは大きく寄り添うのです
これが
‘共通の楽しみ‘
ではここまでの縁は生まれないのです
人は生きたいという本能がある
その本能を苦しみが妨げるわけですから、そこ苦しみを緩和する事を人は強く
強く受け入れるのです
その緩和するものが同じ苦しみを経験している人とのコミュニティなのです
私の数多くの相談者が、夫が一番大事と思っていた人生が大きな勘違いとわかる
のも
‘同じ悩みを共有してくれている人‘
の存在を知るからこそです
自分の人生で、必ずしも夫婦が一番ではないという人間関係の優先順位を見直す
転機なのです
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