公開日 2018年11月1日 最終更新日 2024年6月13日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、妻のせいにして離婚を迫る不倫夫に悩んでいる方に接していますが、相談者が
何に弱るのかと言えば、夫のアホな強気な言葉です
- 『お前が悪い、俺の事を何もわかっていない』
- 『こんなにおれが一生懸命働いているのにわからないだろう』
- 『おれがどれだけ苦しんでいたか、お前には絶対にわからない』
- 『俺はお前とは無理、もう一緒に暮らす事はない』
- 『早く別れてくれ、それだけが俺の望みだから』
- 『離婚届けを早く書けと言っただろう、何で書かないんだ』
という言動です
その時の夫はまさに、敵対の目です
それが自分の夫かと思うと、相談者である妻は
- 『こんな事を言われるとは思わなかった』
- 『本気で怒っている、謝らなければまずい』
- 『どうやったら許してもらえるだろう』
- 『夫は私を許してくれるのだろうか、何でもしなければ許してもらえない』
- 『私が悪かった事を反省しなければ、離婚されてしまう』
- 『こんなに怒るのは初めて見た、私はもう捨てられるかも』
という、自分のできていなかった事を一度に反省して夫に誠意を見せなければという
ような強迫観念です
しかし、その関係はまさしく夫婦の体はなしていないわけです
そもそも夫の言っている事の傍若無人ぶりを、どう考えるのか
不倫しておいて、妻のせいにして、さらに離婚を迫るという夫を妻としてどういう態度
で返さなければいけないのか
要は弱い犬が遠吠えをしているような夫に、ビビっている自分がいるのです
よく見れば本当にキャンキャン吠えるだけの男です
そこに弱腰の自分は、世の中からどう見えるのか
- 『そんな馬鹿な話で何で奥さんが弱ってしまうの』
- 『その夫はアホだよね、奥さんもガツンとやらなければだめだよね』
- 『こんな夫婦を続けるの、離婚すればいいのに』
と、毅然としたり三下り半を突きつける妻を想像するのです
その世の中の想像とまさに逆になっている自分に、恥ずかしい気持ちがなければいけない
そうでなければ、夫だけではなく自分も世の中から白い目で見られるのです
それ位の意識で夫のアホさ、その陰で操るブス女を叩くのです
- 『こんなチンケな男にやられっぱなしでいいはずがない』
- 『私は何のために結婚したのかわからなくなる』
- 『どれだ夫婦や人生に真剣かを教えてやる』
という自分に立ち戻るのです
夫とブス女は本当に人としてダメな事をしているのです
そこに誰が一番喝を入れるのかは明白なのです
自分が何をするのかは、夫に気に入られる事でも何でもないのです
妻としてのアイデンティティを出す事です
『私は不倫されて泣いてすがるような女ではない』
『こんな事を黙ってみているなんて、私のプライドが許さない』
という信念がいるのです
その先にバカな夫の逆ギレを見れば
『本当に小さい男、こんなに見苦しいとは思わなかった』
と、夫を怖がっていた自分から過信で自分を弱らせていた事に気付くのです
その中で多くの事を
‘忘れていた、見逃していた、深く考えていなかった‘
という危機意識が芽生えるのです
夫婦に普通や平和を求めるのであれば、自分に絶対に緊張感がなければいけない
勝手に思い込んでいるだけでは、夫婦は安全地帯にはならないのです
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