夫の不倫で人生は【自分が主役】で〔夫の脇役〕ではない事を自覚する

自分が主役

公開日 2018年11月12日 最終更新日 2021年10月21日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、様々な思いが相談者の
頭の中を駆け巡りますが、その殆どが楽しかった頃の思い出です

 

夫が優しかった頃がウソのよう

 

 

  • 『夫が優しかった頃がウソのよう』
  • 『今までの生活は何だったのだろうか』
  • 『あの時の夫婦に戻りたい』
  • 『どうすれば昔のような生活を取り戻せるのか』

 

というような心境です

 

見た目は何も変わらない生活ですが、心の中はもう180度真逆の人生になってしまった
自分の失望感に埋め尽くされてしまっているのです

 


そういう心境になるのはよくわかります

 

しかし、そういう心理状況の時には前向きになるはずがありません

 

多くの昔の事を考えている自分をやめる

 

 


昔の話しを追い求めるのは、かすみを食べて生きていこうとしているようなものです

 

その中ですべきは、多くの昔の事を考えている自分をやめるのです

 

昔を考えていうのも時間やエネルギーを取られるのです

 

その一方で何も現実は変わらないどころか、どんどんひどくなるのです

 


相談者から自分は何をすべきかと聞かれたら

 

『変える事ができるのは自分とこれからです』

 

という表現で、過去を振り返る自分をやめてもらう事を促します

 

変化を嫌がるのは言い換えると成長を否定する自分

 

 

まずは自分の思考の変換が必要で、その時間やエネルギーを向けている先を変える事が
一番必要です

 


相談者はとかく変化を嫌がる習性がありますが、それは言い換えると成長を否定する

自分でもあるのです

 

自分の希望は未来にしかない、過去にはないのです

 

いくら頑張っても思い出や自分ではない夫に希望を持っていても意味がない

 

自分を変える時間やエネルギーが山ほどある事に気付いてもらうのです

 

過去にしがみついていた自分が情けないです

 

 

そこに気付いた私の相談者は

 

 

  • 『過去にしがみついていた自分が情けないです』
  • 『これからの自分に期待しています』
  • 『私ができるのはこれからの自分に希望を持つ事です』

 

 

というような言葉が出てくるのです

 

それはまさしく自分が人生の主役で、夫の脇役ではないという自覚です

 

夫婦や家族の中で自分がどういう意識でいるのか

 

そこに、今後の人生を左右する大きなカギがある

 

自分が前を向いていれば何とかなる

 

 

何をしても、自分が前を向いていれば何とかなるのです

 

そういう自分が生きている意味を発見できる事知るのです

 

人生は誰のものでもなく、自分のためのものです

 

自分で決断する責任がなければ、人生は人のものになってしまうのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。