人生で必ずある夫婦の危機8つの原因、妻の心構えと対処法5選

夫の不倫

公開日 2022年9月30日 最終更新日 2024年2月21日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、どうしてこんな事が起こったのかというように、
いまだに信じられないという思いを持つ方も少なくありません

 

そこには、多くの人が同じように感じる事があるわけです

 

『なんで私たち夫婦にこんな危機が来るの』
『うそでしょう、信じられない』
『あり得ない、夫が不倫なんて』

 

という、現実を受け止められない言葉が頭の中を駆け巡ります

 

その中で、人生で夫婦の危機の中で一番と思える不倫をどう考えればいいのか

 

そもそも夫婦の危機は必ずある

 

 

夫婦を続けていく中で、いい事も悪い事も起こるのは誰しも経験しています

 

考えてみれば、夫婦は何十年も戸籍を共にするわけですから、何か起こらない方が
おかしいのです

 

もし起こっていないという方も、これからの夫婦に起こると思ってちょうどです

 

そして、その危機というものはいつ起こるか、どういう種類のものが起こるのか全く
見当もつきません

 

しかし、赤の他人でなおかつ異性の共同生活が夫婦です

 

仮に恋人期間が長かったとしても、夫婦は全くの別物です

 

なぜなら、婚姻関係を結ぶ事で二人には民法が定めている

 

‘権利と義務‘

 

が生じるのです

 

相続の権利もあれば同居の義務もあります

 

恋人の時にはそんなものは全くありません

 

そういう法律の縛りもあれば、お互いの家族との関りも出てきます

 

また、特に妻の方は姓も変わるケースが圧倒的に多いですし、住居も職業も変わっても
おかしくないわけです

 

そういう関係が夫婦ですが、最初は気持ちや愛情などの勢いで

 

『何とかなる、二人でやっていけば大丈夫』

 

という思いで結婚する方も少なくありません

 

簡単に言えば、

 

‘怖いもの知らず‘

 

で船出をするのが夫婦です

 

その中で、トラブルはいつも外にあるとは限らない事に気付くのです

 

いや、むしろ夫婦間に頻繁に発生するのです

 

性格の不一致や借金問題や子供の教育観の相違、DVも出てきてもおかしくありません

 

また義理両親とのいざこさもあれば、仕事をしない夫婦もいます

 

そういう事は独身時代にはない、初めてのトラブルと言ってもいい事です

 

しかし、世の中夫婦になれば相手のいい事も悪い事も共有する事になるのですから
避けて通る事は出来ないのです

 

 

夫の不倫が起こる8つの原因

 

 

そもそもなぜ夫の不倫という、大きなショックを受ける出来事が起こるのか

 

夫婦の中で緩みがある

 

多くの相談者が夫の不倫が起こってカウンセリングを受けた時に、夫婦がどういう
状況だったのかをお伺いします

すると

 

『正直、ここ数年子育てに忙しくて夫に関心が薄かったです』
『私も仕事をしていて、家庭に目を向ける事が少なかったと思います』
『夫はいつも趣味に夢中で、私は私の趣味に忙しくて』

 

というように、夫婦の中で緩みがあるのです

 

そういう時には、何でもいいように考えて

 

‘大丈夫だろう‘

 

と高を括って相手を見ていますから、不倫をされても気が付かないですし、する方も

 

『俺が何をしてもわからない』

 

というように、緩んでいるのです

 

夫婦にすれ違いがある

 

どの夫婦でも結婚当初にはなかった事が、時間の経過と共に起こる事があります

 

それは、お互いの性格や生まれ育ちが違う事から来る、

 

‘すれ違い‘

 

です

 

新婚の頃は、相手の事を許容して見れるわけで、いわゆる

 

‘あばたもえくぼ‘

 

になっています

 

しかし、そこから少しずつ両者の行き違いが発生していきます

 

『こんな事位で怒るなんて、ウソでしょう』
『何でわかってくれないの、私の気持ちを』
『どうしてあんな態度を取るの、冷静に考えてくれないの』

 

というような事から、夫婦に溝ができてきます

 

その中で、夫も妻も外の異性に目を向けるようになっていく事も出てきます

 

夫がマウントを取っている

 

夫婦の中で、昔から夫が妻に高圧的な関係という組み合わせもあります

 

そういう夫婦では、日常的に夫の言うがまま言われるがままの妻が多いのです

 

『俺がいなければ何もできないだろう』
『俺はなんでお前と結婚してしまったんだろう』
『俺の言うとおりにしていればいいんだよ』

 

という位に、妻にはマウントを取っています

 

そういう関係では、正直夫は不倫にもブレーキが掛からないのです

 

また、妻も夫の暴挙になにも言えないような状況になりがちです

 

夫婦で過ごす時間が減っている

 

 

夫婦も年齢を重ねていくと、どうしても仕事上の付き合いとか子育てにかける時間の
方が多くなっていきます

 

夫は帰りが遅くなっても、妻は子育てに疲れて寝てしまっているというパターンは
少なくありません

 

夫婦というよりも、社会の一員とか親子の立場という時間の使い方がメインです

 

そうなっていくと、夫婦で日々過ごす時間も減っていくのは必然です

 

その分、それまでの気持ちや愛情の貯金で何とか過ごしていますが、いつの頃から
使い果たして、最低限のつながりになります

 

日頃は顔を合わせている分何とかなっていますが、どちらかと言えば

 

‘生存確認‘

 

程度の関係になっていきます

 

そこから、夫婦への関心が薄まって不倫に踏み込んでいくパターンも出てきます

 

単身赴任等で別居している

 

 

夫婦も長く続けていると、いろいろな事で別居も出てきます

 

そのうちの一つに、単身赴任があります

 

就職先が全国規模の場合に、若い頃は一緒に全国の各地に異動していたのが、子供が
できてから転校はさせたくないとか、親の介護のために夫の単身赴任にするという事
も出てきます

 

そうなると、どうしても物理的に接触する時間が減ってしまいますから、お互いの変化
がわからないようになってしまいます

 

連休に毎回帰ってきた夫も、次第に頻度が減ってきても妻の方もあまり気にならなくなる
わけです

 

そこから、LINEやメールでのやり取りで安心してしまい、想像で

 

『元気にしている、普通に暮らしている』

 

という、みなしで夫婦を続けているようになります

 

その中で、夫の方が現地妻を作るようなケースは珍しくありません

 

妻も最初は夫の一人暮らしの部屋に行っていても、徐々にその頻度も減ってしまい
ますので、その様子を放置しているのです

 

出張が多くて留守がちにしている

 

 

単身赴任と似ていますが、夫が仕事で出張が多いケースでも不倫につながる事も少なく
ありません

 

中には自営業で、数週間とか数か月出張に行く夫もいます

 

そうなると頻繁に同じ場所に行く事が多いので、そこでブス女と不倫に陥るのです

 

そのブス女も仕事絡みとか飲み屋関係とか、ケースも様々です

 

場合によっては、出張先で出会い系で繋がる事もあります

 

妻としても夫の仕事の性格上、出張は当たり前になっていますから、どうしても不倫の
発覚が遅くなるケースが多いのです

 

 

セックスレスになっている

 

 

夫婦と言っても、年月が経過するといつも同じ空間で過ごしているだけになっていると
いうケースもあり、その中で夜の生活が無くなってしまう事は珍しくありません

 

年齢によってのフィジカルの衰えも出てきますし、妻側も出産を機に体調が良くなくなり
どうしてもセックスレスになるパターンは少なくありません

 

そうなっていくと、夫も夫婦の関係が昼中心ですから、接し方が浅くなりがちです

 

しかし、夫は夫で性欲はありますから、

 

‘妻だけED‘

 

のような状態になります

 

そうなると、どうしても外で性欲を満たそうとします

 

最初は風俗だったのが、出会い系とか社内不倫などに発展するケースも出てきます

 

妻は妻で

 

『あまり夜は強くないはず』
『外で風俗なら許す』

 

というような読みや緩さが出ていますので、夫に関心が低くなっているのです

 

妻が介護等で親の面倒を見ている

 

夫婦の中は普通でも、妻の親を面倒を見なければいけないというケースもあります

 

そして実家が中途半端に近いと、ちょくちょく行く事になります

 

そういう時には親の事ですから、どうしても夫の事は優先順位が下がります

 

また、面倒を見る期間が長くなると、実家に泊まる事も常態化する事もありますから
夫の方は

 

『いいよ、俺の事は、それより行ってあげてよ』

 

と理解を示す事も少なくありません

 

その中で夫も半分独身気分が出て、食事等も外で時間を使う事が多くなります

 

気が付くと、妻の関心が親に行っているのをいい事に、羽目を外してブス女に走る事
も出てきます

 

これらの原因の中には、どこかに沈黙や不満があるはずです

 

逆に言えばそれらが発生している時というのは、危機が近づいていたり水面下で進んで
いるサインでもあります

 

関連記事

 

なぜ夫は浮気するのか、その心理と行動を分析して効果的対処法を知る

 

 

不倫する夫に対する妻の心構え

 

 

このように、夫の不倫が起こる原因を解説しましたが、妻としてはどういう対処をする
事が必要になってくるのか

 

そもそも夫婦の危機は必ず来る

 

夫の不倫があまりにも衝撃的で、受け入れがたいという状況はよくわかります

 

しかし、よく考えてみると夫婦には今までもこれからも危機がないとは言えません

 

と言いますか、あると思っていた方がいいのです

 

まずはその危機が来るのは普通という、心構えを持つ事です

 

もちろん、その危機の中で不倫は想定外です

 

しかし、起こった今となってはその想定外は想定内になるのです

 

世の中で経験していない事は、経験していないうちは怖い事です

 

しかし、もう経験した事は

 

‘学習‘

 

すべき事なのです

 

夫婦の危機は必ず来るという位の心構えを持って、無駄な事はありません

 

ネガな事を考えたくないのではなく、何かあってもおかしくないのが世の中ですから
想定外の事が起こっても慌てないという、意識を持つのです

 

それは誰のためでもなく、自分のためなのです

 

 

自分を責める事をやめる

 

 

夫の不倫が発覚すると、どうしても

 

『私が悪かったのではないか』
『もう少し優しくしていればこんな事にはならなかったかも』
『夫を大事にしてこなかった、ダメな奥さん』

 

という自責の念が出てくる事はよくある話です

 

しかし、それで夫が不倫をやめるわけでも何でもありません

 

もし、至らない妻だったと思えばそれは直せばいいだけの話です

 

しかし、それと不倫していいという話でも何でもないのです

 

 

時間が解決すると思ってはいけない

 

 

夫の不倫が発覚すると、どうしても妻としては現実を受け止めなれない心境になります

 

そうしますと

 

『とにかく私が下手に動いてはいけない』
『私にできる事は思いつかない』
『どうすればいいのかわからない』

 

という心理から、結局何もしないまま時間だけが経過する事が少なくありません

 

しかし、現実は何も進んでいないどころか、どんどんひどくなるのです

 

なぜなら、悪事を働いている当事者にとっては止めようとするものや、人がいなければ
ますます調子に乗るのは当然の事です

 

夫に

 

『この人の一時の気の迷い、私は目が覚めるのを待つしかない』

 

と、自浄作用を期待していた時間が後から無駄だったとよくよくわかるのです

 

 

夫を変えるのではなく自分を変える

 

夫の不倫が発覚すると、どうしても自分を責めたり夫に改心してもらいたいという
思いが出てきます

 

『私がもう少し優しい億さんだったら、こんな事にならなかったかも』
『夫に不倫をやめて欲しい、夫に反省してほしい』

 

というような、心理に陥ってしまいます

 

しかし、私の数多くの相談者もその考えを持ちを続けていても状況は好転しません

 

なぜなら、不倫で悪いのは妻ではありません

 

妻が自分を責めているうちは、不倫当事者の夫とブス女は

 

‘願ったりかなったり‘

 

ですから、不倫には追い風にしかならないのです

 

また、夫を変えようとしていても所詮夫は他人です

 

自分ではないわけです

 

自分で変える事ができるのは

 

‘これからと自分‘

 

でしかありません

 

いくら夫婦と言えど、夫はそもそも生まれも育ちも違います

 

また、異性ですから思考も行動も全然違います

 

その夫がバカな事をしているわけですから、妻としては

 

『やめて欲しい、昔のあなたに戻って欲しい』

 

という思いを持つのは当然です

 

しかし、それを考えても24時間監視できるわけではありませんし、夫が妻の言う事
を素直に聞いている関係であれば、そもそも不倫なんてしないのです

 

 

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不倫が発覚した時にすべき事

 

 

では、こういう夫の不倫に、妻としてはどういう行動に出るべきなのか

 

もちろん、夫にブス女と別れるように言っても、正直実現する可能性が低いわけです

 

そこに、ただ待っていても本当に時間とエネルギーの無駄になってしまいます

 

どうせ言っても、そうそう別れないだろうという事も想定しておく事も必要です

 

不貞証拠をできる限り確保する

 

やはり、別れさせたとしても、妻としてはいつも不安が付きまといます

 

そこになにもしなければ、夫の態度や言葉を信用するしかありません

 

そういう待ちの姿勢から、できる限り夫の動きを捉える事が大事です

 

もちろん、一回詰めた後ですと、夫も警戒しているのは仕方ありません

 

しかし、何もしないよりは全然ましなのです

 

1.夫の持ち物は常にチェックする

 

夫の財布、カバン、スマホ等からの情報はできる限りチェックすべきです

 

こういう時には、夫もまだ頭がすぐに働いていなかったり、妻に悪いという思いも
あって、少しガードが下がっている事もあります

 

すると、交通系ICカードの乗降履歴から、またブス女に会いに行っている形跡が
出てきたり、LINEではなく他のアプリでやり取りしているのを発見する事もあります

 

2.夫の動きを記録する

 

 

何かと、夫の動きが気にはなっていても、頭の中の記憶だけでは曖昧になってしまい
時系列に思い出せない事になります

 

そういう事も含めて、しっかりと日記やメモを付けるクセを付けておく事が大事です

 

帰宅時間や、何か

 

‘あれ?‘

 

と思った事などを、しっかりと記録しておくと、後々調べた事を見返すとつながる
事象が出てきます

 

また、人によっては、夫との会話をできる限りレコーダーに録音する事もあります

 

もちろん、夫には何も言わないで録るのです

 

普段の何気ない会話の中で、違和感を覚える事もありますので、習慣化する事も考えて
おくべきです

 

また、音声ファイルのバックアップをUSB等に録っておく事も忘れないでやるべきです

 

3.ブス女の素性も把握する

 

夫の事もさる事ながら、やはり相手のブス女の事をさらに知る必要があります

 

ブス女によっては、SNSで様々な事を発信しているケースも少なくありません

 

しかし、夫を詰めると途端にそれらのコンテンツを非公開や限定公開、削除にする事
が非常に多いのです

 

そうなる前に、できる限りブス女のSNSの情報を、写メに撮っておく事が大事です

 

結構無防備に、いろいろな情報をあげている事もありますので、そこから住んでいる
場所や家族の事等も把握できる可能性が出てきます

 

もちろん、普通に公開しているのであれば、プライバシーの侵害には当たりません

 

また、そもそも不倫をしている加害者はブス女の方ですから、被害者の妻がブス女に
ついて知る事は当然の権利でもあります

 

 

関連記事

不貞行為の証拠を出すタイミングを見極める、夫婦カウンセラーが解説

 

不倫に対処する準備をする

 

 

夫に不倫をやめるように言っても、その場限りとか、開き直る事も多々あります

 

そして、そこから

 

『もう騙されない、絶対に許さない』

 

という気持ちになって、証拠も掴んだとします

 

そこからどうすればいいのか

 

それは、やはりこの舐めている二人に対して、しっかりと納得する行動が必要です

 

不倫という、周りの多くの人に迷惑や不安をかけている悪事を働いているのです

 

しかも、妻としてやめるように言った後でも、続けているようであれば

 

『それなりの覚悟があってやっているという事、私もそのつもりで戦う』

 

という思いになるのが当然です

 

1.不倫をやめないという事であきらめてはいけない

 

そのためにも、このバカ二人に対して、気持ちで負けてはいけません

 

よくあるのが

 

『ここまで言ってやめないのであれば、私が諦めた方がいいのかも』 

 

と、根負けするケースです

 

しかし、それではバカ二人の思う壺ですし、それを狙っているわけです

 

『これでも奥さん何か言ってくるのかしら』
『俺たちは、二人でいれば大丈夫』
『見つかっても何とかなる』

 

という開き直りです

 

そこに、妻一人で戦っても、気持ちも折れてしまうのです

 

そうならないように、カウンセリングの中で、気持ちを強く持って戦うアドバイス
をしているのです

 

『あなたの子供さんがこの事実をどう思いますか、母親が強くならなければ』
『ご両親やご兄弟も見守ってくれているでしょう、負けてはいけない』
『そもそも悪人の二人でス、まっとうな人生のあなたが弱ってはいけない』

 

というお話をすると、相談者の表情も変わってきます

 

2.相談者を世の中が味方している

 

また、カウンセリングの中では多くの相談者を交流してもらっています

 

その、相談者を紹介する事で

 

『私の事をこんなにわかってくれる人がいるなんて』
『私より大変な人がいる、それでも頑張っているんだから負けない』
『世の中が味方になってくれた気分、この二人が孤立しているんだ』

 

という、勇気と元気だけではなく、知恵や工夫を好感してもらっています

 

自分と同じ立場の人と直後話すと、本当に孤独だった自分から解放されるのです

 

不倫の具体的対処5選

 

 

そして、いろいろ準備が整った後には、いよいよこの不倫という悪事に対処する事に
なります

 

慰謝料請求をする

 

 

そこにまず頭に思い浮かぶのは、確保した証拠を元にした慰謝料請求をする事です

 

それは日本の法律で、被害者の妻に与えられている権利です

 

やはり、大人が悪い事をすると、ただの謝罪では終わらないのです

 

何でも損害賠償が発生します

 

つまり、お金です

 

ただ、慰謝料請求はあくまでも

 

‘過去の苦痛の代償‘

 

でしかありませんし、苦痛をお金というモノにむりくり変換するという事です

 

しかも、弁護士を使ってやると、正直

 

『本当に請求できるのはたったこれだけなの?』

 

という金額です

 

弁護士がよく口にする

 

‘相場‘

 

というモノで、決まるところがあります

 

離婚をしないでの弁護士の慰謝料請求の相場は、イメージ的に数十万~150万位です

 

正直、その不倫一つ一つで全く苦痛の度合いは違うわけですから、株式相場のような
概念で捉えている事が大きな違和感です

 

また、弁護士の着手金や成功報酬なども、取れる慰謝料からするとかなり高額です

 

大体、一般的に弁護士の着手金が15万~30万で成功報酬が取れた金額の18~20%位を
設定し、諸々の事務手数料で数万かかりますから、仮に100万取っても、半分くらいは
弁護士に払う事になります

 

また、弁護士との相性も大きなハードルになります

 

最初は、一緒に頑張りましょうと言っていても、着手金を払うと、途端に連絡が散れなく
なって、本当に事務的に進めるだけのケースが多いのです

 

一緒に頑張りましょうと言った言葉に、裏切られたという思いをもってカウンセリングに
来る方も少なくありません

 

そういう意味でも、私の相談者には弁護士を使わないで、自分の考える金額で自分自身
で請求をするようにお勧めします

 

何よりも、自分の言葉でしっかりと直接ブス女に対峙できる事が大きいのです

 

もちろん、その方法や準備などをカウンセリングの中で、しっかりとご説明して

 

『ブス女に私から直接請求する、その方が納得する』

 

という思いを持ってもらっているのです

 

ブス女の親に実態を伝える

 

 

もちろんお金は大事ですが、それだけで妻の気持ちが晴れるものではありません

 

やはり、

 

『ブス女にもっと苦痛を与えなければ気が済まない』
『舐めている夫に、妻の怖さを与えなければいけない』
『夫婦の事はもっと私が主体的にならなければいけない』

 

というように、今までの妻ではダメという思いが出てきます

 

例えば、ブス女の親にもこういう不倫の実態を知ってもらって、周りからも

 

『自分の子供として情けない』
『社会の人間としてダメ』

 

と、ブス女の親に会って、苦痛を与える事も必要になってきます

 

ブス女にとって、親にこの自分の愚行を知られるのはもちろん嫌なのです

 

真面目に働いているところを見せて、隠れてこそこそやっているのがいいのです

 

その状況を壊すためにも、ブス女の親に知らせる事は大きな意味があります

 

ブス女の職場に実態を伝える

 

ブス女にとっては、親と同様に職場にこの実態を知られるのが非常に怖いのです

 

ましてや、長い年月勤務していたらなおさらです

 

こういうブス女は、会社では真面目でそんな事をするようにはみられていないと
いうケースも少なくありません

 

しかし、現実を知られたらブス女も退社せざるを得なくなる事もありますから、妻に
とっては大きな意味があります

 

ブス女の夫に実態を伝える

 

 

ブス女が既婚であれば、やはりこの状況を夫に知らせたいというのは妻の本音です

 

なぜなら、自分の家庭では夫の不倫を子供や親兄弟も知っているというケースが殆ど
で、自分たちばかりが不幸になって、ブス女は何も痛手がないと思うと誰だって腹が
立つのは当然です

 

もしブス女の夫に実態を伝えたら、離婚になる事もあります

 

しかし、それはブス女の自業自得ですし、ブス女の夫婦の問題です

 

そういう、ブス女に大きな代償を払わせなければ気が済まないという事は感情として
出てくるのです

 

そういう時には、ブス女の夫から自分の夫が慰謝料請求をされてもいいという位の強い
気持ちがあるのです

 

それ位、自分にとっては憤りや怒りがある時には、ブス女の夫に伝える事もあります

 

また、よくこれらの対処をすると弁護士から名誉棄損になると聞いているという質問
を受けます

 

しかし、私の数多くの相談者の中で名誉棄損になった方は皆無です

 

そもそも、ブス女のどこに名誉があるのかという事です

 

実家や職場や夫に不倫の実態を言ったとして、その矛先はブス女や夫に向くのです

 

決して妻がとやかく言われる話ではありませんし、もし万が一名誉棄損でブス女が
訴えてきたとしたら、

 

‘天に向かって唾を吐く‘

 

ようなもので、現実には高額な弁護士費用を払って自分の恥部を晒す事はいくらアホな
ブス女でもまずあり得ません

 

弁護士がそう言うのは、自分が担当するとブス女の弁護士に

 

『弁護士がついていながら、第三者に話をする事を許すなんて』

 

と、自分が責められる事を嫌がるのです

 

最悪資格はく奪になる事も恐れて、名誉棄損になるかもと脅して止めます

 

要は弁護士の自己保身です

 

その証拠に

 

『僕が知らない事にしてくれるのであれば、行っても構いません』

 

という弁護士は少なからずいるのです

 

関連記事

 

弁護士に不倫の慰謝料請求を依頼するメリットとデメリットとは?

 

 

 

夫に子供に謝罪をさせる

 

 

夫についても、子供にもこの実態を伝えて家族としてあり得ないという事を認識を
持ってらう事も少なくありません

 

夫にとって、子供の怒りや感情はこの上なくきついモノです

 

子供さんは、大好きな父親でも、倫理観や道徳観から、

 

『ダメなものはダメ、それが父親ならなおさら』

 

という思いが出てきます

 

言葉も本当に鋭く、聞いていてもっともという事ばかりです

 

その時の父親の情けない姿を、現実から逃げずにいる子供さんの強さを見る事も大きな
意味があるのです

 

カウンセリングの中では、ブス女の親や職場や夫にどういう言葉で言うのか、またその
準備やタイミングなども、シミレーションをして具体的にアドバイスしています

 

また子供さんに伝えるタイミングや言葉についても、そのそれぞれの性格や年齢を考え
アドバイスを送っているのです

 

 

夫婦の関係性を見直す

 

 

そして夫婦については、それまでの関係性から

 

『舐められない私を作る、夫に依存していてはいけない』

 

という思いを強くします

 

もちろん、離婚も一つの考えですが、それは離婚したいときにすればいいのです

 

まずは、自分が強くなって夫婦をどれだけコントロールできるかをやってみるのです

 

そのコントロールの仕方も、カウンセリングの中で具体的にアドバイスるのです

 

まとめ

 

このように、不倫(浮気)がバレても別れない夫は、正直珍しくありませんし、むしろ
別れる方が少ない事を説明しました

 

そこから、どういう対処をしていくべきなのかは、やはり先読みをしながら行動する事が
非常に重要です

 

やはり騙されている事で、悩みや苦しみが大きく出ます

 

そこに、いろいろ勇気を持ってブス女へ慰謝料請求する事も一つの権利です

 

しかし、それはあくまでも夫婦をどう考えて行くか、自分をどう立て直していくかの
手段でしかありません

 

そういう考え方や進め方を、カウンセリングの中でしっかりと理解してもらうと

 

『この苦しみが自分を強く成長させた』

 

という転機になります

 

カウンセリングの中で、不倫をただやめさせたいから、自分の成長の宿題に変える事で、
人生観が変わっていくのです

 

 

 

出張先での夫の不倫許せない!見破る方法とその後の対処法を解説

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。