夫の不倫に悩んで周りの人間に出すべき自分は〔弱さ〕ではなく【戦う決意】

戦う自分を作る

公開日 2018年12月27日 最終更新日 2021年10月19日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者には今まで多くの
人間関係があるのは誰しも同じです

 

親子や兄弟、友人知人、恩師、会社の同僚や先輩後輩等少なからずの人との関係がある
わけです

 

しかし、多くの相談者は結婚して夫婦になると住居や職が変わったりする事でそれらの
関係が希薄になるケースが非常に多い

 

子供の誕生があると人間関係がママ友に移行する

 

 

それは相談者と言わず、世の中の多くの主婦がそうなっているはずです

 

そこに子供の誕生があると、なおさらそういう人間関係からママ友に移行
するのです

 

それは望んでそうなるわけではないので、その時その時の濃い人間関係に時間を使う
のは当たり前です

 

夫の不倫を誰か知っていますか

 

 

しかし、そういう中で夫の不倫が出るとその状況を共有できる人は誰がいるのかと言
と殆ど思い浮かびません

 

仮にいたとしても、正直話をしても聞いてもらう程度の関係だという事に気付くのです

 

その中で誰かにこの状況を聞いて欲しい、アドバイスをもらいたいという気持ちは余計
に膨らんでいくのです

 

自分が悪いとか自分が我慢するしかないという思い

 

 

私が相談者にお会いして

 

『夫の不倫を誰か知っていますか』

 

と聞きますと、殆どの方が

 

  • 『誰にも言っていません』
  • 『母親だけには言いましたけど、他の人は知りません』

 

 

というように誰にも言っていないか、限定的に話しているだけです

 

そこには自分の人間関係の希薄さを感じてしまう自分がいるのです

 

その中では、なぜ自分がこんな状況になるのかとかなぜ話せないのかは自分が悪いとか、
自分が我慢するしかないという思いしかないのです

 

そういう思いとして出てくるのは、真面目な性格がそうさせているのです

 

自分は一人で生きてきたわけではない

 

 

しかし、本当に大事な事はこの歪んだ行動を起こしている夫とブス女に対して

 

『お前たちはおかしい、世の中に判断してもらう』

 

という自分を作る事です

 

その中では自分が作ってきた人間関係の中で、しっかりこの状況を聞いてもらうと
いう
思考が必要です

 

 

 

なぜなら、自分は一人で生きてきたわけではないからです

 

夫の不倫は自分の人間関係を見直す機会

 

 

今までの人生で自分を知ってくれている人に、自分の考えや思いを出す事は決して
悪い
方には行かない

 

ただ、弱さだけを出すと

 

『離婚したらと言われてしまった』

 

という結末ですが、この理不尽さに戦うと言えば周りは絶対に応援してくれるのです

 

そういう、自分の人間関係を見直す機会でもあるのです

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。