不倫夫ではなく【自分】がどういう人間かに関心を持つ人生にする

自分に関心を持つ

公開日 2019年1月13日 最終更新日 2021年10月18日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の相談者の共通点を
ブログでは書いていますが、その中でも特に共通している事があります

 

あなたが私のところにとって戻ってくるのを信じている

 

 

それは

 

`夫を信じている`

 

という事です

 

それは、もちろん夫婦ですから当然と言えば当然の事です

 

  • 『あなたが私のところにとって戻ってくるのを信じている』
  • 『どうしてもあなたの事を見捨てる事はできない』
  • 『私の悪いところは直すから不倫はやめて欲しい』
  • 『このままで終わる私たち夫婦じゃないはず』

 

 

というような感覚です

 

それはそれで大事な思いですし、そう思っていなければ夫婦になっていないはずです

 

考えなければいけない事は自分を信じる事

 

 

しかし、ここで考えなければいけない事があります

 

それは

 

`自分を信じる事`

 

です

 

 

相談者の頭の中は夫への思いは尽きる事なく湧き出るわけですが、自分の事になると
殆ど考える対象にしていません

 

なぜなら、自分をどこかで変えたくないという防御本能があるのです

 

夫を詰めたりブス女を責めると自分は嫌われてしまうのでは

 

 

自分を変えると、夫婦がおかしくなるのではという不安です

 

夫を詰めたり、ブス女を責めると自分は嫌われてしまうという思いです

 

しかし、本当に自分を信じていれば苦しい時こそ自分の思いに素直に動くのです

 

夫に不倫されて黙っているのは本来の自分ではない

 

 

夫に不倫されて黙っているのは、本来の自分ではないという思いがなければおかしい
のです

 

それこそ

 

`自分に向きあっている`

 

という事です

 

相談者が口にするのは

 

  • 『夫とどう向きあえばいいのかよくわかりません』
  • 『夫婦がよくわからなくなってきた』
  • 『夫との距離をどうとっていいのか迷ってしまう』

 

 

という時には自分を置き去りにしているのです

 

自分が自分でよくわからないというところからのスタート

 

 

自分がどうなっているのかをまず考えなければいけない

 

その時に、自分が自分でよくわからないというところからのスタートです

 

人間誰しも自分の事なんてわかっていません

 

何となく日々を過ごしている中で、何かに接している人や物事に考えや思いができて
くるだけです

 

夫ではなく自分がどういう人間かに関心を持つ人生に変える

 

 

自分で自分がよくわからない、と気付いた事自体が大きな前進です

 

そこに気付けば夫がよくわからないなんて考える時間もエネルギーもムダですし、自然と
後回しにする自分が出てくるのです

 

夫ではなく自分がどういう人間かに関心を持つ人生に変えると、夫の不思議やアホさ
には
前ほどの驚きはなくなるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。