夫の不倫には大親友に相談された時に言うべき言葉を自分自身に言う

大親友への言葉を自分にも言う

夫婦カウンセラーの木村泰之です

夫の不倫に悩む相談者の考えている事を、先読みしながらカウンセリングするわけ
ですが、何を読みながらアドバイスをするのか
それは

‘人に相談されたらどうするか‘

という事です

不倫夫の

『お前の顔は見たくない』
『早く離婚してくれ』
『俺とお前はもう終わっている』
『もう時間の無駄だ、お前もわかっているだろう』

という言葉を受けて、相談者は

『私は夫に嫌われるのが怖いです』
『夫婦を修復したいです』
『また一から仲良くなりたいです』

という思いが出て来ます

その気持ちをどうすればいいのかというアドバイスを聞きたい
しかし、そんなアドバイスはできませんし存在しないのです
なぜなら、不倫している夫にすがっているようなスタンスで状況が好転するわけが
ありません

私から言うべきは

『あなたの方が夫を嫌う立場ですよ』
『夫婦を修復するって、壊れた時計を直すのとはワケが違います』
『仲良くする前にすべき事があります』

という事です

しかし、それでは相談者は頭ではわかっていても自分の思いと逆行するアドバイス
に感じています

そこに

『もしあなたの大親友から、夫の不倫の相談を受けたらなんて言ってあげますか』
『泣きながら、あなたにしか言えないと言われたら何と答えますか』
『あなたにとって大事な親友が泣いている姿を見て、どう思いますか』

と質問します

しばらく考えた上で、

『許せないから、一緒に戦おうと言います』
『その旦那にも怒りが出て来ます』
『あり得ない、あなたは悪くないと言います』

と、大親友に相談された立場の心境を言葉にします

それは自分が相談者の立場とは真逆と言っていい言葉です
しかし、話しているのは同じ相談者です
人間と言うのは

‘自分に言う事と他人に言う事‘

が同じとは限らないのです

言い換えると

‘他人の事はわかっても自分の事はわからない‘

のです

他人に言う事と自分に対して言う事は、往々にして前者の方が正しいものです
なぜなら、他人に言う事は無意識のうちに

『世の中の目線で言わなければいけない』

と、言葉の基準を元に発しているからです

それを相談者にわかってもらう必要があるのです
自分の夫の不倫を考える時には、その発する言葉の基準は

‘夫からどう思われるか‘

です

しかし、他人の事を考えている時には

‘世の中がどう思うか‘

が基準です

相談者の思考を前者から後者に入れ替えてもらうのです
そういう作業をする事で、相談者は

『親友に相談されたらどう答えるかを、私自身にも言わなければいけない』

という思いを持ってもらうのです

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。