〔不倫をやめるかどうか〕は夫の問題で【不倫を正すかどうか】は妻の問題

夫の不倫を正すのが妻

公開日 2019年2月19日 最終更新日 2021年8月26日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者の心理が安定する
ためには何をすればいいのか

 

それを常に考えるわけですが、そこで大事な事は自分の力が及ぶ範囲を知ってもらう事
です

 

変える事ができるのは自分とこれからでしかなない

 

 

相談者ができる事は

 

`自分とこれから`

 

です

 

それは頭の中でわかっているようでわかっていないのです

 

  • 『夫はどうすれば不倫をやめてくれるのか』
  • 『仲の良かった昔に戻りたい』

 

 

と考えるのは、できる事を理解していないからです

 

その夫の気持ちや過去を思い浮かべるうちは心の安定はやってきません

 

それより今日今から自分のできる事を重ねる決意をするのです

 

カウンセリングは相談者を真逆の心境に変える事

 

 

カウンセリングでは、相談者の思考を

 

  • ^できない事`
  • `ないものねだり`
  • `夢物語`

 

 

の状況から、180度真逆の心境に変える事を主眼に進めるのです

 

例えるならば、スポーツで勝ちたいのなら練習するしかないというようなイメージです

 

どの選手も他の選手を羨ましがっていても、自分の実力はつかない

 

自分の体を使って初めて実力がつくのです

 

それを夫婦間でも同じ気持ちにするのです

 

それまで夫の傍若無人ぶりに振り回されてきた自分をやめるのです

 

そのためには、夫を初めとする他人に頼らない自分を作るのです

 

自分が苦しいのは夫ではなく自分自身の問題

 

 

それを考え出している中で

 

『私は今まで勘違いをしていた、夫ではなく私自身の問題だった』

 

という意識が出てくるのです

 

夫婦は二人で構成されていますが、自分は自分一人です

 

当たり前の事です

 

しかし、その当たり前を夫婦という関係に甘んじて自分をおざなりにしてきている

 

そこが一番自分が苦しい元凶になっているのです

 

自分の人生は自分で決めていかなければいけない

 

夫婦で決める事なんて正直大した事ではない

 

なぜなら、落としどころがあるからです

 

相手にする悩みを絞るから悩みが減る

 

 

自分を自分の意思で進める事の方がよほど難しいのです

 

自分の落としどころは自分ではよくわからないのです

 

だからこそ、納得するまで動き続けるしかないのです

 

そこに自分の中に眠っていた、

 

‘自分の可能性‘

 

を見出す転機が生まれます

 

私の相談者が多くの悩みを解消するのは悩みが消えるからではなく、相手にする
悩みを
絞るからこそなのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。