不倫夫に舐められていると思う妻は、納得するまで不倫と戦っている

不倫に納得するまで戦う妻

公開日 2017年2月18日 最終更新日 2022年1月18日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、不倫している旦那に舐められていると悩んでいる方に接していますが、
そもそも夫は不倫をしている自分をどう思っているのか

 

不倫夫に舐められていると思う妻は納得するまで不倫と戦っている

 

 

妻からすると

 

  • 『うそでしょう、あなたがそんな事をするわけない』
  • 『あんなにいいパパなのに、信じられない』
  • 『まさか夫が、不倫なんてするはずがない』

 

という感覚です

 

もちろん、裏切られたという気持ちと、信じたくないという感情が交錯するわけです

 

その一方で夫は自分をどう思っているのか

 

  • 『妻にばれたらヤバイことになる』
  • 『俺がこんな事しているなんて、全然想像していないからな』
  • 『あいつにはとにかくシラを切るしかない』

 

位のあざとい心理しかありません

 

なぜ妻に申し訳ないという考えが前面に出ないで、不倫をやめれないのかそれは、夫自身が

 

‘妻を舐めている‘

 

のです

 

当初はそうでもなかったはずですが、それが徐々に妻と一緒に過ごす時間とは別に、
家の外での自分の世界を分けて考えるようになるのです

 

メリハリをつける意味で分けている分にはいいのですが、

 

夫はプライベートを家族との時間や環境と思わずに、自分一人の時間として考えて
いるのです

 

もちろん、誰しも自分一人の時間は必要ですし持つべきです

 

しかし、結局不倫というのはブス女との情交を持つ時間、場所、エネルギーや
お金を要しているわけです

 

それをプライベートと言って通用しないのは、バカな頭の夫でもわかる事で、

 

そこを自分の欲望に負けて勝手にいいように解釈しているだけです

 

自分の不倫は迷惑ではないと思って裸の王様になっている

 

 

その証拠に、会社で自分の部下が不倫をしている事がわかれば、上司には

 

  • 『会社で広まるとまずいから、何とかやめさせろ』
  • 『内部告発があったから、まずお前が事情を聞いてやめさせろ』

 

と言われて、

 

『はいわかりました』

 

と、そのまま社会的にまずいという事を言う立場になるはずです

 

それを、自分の不倫は誰にも迷惑をかけていないと言っているのは、ただ単に

 

‘裸の王様‘

 

になっている事をわかっていないだけです

 

その夫のバカな頭と、それを陰で一緒にやっている不倫ブス女に相談者が毅然とした
態度に臨むのです

 

夫婦間の立ち位置を変える信念を持つ

 

 

そこに、夫はどう考えているのかではなく、この二人には説明を聞く余地もなくただ、
多くの人に迷惑をかけている償いをさせる行動を起こす、それだけに集中するのです

 

私の相談者の多くは、その夫とブス女のアホさに最初負けているのです

 

しかし、そこからカウンセリングを受けて

 

  • 『世の中は私の味方なんだ』
  • 『私は何も悪くない、悪いのはこのバカ二人』

 

という事を認識すると、舐められている場合ではないと強く気持ちが出てきます

 

そうなれば、必ず自分の中でこの夫婦間の立ち位置を変える信念が出ます

 

そこに不倫への対処の大きなカギがあるのです

 

夫にすがっても懇願しても、決して不倫をやめる事はないのです

 

むしろ、自分の方が上と勘違いさせるだけなのです

 

今日現在でも、その状況を続けている妻が世の中には数多くいるのです

 

自分を変えるのは、独身の頃にもっていたプライド

 

 

そこから自分を変えるのは、かつて独身の頃に持っていた

 

‘自分のプライド‘

 

です

 

夫になめられるために夫婦になったわけでも何でもありません

 

しかし、その状況を作ったのは自分にも原因があります

 

今の状況を独身の頃の自分が見たらどう思うのか

 

  • 『何でこんな男と結婚するのか』
  • 『自分のプライドはどうしたの、なめられっぱなしでどうするの』
  • 『自分が想像している夫婦でもなければ、妻でもない』

 

と思うはずです

 

夫に舐められるかどうかのは自分の姿勢の問題

 

 

要は夫に舐められるかどうかのは、自分の姿勢の問題なのです

 

不倫をしている夫を見下す妻は、世の中から見れば

 

‘まともな奥さん‘

 

です

 

その、まともな奥さんにならなければおかしいという思いが必要です

 

しかし、自分一人ではなかなか強くできない所をカウンセリングで矯正するのです

 

  • 『誰がどう見ても、悪いのは夫とブス女ですよ』
  • 『自分を責めても全く意味がないどころか、ブス女が喜んでいますよ』
  • 『自分があのアホ二人にバカにされていると思えば、絶対に許せないでしょう』

 

という客観的な構図を聞けば

 

  • 『私が泣いている場合ではない』
  • 『私は弱っていたら、あいつらが喜ぶだけ』

 

と、人生の中で最大の闘争心が湧いてくるのです

 

夫の不倫が自分の生き方を教えてくれた

 

 

そこに

 

‘自分が自分である‘

 

ために、戦うと言う意味が出てくるのです

 

そこから、人生は最後まで納得を追うという事に気付くのです

そのきっかけが、夫の不倫でも

『不倫してくれてありがとうです、自分の生き方を教えてくれたという思いです』

という思いになるのです

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。