相談者共通の取り除くべき恥ずかしい感覚は‘なんでも夫世界一‘

不倫してる夫を恥じる

公開日 2019年3月23日 最終更新日 2021年4月29日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者に必要な事は
ほぼ
共通しているわけです

 

それは何かと言えば、

 

‘特別感を排除する‘

 

という事です

 

良くも悪くも夫を特別扱いしている自分がいる

 

 

とにかく良くも悪くも自分も夫も特別扱いしています

 

相談者自身はその意識はありませんが、実際は世の中と大きくずれています

夫の

 

  • 『お前とは無理だから。早く離婚してくれ』
  • 『何を言っても無駄だ、何で俺と一緒にいるんだ』
  • 『俺にはもう時間がない、何があっても離婚だ』
  • 『このままどうするつもりだ、何で別れてくれないんだ』

 

という強い言葉に

 

  • 『うちの夫は何を言っても変えない人です』
  • 『他の方と違って、うちの夫はいきなり離婚を言ってきます』
  • 『うちの人は切れるともう手が付けられないんです』

 

と、とにかく強さや傍若無人ぶりが世界一と思っています

 

どの相談者も比較がないのに世界一怖い夫にしている

 

 

私からすれば、毎日くる相談者が人を変えて言っている事です

 

要は不倫脳の夫は世界中のどこでも同じ事を言っているのを、その妻は

 

‘世界一怖い夫‘

 

に仕立て上げているのです

 

正直その程度でビビッているようでは、チキンの夫と図々しいブス女にいいように
されてしまうのがオチです

 

何でも夫世界一を取り払うのがカウンセリング

 

 

私の相談者には

 

  • 『あなたの夫のような言動が普通です、自分の夫が怖さ世界一と思っている人が毎日
    きますけど、正直情けない夫ばかりです』
  • 『この程度の夫は数多くいます、他の相談者に聞けばもっとひどい夫がいくらでも
    います』

 

という言葉で、相談者の依存から来る

 

‘なんでも夫世界一‘

 

を取り払うのです

 

実際、私の数多くいる相談者の夫の話を聞けば

 

  • 『うちの夫なんてほんと小さい男だったんですね』
  • 『言われた通り、夫なんてそこらへんに転がっている男の一人でした』
  • 『こんな夫にビビらされていた自分が情けないです』

 

という言葉が出てきます

 

中途半端で情けない夫を知らなければいけない

 

 

正直、不倫でも特別ひどい事をやろうと思っても難しいわけで、そこらへんにある
しょうもない不倫をしている夫が殆どです

 

その特別でもなんでもない、いわば中途半端で情けない夫に右往左往している相談者
に現実を知ってもらうのです

 

そこから自分がいかに世の中を知らないかを痛感します

 

不倫さえも、世の中を知って初めて自分の現在位置がわかるのです

 

夫も自分も特別ではなく、多くの人間が起こす事をやる一人と知るのです

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。