人生〔楽〕を選ぶと苦しくなる事に気付くと【納得】を選んで笑顔になる

納得を追うと笑顔になる

公開日 2019年5月10日 最終更新日 2021年10月12日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私の中では相談者が
夫の不倫を何とかしたいという思考になっている状況を変えたいという意識が強く
あるのです

 

夫が不倫をやめたとして本当に気持ちが晴れるか

 

 

それはどういうことかと言いますと、そもそも仮に夫の不倫がやめたとして相談者
の気持ちは晴れるわけではありません

 

  • 『これは終わっても、また不倫をするかもしれない』
  • 『本当に終わったのかわからない』
  • 『これからも夫を監視しなければいけないのか』

 

と、全く安堵する自分がいないのです

 

それを想像してもらう事が大事で、夫の不倫をどうにかしたいという思考から抜けて
もらうのです

 

それではどういう事を考えればいいのか

 

自分の納得を追い求めなければいけない

 

それは

 

‘自分の人生に納得を追い求め続ける‘

 

という思考です

 

そもそも人生楽に生きたいのは人間の常です

 

しかし、その思いとは裏腹に現実は苦難や苦しい事が次から次へと出てきます

 

それを少しでも減らしたいですし、もっと言えばゼロにしたのです

 

それを実現できる人は皆無です

 

苦難や不安を自分で小さくする処世術を身に付ける

 

 

ではどうするのかと言えば、その苦難や不安などをうまく小さくする処世術を身に
付けるのです

 

言い方を換えると、不安や苦難はゼロにはならないのです

 

それを前提にすべきです

 

そうなると、夫の不倫は人生数多くある苦難のうちの一つに過ぎないという捉え方
になるのです

 

  • 『夫の不倫ごときで人生を真っ暗にしてはいけません』
  • これくらいの事で自分の人生に望みがなくなるなんてあり得ませんよ』

 

というお話をする事で、相談者も

 

  • 『そうですよね、私が強くならなければいけないという意味がよくわかります』
  • 『夫の不倫が終わっても私が安心できるわけじゃない、私がこれから気を引き締めて
    人生に臨む事が大事ですよね』

 

と、それまでおっかなびっくりに生きてきた自分から、強く現実を見据える自分に
換えるのです

 

夫に人生を預けてはいけないから納得を探す

 

 

それもこれも、自分がいかに主体的に人生を進めるかにかかってくるのです

 

夫に人生を預けてはいけない

 

自分の人生は夫婦だろうが家族だろうが、自分が納得する方を進むだけです

 

そこに、人生に楽を選ぶから苦しくなるという法則を見つけるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。