‘至らない妻と不倫夫の等価交換‘が大事な倫理や正義を奪っている

‘至らない妻‘の自虐が倫理を奪う

公開日 2021年1月7日 最終更新日 2024年3月28日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

夫の不倫に悩む相談者が、カウンセリングの中でよく口にする言葉が幾つか
あります

 

その中で特に出てくるのが

 

『自分が正しいのか正しくないのかよくわからないです』

 

という言葉です

 

もちろんそういう言葉が出てくる相談者の心理はよくわかります

 

なぜなら、

 

  • 『妻としてちゃんと夫に接してきたのか』
  • 『夫を大事にしてきたのか』
  • 『夫をないがしろにしていなかったか』
  • 『子どもに気を取られて、夫の事は関心が薄くなかったか』

 

と、とにかく夫にとっての妻という基準で考えるからです

 

自らが至らない妻と夫の不倫を等価交換している

 

 

もちろん、それを考えたら100点満点の妻はそうそういません
結婚生活で正直夫との関係は、

 

‘なあなあ‘

 

になっている夫婦は世の中ごまんといます

 

いや、そうならない夫婦の方が少数派のはずです

 

そこを追究し出すと、まず間違いなく自分を責める事になります

 

しかし、それで夫が不倫していいなんてバカなことにはならない

 

しかし、どうしても自分を責出すとそこに頭がとらわれてしまいます


いわば、

 

‘至らない妻と不倫夫の等価交換‘

 

を自分の中で勝手にしてしまうのです

 

至らない妻という思いが、不倫を許せないとか放置しないという倫理や正義を
奪うのです

 

そもそも至らない妻は反省して直せばいい事です

 

しかし、不倫は犯罪ですから糾弾されるべき事です

 

つまり、モノが全然違う事を自分が勝手に等価交換しているのです
そこに気付いていないから、

 

『自分が正しいか正しいくないかわからない』

 

というに言葉が出てくるのです

 

不倫をやめてもらう⇔いい妻になるという変な取引をする自分に気付く

 

 

不倫以上に悪いものはそうそうない

 

 

それをカウンセリングの中でしっかりと理解してもらうのです

 

  • 『自分を責めるのは仕方がありませんが、不倫は全く別物ですよ』
  • 『夫は不倫をあなたのせいにして、それで肯定しているようなものです』
  • 『正しいものはルール通りで、ルールに反したら正しくないという事だけす』

 

と、相談者が勝手に自分を正しくないというステータスにしている事をやめて
もらうのです

 

不倫が起れば、それ以上に悪い事なんてそうそうありません

 

仮にあったとしても、妻の至らなさが不倫より悪い何てあり得ないのです

 

それ位、夫に

 

‘〇ב
‘正誤‘
‘善悪‘

 

の基準を渡してしまっているのです

 

夫婦は〇×や合格不合格の関係ではなくいかに納得があるかだけ

 

妻が持つべき基準は世の中のルール

 

 

それは多くの相談者に共通している状況です

 

相談者の持つべき基準は

 

‘世の中のルール‘

 

です

 

それを忘れてしまっていては、夫婦がどうのこうのの前に社会の一員でなくなる
のです

 

誰が見ても妻の至らなさよりも、夫の不倫が正さなければいけない事です

 

夫ではなく社会を優先させなければ、自分が自分でなくなるのです

夫婦カウンセラー木村泰之が〔妻〕の前に【社会人】としてのアドバイスをするワケ

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。