公開日 2019年8月28日 最終更新日 2023年9月22日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談にはどうしても
夫には何とも言えない感情があるわけで、不倫は許せないけど自分にも非があった
という思いが拮抗するのです
目次
夫には探偵を使ったとは知られたくない
それは不倫の証拠を掴む時にもその気持ちが出るのです
- 『夫には探偵を使ったとは知られたくない』
- 『証拠は何かあった時のお守りで撮っておく』
- 『慰謝料請求まで3年あるから、それまでは取っておく』
- 『夫には探偵を使った事を言うつもりはないし、言いたくない』
- 『探偵から何かあった時のために撮っておくべきと言われて撮った』
というように、自分で主体的に撮ったというよりも
`理由付け`
ありきで探偵に依頼するのです
それはそれでわからなくもありませんが、そもそも不倫という悪事というか犯罪
の実態を知っても、それをとがめる思考にならないという事が問題です
犯罪者を捕まえる刑事が証拠を取って何もしないなんてあり得ない
そこが本末転倒になっている
例えるならば、犯罪者を捕まえる刑事が証拠を取ってそのまま何もしないなんて事
はあり得ないわけです
そんなバカな事はなく、
`捕まえるための証拠`
なのです
そこに相談者が大きな勘違いをしているのです
夫の不倫に犯人を絶対にとっ捕まえるという意識が必要
そもそも不倫をしているという事実を掴んでいれば
- 『そんな事は許せない』
- 『絶対にとっ捕まえる』
- 『こんな事放置しない』
という自分が必要です
そう思うのが普通の感覚ですし、思わなければおかしいのです
勘違いをしていると正しいものが薄くなったりぼやけてしまう
しかし、どこでどう狂ったのか証拠を後生大事に持っておこうとするのです
しかし、そんなものをいつまでも持つだけであれば、相変わらず不倫は続くどころか
ますますエスカレートするだけです
相談者がいろいろな意味で勘違いをしていると、正しいものが薄くなったりぼやけて
しまうのです
夫だからこそ襟を正すように妻である自分が対処する
夫の不倫に明確に言える必要な事は、
‘ダメなものはダメ‘
という、世の中の姿勢です
そこからしっかりと、
- 『自分が世の中に混ぜてもらうためには、迷惑をかけている人には毅然と
する事が大事、それが例え夫でも』 - 『夫だからこそ余計に、襟を正すように妻である自分が対処する』
という感覚が必要なのです
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