人間弱った時こそ生まれ育ちで培った感覚を引き出す事が重要

自分の生まれ育ち

公開日 2019年9月28日 最終更新日 2023年9月21日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私が相談者にお話し
する事の根底にあるものは何か

 

それは、

 

‘潜在能力の引き出し‘

 

という意識です

 

夫に嫌われないようにするいびつな思考

 

 

相談者は私からすると、人生大きく変えたり性格を変えるようなエネルギーを使う
必要は全くありません

 

しかし、相談者の心理は

 

‘夫に嫌われないようにする‘

 

という自分がいます

 

それは自分を変えようとしている意識があるのです

 

もちろん、自分でも反省すべき点や直すところはそもそもあるのです

 

しかし、それを夫の基準に合わせようとしているところに問題がある

 

夫に合わせるといいう事は、不倫をしている時点で自分よりダメな人間に合わせる
という事になるのです

 

不倫夫の下にいる時点で訳が分からない自分になっている

 

 

そのダメな事をしている夫に

 

  • 『私が悪かった』
  • 『あなたを大事にしていなかった』
  • 『私が至らなかった』

 

と、自分を下げている時点で訳が分からない自分になっているのです

 


その思考で自分を変えようとしていても、何もいい方向に向くはずがないのです

 

それもこれも、自分の潜在能力を下げている事になるのです

 

相談者の親兄弟がどう思っているのか

 

 

相談者はご両親やご兄弟に大事に育てられているのです

 

その大事にしてもらった肉親からすると、夫の不倫は知れば腹立たしい事でしか
ないわけです

 

  • 『お前を泣かせるために嫁に出していない』
  • 『何でこんなバカな男と一緒にいるんだ』
  • 『早く実家に戻ってこい』

 

と、自分だたちが大事に育ててきた娘を泣かせているバカな男に対して強く憤り
を感じるのです

 

それは言うなれば、

 

‘相談者の生き方‘

 

でもあるのです

 

相談者はご両親やご兄弟と過ごした時間で、人格形成がなされているのです

 

そこには倫理や道徳や正義の潜在能力があるのです

 

人間弱った時こそ自分の生まれ育ちを思い出す

 

 

それを不倫している夫に嫌われたくないという、間違った感覚で上書きしている

 

その夫にしがみつく自分をやめて、隠れた能力を引き出す事をしなければいけない

 

私はその能力を引き出すための言葉を常に考えているのです

 

ご両親やご兄弟からもらっている能力を出さなければ、人生はどこかでおかしな方向
に行くのです

 

人間弱った時こそ、自分の生まれ育ちで培った感覚を引き出すのです

 

それが一番必要な作業なのです

 

浮気する女と不倫脳夫の7つの心理、妻の取るべき強い対処法を伝授

 

 

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【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。