夫婦カウンセラー木村泰之が〔妻〕の前に【社会人】としてのアドバイスをするワケ

一人の社会人としての自分

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者に対して、多くの観点からお話しをするわけですが
それは、夫婦という立場や状況だけではないアバイスをするわけです

 

どういうアドバイスをするのかと言えば、

 

‘一人の社会人‘

 

という視点です

 

夫婦カウンセラー木村泰之は社会人としてアドバイスをする

 

 

なぜ夫婦カウンセラー木村泰之は、夫婦の事だけでなく社会人としてアドバイス
をするのか

 

その答えは明白で

 

‘夫婦の前に社会人‘

 

だからです

 

どの人も妻という立場は、生まれてから何十年も経過してのものです

 

生まれてオギャーと泣いて、すぐに妻になっているわけではありません

 

親兄弟や親せきや友人や知人等の人間関係が発生している

 

 

妻になる前に、親兄弟や親せきや友人や知人等の数多くの人間関係が発生して
いるわけです

 

その中で培った道徳観や正義感や倫理観は、本来揺るぎないものがあるのです

 

いわゆる

 

‘三つ子の魂百まで‘

 

の、体に染みついているモノを持っているのです

 

しかし、それが結婚という人生の転機を迎えると

 

  • ‘どこかに隠れてしまう‘
  • ‘なぜか薄れてしまう‘
  • ‘いつからか忘れてしまう‘

 

ような状況になっています

 

独身の頃であれば恋人の浮気が出たらどうなるのか

 

 

例えば独身の頃であれば、もし恋人の浮気が出たらどうなるのか

 

  • 『ふざけんじゃないわよ、絶対に許さない』
  • 『サヨナラ、もう二度と会う事はない』
  • 『ムカつく、私にはもうどうでもいい男』

 

と、烈火のごとく怒りが出ているはずです

 

しかし、夫婦になって妻の立場になると

 

  • 『お願いだから、私を見捨てないで』
  • 『あなたがいなければ、私はやっていけない』
  • 『私はあなたの事しか考えられない』

 

というように、どうしても対等でも何でもない従属的な関係になっているのです

 

もちろん、それはそうなってみないとわからない事です

 

私の方が強いと思っていたのに依存していたのは自分だった

 

 

そこに、いざ不倫が発覚すると

 

『私の方が強いと思っていたのに、依存していたのは自分だった』

 

といような現実に気付きます

 

しかし、それを独身の頃にような態度に出るにはかなりハードルが高いのです

 

世の中には経済的にも精神的にも頼り切っている妻は、少なからず存在します

 

すぐに夫の背信行為に怒りの心境にはならない現実

 

 

そこに、すぐに独身の頃のように夫の背信行為に怒りをぶつけるような心境には
ならないのです

 

しかし、それでいいはずがないからこそ

 

‘一社会人としてのアドバイス‘

 

をお話しするのです

 

  • 『不倫している男がたまたま自分の夫だった、というだけですよ』
  • 『他の夫の不倫と自分の夫の不倫を分けて考えてはいけないですよ』
  • 『夫のやっている事は独身の頃の自分ならどう思いますか』

 

という、世の中目線のお話しをするのです

 

私の中にあるダメなものはダメを出さなければいけない

 

 

それを聞いた相談者も、

 

  • 『妻だけで考えていてはいけない、そう思いました』
  • 『自分が苦しいのは、本来の自分じゃないからですね』
  • 『私の中にあるダメなものはダメを、出さなければいけない』

 

という思いが強く出てくるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。