公開日 2020年1月21日 最終更新日 2023年9月19日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
夫とブス女との不倫が発覚してショックを受けている状況から、何をどうすれば
いいのかわからないと思ってネットサーフィンをする方が殆どです
そこから探すのは、
‘不倫をやめさせる方法‘
‘夫がどうすれば戻ってくてくれるのか‘
‘夫の頭の中はどうなっているのか‘
など、とにかく起こっている事の対処方法についての内容です
そういう情報を探す心理はよくわかります
それを探さない方がおかしいくらいです
しかし、そもそも夫が不倫をする流れを知らなければいけない
なぜなら、不倫をしている原因を考えないまま今の状況をどうにかしようとしても
かなり的外れな事をする可能性が高いのです
例えば、家事が起こった時にはそんな原因追及は後で火を消す事が最優先だという
事は誰だってわかります
しかし、不倫は一刻を争う火事とは違って、とにかくその原因を探る事が先です
言い方を換えると、ただ起こっている事に対処をしようとしても全然見当違いな事
をしてしまう可能性が高いのです
その原因にたどり着くのは、正直非常に難しい事です
なぜなら、不倫をしている原因をばかな二人は正当化し続けるからです
それをブス女がしっかりと夫に指南しているのです
『奥さんがあなたを優しくしていないのよ』
『奥さんは全然あなたをわかっていない』
『奥さんには私は負けない』
という事です
そのブス女の怨念を受けている夫は、とにかく強い方にたなびきます
その強さは正しいとか悪いは関係ない
とにかく
`自己保身`
に都合のいい強さに向くのです
不倫を人知れずに続けようと思えば、その共犯者に行く弱さを出す
ある意味ブス女とは運命共同体です
悪い事をしている共犯者なら、傷の舐めあいができるのです
その実態を知る事が非常に重要なのです
多くの相談者がわからない、想像つかないこのバカ二人の事を知れば
『不倫をやめさせる事なんてバカらしい、だけど私は許さない』
という自分が出てくるのです
不倫をやめさせる方法なんて考える自分がもったいない、私が納得する事をし続ける
という思いになるのです
私が不倫は犯罪というのは、相談者が辛い思いをする一番の原因である
`性善説の夫`
という呪縛から抜けてもらうためです
いくら賢かろうが、いくら給料を多く貰おうが
`人として否定される存在`
なのです
夫はたまたま夫なだけで、自分の人生に偶然の出会いがあって結婚という形式の
相手なだけです
そこに運命とか赤い糸とか後付けの関係性や親密性を付けている自分に気付く
のです
夫を夫としか見ていない自分では苦しいのです
夫は犯罪を犯している他人、その他人と戸籍が一緒というのが現実です
そういう順番で考えていくと、夫の不倫に
`まさか、うそでしょう、信じられない`
と言っている自分の根拠を疑うのです
不倫をやめさせる方法ではなく、アホな夫の生態を見抜く力を付ける事に大きな
意欲が湧いてくるのです
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