強気な有責配偶者の不倫脳夫に妻の権利と取るべき対処法を解説

有責配偶者に認定する

公開日 2022年7月15日 最終更新日 2024年3月28日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとっては、何かにつけて自分の招来が不安になるのは当然
の事ですし、早くこの状況から元のような夫婦に戻りたいという思いが出てきます

 

その中で、不倫しているにも拘わらず、強気な夫というのは珍しくありません

 

『なんでこの人はこんなにエラそうにしているの』
『自分がやっている事、隠せていると思っているの』
『私が苦しい思いをさせられているのはおかしい』

 

という思いも当然出てきます

 

その中で、ネットサーフィンをしながら様々な情報を目にして、

 

『これをやった方がいいのか』
『これをやると、おかしくなるかも』

 

というように、さらに迷いが生じるケースは少なくありません

 

そうなると、とにかくこの不倫の証拠を掴む事は誰もがやらなければいけないと
思うわけ
です

 

それには、いろいろな理由があります

 

一つはその証拠を元に、不倫の言い逃れをされないようにという思いもあります

 

妻の心理としては、相手の女が全く分からないのは不安という事で証拠を掴もうと思う
事もあります

 

また、証拠さえあれば何かの時のお守りになる、という思いも出てきます

 

また、夫とブス女に対していつかは慰謝料請求をしたいというケースもあります

 

このように、いろいろな理由で不倫の証拠を確保したいと思うわけです

 

その中で、一つの意味としては夫を有責配偶者に認定するためという事もあります

 

有責配偶者という言葉は聞いた事があっても、詳しくはわからないという方もいます

 

有責配偶者とは何か

 

有責配偶者とは、

 

‘自ら離婚原因を作って婚姻関係を破綻させた者‘

 

という定義があり、基本的に有責配偶者からの離婚請求は、原則として認められる事は
ないのです

 

もちろん、その離婚原因というのは様々で、不倫とは限らないわけです

 

DVもあれば借金もあれば、配偶者の心身に苦痛を与える事象で、これも人によってその
苦痛の大小は違うので、一概には言えないのが現実です

 

しかし、不倫のように明らかに配偶者が苦痛を受けている事が明らかなケースでは、有責
配偶者に認定される事が殆どです

 

有責配偶者からの離婚は認められない

 

婚姻関係を破綻させた有責配偶者からは、離婚請求しても原則認められる事はありません

 

これは日本の民法で定められている事ですから、有責配偶者がいくら何を言おうと離婚は
できないわけです

 

私の相談者でもそれを知って

 

『理不尽な離婚をされないためにも、不倫の証拠を掴む』

 

という方も少なくありません

 

 

有責配偶者の夫になくて、妻だけが持つのが離婚という権利

 

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不貞証拠を確保する事で有責配偶者に認定

 

 

このように有責配偶者の定義や現実の司法の対応を説明しましたが、まずは不倫が
発生したら、その証拠を確保する事で認定されるわけです

 

では、その証拠を撮るにはどうすればいいか

 

夫の言動を記録する

 

不倫初期の頃は妻からすると、何かしら違和感が出てきます

 

それまでの夫とは想像できない言動が出てきます

 

「俺はしばらく一人で寝る、一人の方がよく寝れる」
「お前とはもうやっていけない、口も聞きたくない」
「俺と別れてくれ、前から考えていた」

 

というように、

 

『いきなり何でこんな事を言うのだろうか』
『あなたどうしたの、何があったの』
『そんな事を急に言われても』

 

というように、本当に突然の変貌ぶりを見せます

 

その言動に気持ちが揺さぶられるのは当然ですが、そこからしっかりと記録をしておく
事が大事です

 

その時はよくわからなかった事でも、後で振り返ると様々な矛盾や相違点が出てきます

 

それをチェックするためにも、メモや日記をするのです

 

時にはレコーダーで夫にわからないように録音しておくと、後で明確に判断が付きます

 

夫の持ち物を探る

 

そして、そこからいよいよおかしいという事になれば、夫の持ち物を探る事が必要になる
わけです

 

カバンや財布や定期入れ、スマホや車の中などもしっかりと探ると、いろいろと出てくる
ケースは珍しくありません

 

ブス女からの手紙やメモやプレゼント、食事や買い物のレシートやラブホテルのカードや
長い髪の毛など、証拠につながるものが出てきます

 

ここで大事な事は、思い切って調べる事です

 

『夫の持ち物なんて見た事がない、そんな事していいの、やった事ない』

 

と、ためらう気持ちが出てきてもおかしくありませんが、そこで止まると何も情報が手に
入らなくなります

 

そこは、夫婦という関係では不測の事態が起こった時には調べる権利も義務もあるのです

 

実際にプライバシー侵害に当たるかと言えば、夫婦の関係ではまず該当しません

 

なぜなら、不倫の証拠はそういう持ち物から出てくる事も多いわけで、それを仮に裁判
で慰謝料請求をする場合でも、夫の持ち物を証拠として採用するのです

 

という事は、それで有責配偶者に認定される事を意味ますから、勇気を持って調べる
事が大事です

 

夫の行動を探って証拠を撮る

 

ある程度、持ち物からいろいろとブス女がイメージできるモノが出てきたら、そこから
夫の
外での行動を探る事になります

 

その際には、夫の交通系ICカードから駅の乗降履歴を見たり、カーナビやドラレコを
見たり
又はカバンにレコーダー等をしのばせて、その行動を探る事も出てきます

 

その中で、スマホのハメ撮りやレコーダーで情事の最中の音声が録れると、それだけで
不倫の証拠として有効になる事も少なくありません

 

しかし、どうしても証拠を確定させるためには探偵を使うケースもあります

 

ただ、すぐに飛びついてしまうと足元を見られて高額な料金を吹っかけてくる悪徳な
会社もありますので、選定や交渉は慎重にやらなければいけません

 

そういう時に、選び方やポイントをカウンセリングでアドバイスしていますし、探偵の
紹介もしています

 

*探偵の紹介は継続的にカウンセリングを受けている方にしています

 

NPO法人よつば経由の探偵は怪しい!夫婦カウンセラーが解説

 

 

強気な有責配偶者の夫への妻の権利

 

 

そして、その不倫の証拠を確保しますと、夫の有責配偶者の認定になります

 

有責配偶者の認定=不倫の認定とは限らない

 

厳密に言えば、司法では不倫とは言えない風俗に通い詰めているという事だけでも、
婚姻関係を破綻させたとして、有責配偶者には認定するケースはあります

 

風俗通いだけですと、司法は相手がプロの女で金を渡しているという事で、不倫とは
言えないと判断をする事は少なくありません

 

そうなると、慰謝料請求ができないわけですが、夫の有責配偶者の認定はOKという、
それはそれ、これはこれという事です

 

しかし、素人のブス女との不倫であれば、慰謝料請求も有責配偶者の認定もできる事
になります

 

そして、夫は有責配偶者になってかつ慰謝料請求をするという事であれば、夫とブス
女両方、もしくはどちらか一方だけでも構わないのです

 

慰謝料請求をする

 

慰謝料請求権が発生した場合、それを行使するには大きく分けて弁護士等法律関係者
を使うケースと自分で行うパターンがあります

 

弁護士を使う場合

 

弁護士を使う場合には、法律に詳しくないとか自分が直接ブス女や夫に対峙したくない
とか、手続がよくわからないというような理由で、任せるケースが多いわけです

 

それはそれでいいという方は、弁護士を使う意味があります

 

しかし、デメリットもあります

 

まずは、高額な弁護士費用や時間がかかりますし、取れる金額も正直大した事ありません

 

普通のケースですと着手金20~30万と事務手数料3~5万、成功報酬が取れた金額の20%
前後かかります

 

慰謝料請求額が300万でも、弁護士の場合は相場を決めていて、実際取れる金額は100万
前後になりますから、諸々で50万位は払う事になります

 

また、お金もそうですが、弁護士との相性もあります

 

正直、弁護士は不倫をどうにかできるわけではなく、お金を取る事に徹する人種です

 

最初は寄り添ってくれるような感じだったのが、いざ依頼すると途端に秘書しか連絡が
取れないという事はよくあります

 

メールと秘書との電話だけで、事を済まそうとする姿勢に、最初の信頼が薄れるのです

 

そして、思ったよりも時間もかかりますので、依頼して数か月何も状況が変わらない
いう事は、私の相談者のケースでも非常に多いのです

 

自分で行う場合

 

実際に私の数多くの相談者も、慰謝料請求を自分で行っています

 

やはり、弁護士に依頼しても納得が少ないからという理由です

 

一番の納得というのは、ブス女に直接対決する事で慰謝料請求だけでなく、その状況
によっては、ブス女の家族や職場にもこの実態を伝えに行く事ができるという事です

 

これを弁護士を使うと、

 

『名誉棄損になる可能性があるのでやめて下さい』

 

と必死に止めます

 

しかし、よく考えたら名誉棄損になる名誉がブス女にあるのかという事です

 

仮に万が一、ブス女が

 

『関係ない親に言うなんて許せない』

 

と言って名誉棄損を言ってきても、こちらは

 

『そもそも誰が悪いのか、誰が不倫をしたのか』

 

という立場ですから、それを言われる事を承知でやるブス女はそうそういません

 

そもそも、ブス女が悪いのですから、周りにその実態を知らしめる事で罪に問われる
事なんてほぼほぼないのです

 

弁護士が止めるのは、自分が関わっているとブス女の弁護士や弁護士会から非難が
自分に向く事を避けたいという、いわゆる自己保身からです

 

『私は知らなかった事にしてもらえば、家族や職場に行っていいです』

 

と言う弁護士は少なからずいます

 

それがまさに、自己保身を表しているのです

 

しかし、それで慰謝料請求だけをしても被害者の相談者に納得なんて僅かと思うのは
当然の事です

 

そういう慰謝料請求だけではなく、自分や家族に甚大な苦痛を与えているブス女だけで
なく、その家族や職場にもこの実態を伝える事で、歯止めをかける事ができる

 

と言いますか、今の不倫はこれ位のアクションをやらなければ、全然堪えないブス女が
数多くいます

 

私の相談者も、

 

『自分でやらなければ、気が済まない』
『弁護士に任せていても、全然納得なんてない』

 

という現実をよくよく理解するのです

 

もちろん、一人で行うのは難しいという方には、そのやり方やタイミングや準備等を
カウンセリングでアドバイスしています

 

ブス女との対決に必要な言葉や態度のロープレをして、いつどこでどのようにやるか
具体的に説明し、その際に必要な念書等もお渡ししています

 

それをやる事で、相談者も

 

『イメージがつかめてきた、後は自分の納得のためにやるだけ』

 

という状態になってもらうのです

 

そして、ブス女から慰謝料を払わせるだけではなく、実際に家族や職場に実態を伝える
というケースは珍しくありません

 

そうなると、コソコソ隠れてやっていた不倫が多くの人間の目にするところになって
そうなって初めて

 

『私は当然の事をやった、慰謝料請求だけでは全然意味がなかった』

 

と実感します

 

慰謝料請求以外にすべき事

 

ブス女や夫に慰謝料請求をしたら、全て納得するわけではありません

 

今の時代のブス女は本当に図々しいですし、夫も想像以上に劣化しています

 

その二人に慰謝料請求だけをしても、反省や改心をする可能性は低いのです

 

相談者からすると、自分だけではなく家族にも多くの不安を及ぼしています

 

ブス女の夫や親や職場にも、この愚行を伝えたくなるのは当然です

 

多くの人や会社にも、多大な迷惑をかけているのです

 

そういう時に

 

『夫が会社で不利な立場になると困る』

 

と考える人もいます

 

しかし、慰謝料請求位では全然痛くも痒くもないケースは山ほどありますから、それが
現実のものとなると

 

『こうなったら、会社にもしっかりと言って痛手を被らせてやる』
『アホな夫は左遷でもクビでもいい、また転職させればいい』

 

位の気持ちになるのです

 

それを弁護士を使うケースですと、

 

『名誉棄損になるかもしれませんから、やめてください』

 

と、必ず強く止めます

 

私の相談者でもそういう事を弁護士に言われた方は数多くいますが、実際に名誉棄損で
訴えられた方は皆無です

 

なぜなら、不倫をしているブス女にそもそも名誉なんてないのです

 

ブス女の親や職場に言っても、結局それは娘や社員の愚行に世の中としては許されない
事という認識は強くあります

 

親はブス女にブレーキをかけたり、会社もブス女を処罰する事は珍しくありません

 

それは周りからするとあるべき姿で、名誉棄損をするなんてできるはずもないのです

 

もし万が一でもブス女が訴えてきたら

 

‘天に唾を吐くようなもの‘

 

でしかありませんし、妻は

 

『あなたの不倫がそもそもの発端でしょう』

 

と、堂々と戦えばいいのです

 

弁護士が名誉棄損を言うのは、もし自分が担当した時にブス女の弁護士に

 

『弁護士がついていながら、関係ない人間にこの案件を伝えるなんて』

 

と、非難をされたり、弁護士資格を失う可能性があるのが怖いのです

 

要は相談者のためというよりも、自分都合で言っているのです

 

その証拠に、

 

『私が知らなかった事にしてもらえれば、行くのは構わない』

 

と弁護士に言われる相談者もいるのです

 

カウンセリングでは、そういう慰謝料請求以外に相談者の納得をする行動を具体的に
アドバイスします

 

いつどこでどのように、ブス女や夫の周辺の人にこの実態を伝えるか、そこからどう
いう状態になるかをシミレーションして、

 

『この浮気を周りの人にも知ってもらう事で、二人がやめる可能性が出てくる』

 

という、思いを持ってもらうのです

 

実際に、有名人の不倫も週刊誌が掴んで世の中に知れる事で、終焉を迎えるのです

 

そういう代償を払わせるという信念を相談者が持つと、しっかりと世の中のために
やろうという決意ができるのです

 

弁護士に不倫の慰謝料請求を依頼するメリットとデメリットとは?

有責配偶者の夫から離婚要求が来たらどうするか

 

 

夫とブス女に対して慰謝料請求の権利を行使するのは、自分の納得を得る手段の一つで
多くの相談者が行っています

 

その中で、夫とブス女が別れる方向に向けばいいわけですが、現実は必ずしもそうとは
ならない事も多いわけです

 

むしろ、いろいろと水面下で繋がっている事も多々あります

 

その証拠に、いろいろな事をやってくるアホな夫は珍しくありません

 

どういう事をやってくるのかを解説します

 

有責配偶者でも離婚調停は起こせる

 

有責配偶者の夫が、夫婦の関係について離婚の意思表示ができないわけではありません

 

現に私の相談者でも夫が不倫の証拠を掴まれているにもかかわらず、離婚調停を起こす
ケースは珍しくありません

 

離婚調停というのは、全国の家庭裁判所で取り扱います

 

家庭裁判所では、夫婦に限らず様々な人間関係等で生じたトラブルを話し合いで解決する
事を目指す場所です

 

調停には男女の調停員が一人ずつ担当して、申し出を下側の言い分、申し出された側の
言い分等を聞いて、話し合いを行います

 

普通に考えて有責配偶者の側から、離婚の申し立てなんてできないと思うかもしれません

 

しかし、話し合いの中で離婚に至る可能性もありますので、有責配偶者の申立てを不可
としていないのです

 

調停でアホな夫の言い分を聞くのも人生観を変える転機

 

 

もちろん、調停は参加するもしないも任意ですし、話し合いですから普通は有責配偶者
の方からの離婚の申し出に、そのままはいわかりましたと受ける事はないのです

 

自分が離婚の意思があるのであれば、納得する条件を出させて離婚すればいいのです

 

しかし、離婚の意思がないのであれば、調停を不成立に終わらせればいいのです

 

もちろん、アホな夫の言い分を聞くために参加する事も意味はあります

 

『こんなにバカだったのか、私は大きな勘違いをしていた』

 

という現実を知る事も、今後の人生観を変える転機になるのです

 

有責配偶者でも離婚訴訟は起こせる

 

上記のように、離婚調停という話し合いであれば、まだ有責配偶者の言い分も聞いて
離婚
をするというケースはない事もないのです

 

しかし、その調停を越えて離婚訴訟を起こせる事も事実です

 

私の相談者の中にも、アホな有責配偶者の夫からの離婚訴訟を提起される方もいます

 

離婚訴訟というのは、話し合いの調停と同じように家庭裁判所で行います

 

しかし、訴訟ですから

 

‘勝ち負け‘

 

を付ける場になります

 

離婚したい有責配偶者の方が、勝つと離婚成立という事です

 

しかし、もちろんほぼほぼ負けるわけです

 

では、なぜ有責配偶者から離婚訴訟ができるのか、なぜ起こそうとするのか

 

一般的に、もし離婚する場合はいきなり訴訟は提起できません

 

まずは調停を経て、話し合いでダメであれば次に訴訟を起こす事ができます

 

それを

 

‘調停前置主義‘

 

と言います

 

その有責配偶者が調停が不調に終わった時点で、調停員も裁判官も

 

『あなたは有責配偶者、訴訟を起こしても無駄だから』

 

とくぎを刺すケースもあります

 

しかし、調停で不調に終わって離婚ができなかった事への腹いせ的にやるケースが
あります

 

もちろん、そこには有責配偶者の離婚訴訟の背中を押すアホな弁護士の存在があります

 

要は勝ち負けでは負けますが、お金を中心に離婚条件を提示して和解に持ち込む事を
提案します

 

離婚訴訟で和解という事は、離婚が成立するという事です

 

『相手方に訴訟を起こして、ある程度条件を出せば離婚に傾く事があります』

 

というように、いろいろと有責配偶者に訴訟を促す弁護士も少なからずいます

 

それは、弁護士が増加した割には案件が増えないので、このようなモラルの低い方法で、
着手金や成功報酬を得るという背景があります

 

有責配偶者の立場でも調停も訴訟も起こせるというのは、仕方が無いにしても、それを
フォローする弁護士がいるという事には大きな問題があるわけで、これも司法のいびつ
さと言わざるを得ないのです

 

有責配偶者の夫からの離婚訴訟にビビる必要はない

 

 

仮に有責配偶者の夫から離婚訴訟を起こされたとしても、右往左往してはいけません

 

普通に考えると、

 

『夫はそんな事ができる立場ではない』

 

という位置づけです

 

アホな夫に悪徳弁護士がついても、事実は一つでしかありません

 

そこに不倫された被害者の妻には、味方か数多く存在します

 

私の相談者が交流をして、お互いの経験や知恵や工夫を好感してくれているのもその一つ
の表れです

 

『裁判では、こういう事を記述するといい』
『夫の弁護士の言っている事は、こういう意図だから慌てる事はない』
『結局しょうもない事をこねくり回しているだけ』

 

と自分たちの経験も教えてくれます

 

そういう事を聞いている中で、

 

‘夫とブスのアホさ‘

 

を離婚訴訟の中で、さらに感じていきます

 

そうなると、その訴訟の稚拙さがよくわかってきます

 

正直、裁判所も有責配偶者の夫とその弁護士からの離婚訴訟には、よほど条件が重なら
なければ、

『無駄な抵抗をするな』
『反省もなく、何を考えているんだ』
『もっと弁護士として考えろ』 

 

という姿勢を持っているのです

 

 

夫婦の見直しをする

 

 

このように、起った夫の不倫に対しては、多くの相談者が決意して慰謝料請求をしたり
アホな夫の離婚の要求の場面が出てくる
事は珍しくありません

 

その中でブス女への慰謝料請求は、ブス女の排除という意味合いが強いアクションの
結果です

 

それはそれで、しっかりと

 

『ふざけるな、絶対に許さない』

 

という意思でやるわけですが、不倫というものは

 

‘共同不法行為‘

 

という法律用語で定められているように、夫という共犯者がいるわけです

 

その夫への対処は、ブス女とは全く違うわけです

 

離婚要求をしているアホな夫には、夫婦の立ち位置を変える必要があります

 

離婚の権利者は自分だけ

 

 

有責配偶者に認定される夫からは、離婚の請求は認められない事は説明しました

 

それはそれで大事な法律です

 

しかし、それはあくまでもデイフェンスという意味合いです

 

それで離婚される事はない、だけではこれからの夫婦には何も進展も成長もないのです

 

要は、有責配偶者に認定される事で、離婚の権利者は自分だけになるという事です

 

離婚を慌てる必要は全くない

 

という事は、

 

‘いつどこでどのような条件でも‘

 

関係なく、離婚できるという事です

 

もちろんそれは自分の都合でいいわけですから、慌てる必要はありませんし、仮に
夫が離婚調停や離婚訴訟をやってきても、

 

『犬の遠吠えでしかない、哀れな男』

 

という見方でいいのです

 

もちろん、これは永劫未来そうかと言えば違います

 

ある程度の年数が経過すると、有責配偶者からの離婚請求が認められる事は現実あります

 

しかし、それはカチッと慰謝料請求してから何年以上経過した場合等と決まっているわけ
ではなく、婚姻年数とか別居の期間とか子供の年齢等を勘案して認めるかどうかを決めて
いるのです

 

最近で言えば、別居5年で有責配偶者からの離婚が認められたという弁護士の話を聞きます

 

しかし、それが標準なのかと言えば、そうではありません

 

弁護士もあたかもそれが仏のような言い方をしますが、ごくまれに出た判例を出している
だけです

 

そのケースや状況によって一概には言えないのです

 

本当に夫婦を続ける意味がどこにあるのかを考える

 

 

ただ、そういう事を踏まて

 

『本当にこの男と夫婦を続ける意味がどこにあるのか』

 

という事を真剣に考える転機にする事が大事です

 

要は人生の中で、不倫をされている事で受け身になってはいけないのです

 

守りに入れば入るほど、どんどん苦しくなっていきます

 

今の夫婦をどう考えていくのかは、自分の考えを中心に進めなければ、夫に任せても
何も意味がないどころか、納得もないという事に気付かなければいけないのです

 

まとめ

 

有責配偶者というのは、婚姻関係を破綻させた側に認定される、いわば

 

‘悪者のレッテルを張られる‘

 

というようなイメージです

 

実際に離婚請求は認められないという、権利の剥奪があるわけです

 

そう考えると、夫婦に大きな影響を及ぼしている事象です

 

そこに、しっかりと有責配偶者の夫をもう一度見直す事で、自分にも変化が出てきます

 

それをカウンセリングの中で、迷いや悩みを持ちながらでも一緒に進んでいくと、

 

『私の人生はこの覚悟で臨む』

 

という決意が出てきます

 

有責配偶者の夫に認定した自分だからこそ、自分の信念が生まれるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。