【妻の言う事を聞く夫】がいいわけではないという、妻の意識が重要

妻のいう事を聞く夫がいいわけではない

公開日 2011年12月26日 最終更新日 2024年2月22日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

妻の言う事を何でも聞いてしまう夫の話です

 

何でも奥さんの言う事を聞いてしまう夫は

 

  • 「わかった、やっておくから」
  • 「ごめんごめん、俺が悪かった」

 

というように、波風を立てないようにしています

 

しかし、こういう夫婦はやがてバランスが崩れます

 

無条件降伏のような会話では、夫婦としての向上は望めない

 

 

言う事を聞いていると言っても、奥さんの不満がゼロになるわけではないので、
必ず夫に文句が出ます

 

しかし、夫はそれでも従順に聞いてしまいます

 

過去に、妻に頭が上がらない事をしたのかもしれませんし、反論する気がないの
かもしれません

 

しかし、無条件降伏のような会話では、夫婦としての向上は望めません

 

何時も指示待ちの夫になり、いざという時には頼りにならない夫になるわけです

 

こういう夫には、何でも聞いてくれて楽とは思わず、しっかり言い返すように
仕向けなくてはいけません

 

仕向けるというのは、口で説明するのではなく、夫が話をするのをじっと待つ
辛抱が必要です

 

夫がハイハイと何でも聞くのは、責められるのが嫌だから、話を切たいのです

 

そうではなく自分の考えや思いを話させるために、じっと我慢して聞く事が必要です

 

夫に威厳を持たせて妻が育てることが大事

 

 

よく言われるように、夫は妻が育てることが大事で、それには、威厳を持たせること
が大事です

 

子供の前でも何でもハイハイと言う夫を見て、いい子に育つはずがありません

 

子供は親を見て育つのです

 

やはり、父親が家の中心にデーンと構える家庭にしなければ、いざという時に
困るのです

 

何でも聞いてしまうのではなく、大事なことは聞いてくれる夫にすることが
重要なのです

 

それには妻がそういう

 

‘夫を転がすプロジェクト‘

 

を作る事です

 

夫には夫の特性もあれば、長所もあるわけです

 

それをいかに妻である自分が、それを活かすか

 

長い夫婦をやろうと思えば、どこかで夫をうまく使おうという意識を出す事が
処世術になっていくのです

 

妻の言う事を聞いている夫が、いい夫とは限らない

 

 

妻の言う事を聞いている夫が、いい夫とは限らないのです

 

やはり自分の考えや思いを言う関係でなければ、夫婦も成長しない

 

そのためにも、言う事を聞いている夫に

 

『私は夫に不満もない、何でも聞いてくれる』

 

と思っている自分をやめるのです

 

そういう状態に限って、夫は

 

  • 『いろいろとぶつかるのは面倒』
  • 『いろいろと言いだすと、俺の方が負ける』
  • 『俺はハイハイと聞いていた方が楽』

 

と、いうのが本音なのです

 

夫婦はうまく回っていると勘違いする事が一番怖い

 

 

それを従順な夫とか、夫婦はうまく回っていると勘違いする事が一番怖いのです

 

そのためにも、自分がやる事をウンと言わせるのではなく

 

『あなたの思っている通りでいい、やってみて』

 

という、シチュエーションを作る事も大事なのです

 

夫婦はその時その時で

 

‘試す‘

 

という感覚も必要です

 

年齢や経験や会う人によって、考えている事や行動が変わるのです

 

最初に出会った時の夫と、今の夫はもちろん違うのです

 

変化を常に感じる事で夫婦の鮮度を保つ

 

 

その変化に、敏感でなければいけないのです

 

しかし、なかなか気付けないので

 

『これを言うとどう返すのか』

 

と、ケーススタディを増やす意識を持つのです

 

もちろん、前から変わらない事も数多くあります

 

しかし、変わる事も必ずあるのです

 

そこから、

 

『昔の夫とは違う反応が出る』

 

という事もチェックするのです

 

そういう変化を常に感じる事で、夫婦の鮮度を保つのです

 

何でも言う事を聞く夫は、心のどこかで

 

  • 『妻の言う事を聞いてる方が、波風立たない』
  • 『何でもハイハイと聞いている方が一番』
  • 『無駄な抵抗をすると、倍返しされる』

 

と思っているのです

 

そこに妻が

 

『私の夫は私の事をよくわかってくれている』

 

と思っているのです

 

夫は私の言っている事を理解していました

 

 

夫の不倫が出で、私の所に来る相談者は

 

  • 『私の方が何でもあれこれと言って、夫もそれでいいという感じでした』
  • 『夫は私のやっている事を、大体受け入れていました』
  • 『夫は私の言っている事を理解していました』

 

と、従順な夫が外で不倫をしている事に気付いて

 

‘そんなバカな‘

 

という思いで、ショックを受けるというパターンです

 

しかし、私からすれば全然不思議はない不倫です

 

妻の方が夫にうんうんと言わせているつもりでも、結局は

 

『俺が不倫するなんて思ってもいないはず』

 

という、下心があるわけです

 

そこに長年その構図で来ている夫婦では、妻の方が見抜けないのです

 

そういうケースでは、本当に裏切られ感というか騙されたという思いが強くあるのです

 

夫はこういう人という決めつけがある

 

 

しかし、そこで喪失感でいつまでも留まっているわけにはいかないのです

 

やはり、どこかで

 

‘夫はこういう人‘

 

というように、決めつけがあるのです

 

それも、対話ではなく通達になっているような日頃の夫婦の会話が温床になっている
ケースが多いのです

 

それは、不断の夫婦の会話というか関係にどこか

 

‘これでいい‘

 

と、創意工夫もなく来ている実態があるのです

 

そこから、夫が何も言わないという関係では

 

‘ワンパターン化‘

 

しているという、危機感もいるのです

 

もちろん夫婦というのは、よくしゃべる妻とそれを聞く夫という組み合わせは少なくない

 

しかし、それもしっかりと会話の中身を振り返ってみるのです

 

  • 『結局私がしゃべるだけしゃべって、それで満足しているだけだったかも』
  • 『夫にはうんと言わせればいいと思っていたかも』
  • 『夫の意見は聞かないという自分がどこかにいた』

 

というような、自分がいてもおかしくないのです

 

夫婦というのは、会話が成立する事が全てではないのです

 

やはり、けんかもあれば行き違いもあるのです

 

男は女性の声の高さと口数の多さで、黙り込むようにできている

 

夫のよく話す話題を意識して増やす必要がある

 

 

それを嫌がって、安定のパターンだけで会話をしていると

 

‘私たち夫婦はこういうもの‘

 

というような感覚で固定化されてしまいます

 

そういうパターン化に慣れないようにするには、やはり

 

‘夫のよく話す話題‘

 

を、意識して増やす必要があります

 

そういう話題は、往々にして妻が関心がない事です

 

仕事の事や趣味の話とか、特技の話などは正直

 

‘耳に入らない‘

 

という事ばかりです

 

それを夫もわかっていますから、努めて話す事はないのです

 

しかし、そういう所に夫婦の関係が良くなるポイントがあるのです

 

  • 『そうなんだ、今日仕事でそんなことがあったんだ』
  • 『釣りもいろいろと奥が深いんだ、少し興味が出てきたわ』
  • 『昔からギターをやっているから、音感がいいよね』

 

と、夫に話をする雰囲気を作ってしゃべらせる事で

 

‘夫の考えている事‘

 

がわかってくるのです

 

夫の思考の癖を知る事が大事

 

 

それは、夫婦の事でも仕事でも趣味でも夫にも

 

‘思考の癖‘

 

があるからなのです

 

そういう所を知るという意識を持つと、

 

‘自分の言う事を聞くだけの夫‘

 

だけではわからなかった夫が見えてくるのです

 

〔夫がよくわからなくなった〕を不倫の原因にする自分都合の思考に喝

 

You Tubeでの解説もありますので、併せてご覧ください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。