夫の不倫に〔隠れる真実〕を知るのは〔一時の苦しみ〕とわかれば腹が決まる

不倫の現実を知る

公開日 2019年6月18日 最終更新日 2021年10月8日

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、私が相談者の苦悩に
接している中で、どうやってその状況から抜けるのかを考えるわけです

 

根幹となる考えは現実から逃げないという事

 

 

その根幹となる考えは

 

‘現実から逃げない‘

 

という事です

 

例えば、ある人がガンに罹った時にどう思うのか

 

自分の体の異変に気付いて、医者に診てもらってがんの事実を家族が

 

  • 『本人が傷つくから言わないでほしい』
  • 『こんな事は言えない、隠し通そう』
  • 『家族としても本人には黙っていたい』

 

と思って、家族や医者に演技をされていたらどう思うのか

 

 

医者にちゃんと真実を言ってほしいと思う自分がいるか

 

 

そういう時には、自分の体ですから違う症状を言われても見抜くはずです

 

  • 『私に気を遣って黙っているんだ』
  • 『私には黙っていてくれてありがとう』

 

と思うのか、それとも

 

『ちゃんと真実を言ってほしい』

 

と思うのか

 

それはその人にもよるでしょうが、自分の人生です

 

ちゃんと言ってほしいと思っても不思議ではありません

 

むしろ、黙っていられると

 

『私は黙っている事を知って生きていかなければいけない』

 

と、家族よりも患者の方が気を遣う事にもなるのです

 

自分の人生で起こる現実を知らなければ後悔する

 


夫の不倫であろうが何であろうが、何か悩みが出た時にはガン告知と基本的には

変わらないところがあるのです

 

そもそも、自分の人生で起こる現実を知らなければ後悔するというか悔やんでも
悔やみきれない事があるのです

 

知る方法はあったり、知るべき立場だったのに自分の迷いや弱さから現実を知る
事を避けていて、ある日ひょんな事からその事実を知ったとすると

 

  • 『もっと早く知っておけばよかった』
  • 『今頃知っても意味がない』
  • 『知っていれば全然違う状況になっていた』

 

と思う可能性は高いのです

 

しかし、終わったことやタイミングを逸している事にはどうする事も出来ない

 

悩みを軽減するのは現実から逃げない事

 

 

それこそが、一番避けなければいけないのです

 

相談者の悩みをどうする事で軽減するかと言えば、現実から逃げないという事
に尽きるのです

 

それは現実を知れば知るほど、打つ手が広がるという理屈です

 

知ってよかったです私も腹が決まりました

 

 

相談者も現実を知ってショックを受けるのは一時ですが、その後には

 

『知ってよかったです、私も腹が決まりました』

 

という自分が出てくる時の表情には、かつての不安や悩みがすっかりと薄れて
いるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。