夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫の不倫に悩む相談者と接していますと、いろいろな情報を持っている
事が多いわけですが、その情報についてアドバイスを送る場面があります
目次
相談者の持っている情報は多くの場合夫の言動
相談者の持っている情報と言うのは、多くの場合
‘夫の言動‘
から得ているケースが多いわけです
もちろん、相談者自身や探偵を使って調べて得た情報もあります
しかし、そういう情報はなかなか掴みにくかったりお金がかかるのです
夫発の情報を盲目的に信じている
そうなると、相談者は
- 『夫がこう言っていました』
- 『夫は自分で勝手に説明してきました』
- 『夫の口から自白させました』
という、
‘夫発の情報‘
を、盲目的に信じているのです
もちろん、夫の言っている事が100%ウソではありません
しかし、そもそも不倫をして自分をだましているわけです
夫の言葉に知らずのうちに二度ならず三度騙されている
都合の悪い事は言わないですし、言っても言い逃れできる心理が働いています
そう考えるのが普通ですが、相談者は不倫前の普通の夫婦の会話の延長で
夫の言っている事を鵜呑みにしているのです
そうすると、結局知らず知らずのうちに
`二度ならず三度騙されている‘
状態になっていてもおかしくありません
夫の言っている事を信じてまた騙されても自分の責任
それをカウンセリングの中でしっかりと、矯正していくのです
- 『ブス女とはもう会っていないと言っているのは、あなたを騙してきた
夫の言葉ですから、それを信じていていいはずがありません』 - 『夫が謝るのは、結局はあなたの矛先を変えたいからです』
- 『夫の言っている事を信じて、また騙されても自分の責任になるのですよ』
と言うように、夫への
`懐疑心`
を忘れないようにしてもらうのです
そもそも、夫自身もブス女に騙されている事もあるのです
夫婦そろってブス女に騙されている
夫はブス女の言っている事を信じて、そのまま相談者である妻に伝えている事
もあるのです
例えば
『私は一度離婚していて、子供も二人いる』
と言っていても、実は×2で子供も4人いる事だってあります
それを妻に詰められた夫は、そのブス女の言葉を信じて伝えている
そうなると、夫婦そろってブス女に騙されている事になるのです
このように、夫やブス女の言葉は基本的には
‘眉唾もの‘
で聞いておかなければいけないのです
事実を正確に把握するために夫の言葉を疑う
そういう習性を身に付けてもらう事が、カウンセリングの大事な意味です
相談者もただ夫の言葉を信じ切っていると、本当に腹も立てば人生の希望も
失う事になりかねないのです
そこから、夫の言葉を一旦は
‘事実を正確に把握するために疑う‘
という習性を身に付けるのです
自分の夫に、二度ならず三度も騙されているわけにはいかないのです
自分で事実を掴まなければいつまでも弱ったまま
ましてや、その夫もアホなブス女に騙されている事も考えれば、
‘夫絶対主義‘
を無意識に続けている自分に、
『自分で事実を掴まなければ、いつまでも弱ったまま』
と言い聞かせなければいけないのです
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