公開日 2019年5月2日 最終更新日 2024年2月26日
夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃、夫の浮気、夫婦問題に悩んでいる方に接していますが、相談者が考えている事
をどういう状態にすれば楽になるのか
それを常に頭の中を張り巡らしてアドバイスを送るのです
『お前にはもう俺は愛情なんて何もない』
『俺にはもう時間がない、早く別れてくれ』
『本当にこんな無駄な時間はない、お前もいい加減あきらめろ』
というあほな夫の言葉に
『私は修復したいです、とにかく夫の事が大事です』
『夫に愛情が足りませんでした、申し訳ないと思っています』
『私が解放してあげた方がいいのかなとも思います』
と、一見妻としての自分を見直しているような心境を吐露します
しかし、私から言わせるとちゃんちゃらおかしい言葉です
なぜなら、自分を苦しめている人間に対して自分を下げているのです
私から言わせると、
『たまたま夫だというだけで、この男になぜこうも言われなければいけないのか』
それが本当にプライドのある妻なら思う事です
不倫している夫に優しくなかったと言っている妻には、プライドが欠落している
それをカウンセリングでハッキリ言います
『あなたが独身の時に恋人が浮気したら私が悪かったと言いますか』
というい質問に
『いいえ、絶対に言いません』
と答えるにも拘わらず、今現在の夫の不倫に
『私が悪かった、許して』
と言っているのは、正直
‘妻という形式への自己陶酔‘
でしかないのです
そんなママごとのような夫婦をしているのです
そういう自分を認識する必要があるのです
カウンセリングでは相談者の頭の中の項目が
‘一に夫二に夫、三四がなくて五に夫‘
になっているのです
それが、犯罪者の夫に謝っている実態を作っているのです
世の中からすると
『この奥さん大丈夫か、不倫している夫に謝ろうとしているなんて』
という見方をされるのです
そこに気付くには、頭の中の項目を
‘一に世の中二に世の中、三四がなくて五に世の中‘
位に、自分の視野を夫以外の事に広げなければいけないのです
それこそが、相談者の人生に大きな希望や可能性を持てる唯一の方法です
バカな事をする夫に、ごめんなさいを言っているアホな自分に喝を入れるのです
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目次
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