正解でもなければ実在もしない〔修復の辿り着き方〕を必死に探す自分に大喝

修復なんて実在しない

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、どうしても修復という2文字が大きく頭の中
にこびりつくというか、出てくる状況が続きます

 

修復はネットサーフィンで出てくる離婚の対義後でしかない

 

 

それはなぜか

 

‘ネットサーフィンで出てくる言葉‘

 

だからです

 

離婚の対義語のように、弁護士等も使っているのです

 

そもそも修復という言葉は、日常生活で頻繁に使う言葉ではありません

 

もちろん、誰でもその意味はわかるわけです

 

しかし、その言葉を使うのは物理的に存在するものが対象です

 

夫婦はこのかばんの傷を修復しようとは違う

 

 

例えば

 

  • 『このかばんの傷を修復しよう』
  • 『誤って壊した携帯、修復できるかしら』
  • 『この靴大切にしていたのに壊れた、修復しなきゃ』

 

というように、

 

‘目に見える傷や破損‘

 

に対して使う言葉です

 

要は

 

‘元の形‘

 

があるものです

 

しかし、夫婦そのものは見えていても夫婦の関係は目に見えないわけです

 

 

夫婦は午前中は普通でも午後はちょっとした事で喧嘩する

 

 

昨日は仲良くても今日はどうなるかわからない

 

もっと言えば、午前中は普通でも午後はちょっとした事で喧嘩する

 

そういう関係には、元の形なんてないのです

 

どんなに仲が良くても、どんなに険悪な時でも全てが夫婦です

 

仲のいい時だけが夫婦の形なんてあり得ないのです

 

相談者が修復を望むというのは

 

‘実在しないモノ‘

 

を探しているようなものです

 

 

イメージで仲の良かった夫婦に戻りたい状態を重ねてしまう

 

 

ネットで氾濫する修復という言葉に、ただイメージの中で

 

『仲の良かった夫婦に戻りたい』

 

という状態を重ねてしまうのです

 

仲がいい時だけでなく、雰囲気が悪いのも含めて夫婦という事を忘れている

 

そういう説明をカウンセリングでお話ししますと、

 

  • 『そうですよね、そう言われたらよくわかります』
  • 『修復という言葉に踊らされていました、考えてみればそうですね』
  • 『夫婦を戻したいという一心で、何か勘違いしていました』

 

 

といように、自分が目指しているモノが実在しないという事に気付きます

 

目指すべきは自分の納得

 

 

では何を目指すのか

 

それは

 

‘自分の納得‘

 

です

 

自分ですから、夫婦ではありません

 

登場人物は一人です

 

夫は含めないのです

 

そういう感覚を持つのも、

 

‘不倫は悪事‘

 

という、当たり前の感覚を取り戻してもらうためです

 

悪事に対して受けた苦痛を晴らす毅然とした行動

 

 

夫の不倫で望むものが、その悪事を働いている夫との良好な関係ではちゃんちゃら
おかしいのです

 

それを望むのであれば、すべき事があるのです

 

それは、この悪事に対して受けた苦痛を晴らす毅然とした行動です

 

それをやらずして、

 

‘人類みな兄弟‘

 

のように、夫の悪事を

 

『自分の至らなさを反省するから、やめてまた仲良くしたい』

 

と、とんでもない勘違いをしている自分に大喝を入れるのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。