〔脳で考える〕事と【体を動かす】見て聞いて匂って感じる事は全くの別もの

体を動かす

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者に接していますが、その相談者の状況はまさに一人孤独の中で
さまよっているようなものです

 

その孤独というのは、物理的に孤独というわけではありません

 

例えば天涯孤独になっているわけでもなく、無人島に流されているわけでもありません

 

夫からの言動がおかしくなっただけで私はどうすればいいのだろうかになっている

 

 

目の前には夫や子供がいて、周りの環境も平穏無事だった時と同じです

 

しかし、夫からの言動がおかしくなっただけで

 

  • 『私はどうすればいいのだろうか』
  • 『どうすれば助けるのだろうか』
  • 『私に気付いてくれる人はいるのだろうか』

 

というような、サバイバルゲームに入っているのです

 

自分が考え出すとバーチャルな世界にどんどん入り込んでしまう

 

 

とにかく、自分が考え出すと

 

`バーチャルな世界`

 

にどんどん入り込んでしまいます

 

それは夢遊病者のように、体は置き去りで頭の中は無限に広がっているようなものです

 

そこからどうすればいいのか

 

それは、とにかく考える前に行動する位に体を動かす事です

 

 

本当にそうか確かめてやると体を動かす

 

 

相談者の話を聞いていると

 

  • 『俺はもう無理だから、別れてくれ』
  • 『女とは別れた、でもお前とはやって行けない』
  • 『お前は俺の事を大事にしてこなかっただろう』

 

というような話を、

 

『本当にそうか確かめてやる』

 

と体を動かすのです

 

無理だろうが女と別れたと言おうが、大事にしていないと言おうが全て不倫犯罪者の
夫の言葉でしかないのです

 

その言葉に頭の中だけで翻弄されて、何も検証もしていないのです

 

別れたいと言うだけで離婚条件も出さない、女と別れたと言って相変わらずコソコソ
している、大事にしていないと言って具体的な事は言わないのです

 

芝居がかった夫の言動を現実にしている

 

 

そんな芝居がかった夫の言動を現実にしているのです

 

それをはっきり現実化するのは、

 

`体を動かす`

 

しかないのです

 

脳と体は別ものです

 

それを相談者はわかっていないのです

 

脳で考えている事が、ほぼほぼ100%になっているのです

 

体を使って知った事とか見た事とか感じた事で考える

 

 

しかし、現実は体を使って知った事とか見た事とか感じた事で考えるのです

 

それを脳最優先にしている状況を、カウンセリングで変えるのです

 

  • 『私は夫の言っている事だけで、判断していた』
  • 『夫に言われる事を、そのままう鵜吞みにしていた』
  • 『夫が言うとそうかと思っている自分がいる』

 

という事に、気づいてもらうのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。