世の中の【基本原則想定内】と〔例外ただし想定外〕は夫も当てはまる

まさかや想定外をなくす

 

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫の不倫に悩む相談者にとって、一番の思いは当たり前が当たり前でなくなって
いるという事です

 

その当たり前というのは、夫婦が普通に暮らしていてこれからもそれが続く事です

 

 

安心安定安泰が全ての思い

 

 

抽象的な表現ですが、相談者にとってはその

 

‘安心・安定・安泰‘

 

が全ての思いです

 

しかし、現実は夫の言動を見れば全くの反対に動いているわけです

 

その、自分の人生を預けてそれを受け取ったと言っていい夫がなぜこうも変わるのか

 

 

私は幸せだったなぜこんな事になったのか

 

 

そこに、何をどう考えても説明がつかないという思いです

 

  • 『私は幸せだった、なぜこんな事になったのか』
  • 『夫はこれから夫婦をどうするつもりなのか』
  • 『夫婦をこれからどうすればいいのか』

 

というように、全ての事が想定していなかった状況になります

 

そこからは、正直夫にも自分にも対処ができないわけです

 

そういう非常事態というか不測の事態にどうすればいいのか

 

 

すべきは現状を把握してその原因を調べて対応する

 

 

もちろん、そこにすべき事はいろいろとあります

 

まずは現状を把握して、その原因を調べて対応するという事になります

 

ブログやYouTubeでお話しするように、それをカウンセリングで具体的行動アドバイス
をするわけです

 

もちろんそういう行動をとっていく事で、次第に冷静になったり客観的に物事を捉える
自分になっていきます

 

物事には何でももれなく基本と例外が存在する

 

 

しかし、そこからもう少し突き詰めて考えておく必要があります

 

それは何かと言えば、物事には

 

  • ‘基本と例外‘
  • ‘原則とただし‘
  • ‘想定内と想定外‘

 

 

という分類があるという事です

 

 

そのなかで、毎日が前者の基本や原則や想定内で過ごす事ができればこんなに楽な事
はありません

 

しかし、ご存じのように人生は様々な事が起こるのが当たり前です

 

後者の、例外やただしや想定外が必ずつきものです

 

自分の思い通りなんていかないむしろいかない方が多い

 

 

それは誰もが何らかの事で、わかっている事です

 

  • 『何にでもまさかがある、考えもつかなかった事が起こる』
  • 『自分の思い通りなんていかない、むしろいかない方が多い』
  • 『勝手に大丈夫と思っていると、何かが起こるもの』

 

という思いをした事は一度や二度ではないはずです

 

しかし、こと夫についてはその考えが飛んでしまいます

 

 

夫だからと言ってバカな事をしないなんて考えていた甘かった

 

 

その後者を頭の中から消してしまうと、夫の不倫で苦しんで得られるものはない

 

  • 『私が勝手に安心していただけ、人生はいろいろな事が起こるんだわ』
  • 『平和ボケとはまさに私の事、緩んでいた自分が情けない』
  • 『夫だからと言ってバカな事をしないなんて考えていた、甘かった』

 

 

という自分を作るのです

 

それを作るとこのバカな夫とブス女に苦しめられた事に大きな意味が出てきます

 

原則だけでなく例外もあるという事が思考の整理に一番必要な現実

 

 

カウンセリングでそういう説明をする事で、これからの人生で

 

‘心構え‘

 

ができてくるのです

 

原則だけでなく例外もあるという事が、思考の整理にまず一番必要な現実なのです

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。