夫婦カウンセラーの木村泰之です
日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、夫の不倫に出てくる
ブス女にもいろいろなタイプがいます
とは言え、やはり共通しているのは
‘嫉妬とコンプレックス‘
の塊という事です
「奥さんには負けたくない」
という、沸々としたアホな闘志を持っています
そこに、絶対に負けないという強い意思で戦う方の実例です
(相談者には掲載の承諾をいただいています)
先日ご相談者のIさんから連絡をいただきました
Iさんは、夫とは会社の同僚の紹介で知り合って交際
をスタートさせ、その後順調に結婚に至った方です
最初に交際をスタートさせた時には、夫の方が年下で
すから、どうかなという思いもありました
しかし、夫の方が熱烈にアプローチをかけてきて情に
ほだされて交際を開始して結婚した経緯があります
そして夫もIさんの事を自分の方から好きになってい
ましたので、恋人の時も結婚してからも一生懸命働い
て、子宝にも恵まれて幸せな生活を送っていました
そういう中で、夫も仕事を頑張って公私にわたって家
族が幸せになっていく事を実感していました
そして、夫も仕事が順調に進む中で、人と知り合う機
会も増えて、忙しくなって帰宅時間も遅くなる状況が
出てきました
Iさんも最初は
‘仕事を頑張ってくれているから私が
支えなければ‘
という思いでいました
しかし、その夫も何だかんだ言って出張や外泊が増え
て行くようになり、さすがにIさんもお子さんに説明
するのも大変になってきます
休日はパパと遊んでほしいのに、いない日が増えてい
る状況に
‘子供も遊んでほしいと言っている‘
と夫に言います
しかし、夫は
‘わかった、だけど忙しいから仕方がない‘
としか言いません
そして、その状況がしばらく続きます
Iさんは、常々夫が仕事で忙しいというのは理解して
いますし、そういう面では夫を尊敬していましたが、
あまりにも家にいない時間が多くなって、さすがに子
供にも影響が出てきました
夫にそれを伝えるも
‘仕方がないだろう‘
という一点張りです
その中で、Iさんもさすがにおかしいのではと思って、
夫の持ち物やケータイの情報を探る事にしました
結婚してからもちろんそんな事はした事がありません
しかし、あまりにも自分の知らない所で何かが動いて
いると感じたのです
すると、出張と行っていた日に、二人分のホテルの
宿泊予約をしていたり、二人分のレストランの領収証
などが出てきました
Iさんも自分のカンを働かせていたものの、さすがに
それが女絡みを想像させるものが出てくるとショック
です
しかし、そうも言っていられません
なんせ、お子さんがかわいそうな状況になるワケです
からじっとしていても、夫はシレッとウソをつくのは
わかっているのです
そして、いろいろと考えた挙句、自分で探偵を雇って
隠れる女を突き止めようと動きました
Iさんは、夫の異変に気付き自分で探偵を雇いました
そして、夫の行動が怪しいと思う時にすぐに女と接触
している絵が撮れました
その女はIさんはもちろん面識はありませんが、どう
やら仕事もしくは出会い系などで出会っているような
雰囲気です
そして、その証拠を元に何をする事が一番いいのかを
相談するために私に連絡をいただきました
Iさんは、夫の不貞の経緯を一通り話して説明を終え
た頃
‘Iさんとしてはどうしたいですか‘
と言うと
‘私も何をどうすればいいのかわかりません
が、とにかく今は離婚する気はありません‘
‘そうでうね、もちろんそんな事は考えなく
ていいですよ‘
‘そうですよね、でも夫があまりにもおかい
しので離婚も場合によってはする事も考えて
います‘
という心情を吐露します
しかし、そもそも夫婦や家族を裏切っている夫に対し
て絶対に許さないという気持ちがあります
正義感も強く、ここまで夫が仕事で頑張っているのは
自分の力もあるという自負もあります
その思いで、やはり女と対決をしようと決意しました
Iさんは、夫の愚行を絶対に許さないという気持ちで
います
その中で、どういう行動をとるかの作戦を立てて行き
ました
Iさんは、頭の中では弁護士から慰謝料請求をするの
がいいかとおも思いましたが、私と話をしているう
ちに女との直接対決を選択する事にしました
やはりこの女の素性も知りたいですし、夫がどんな事
を言ってくるのかも知りたいのです
そうなれば弁護士をつかって請求を起こしても、時間
もかかりますし、直接的な反応が分かりません
そのために、自分で女を追い詰める方が性格に合って
いるとも思います
そして、Iさんは対決するまで夫にはバレないように
大人しくしています
夫に自分が女に会う事がばれたら、ややこしくなって
きます
そう思っているうちに、夫の方も変化が出てきます
夫はIさんが、少し強くなっているのを感じ始めて
いろいろと、Iさんを否定する言葉を強めてきます
そして、生活費について今まで通りには払わないと
言いだしてきました
Iさんは、夫の不倫相手の女をどうしても叩きたいと
いう自分がいます
そう思えば思うほど、夫はIさんが強くなっている
のを感じ始めています
そして、生活費を減らすような事を言ってきました
それにはIさんも、どうしていいかと思ってとにかく
念のために弁護士を紹介してほしいと言ってきました
そして、すぐに紹介して日程を決め、弁護士事務所の
場所に待ち合わせすると、Iさんのお母様も同行され
ていました
Iさんのお母様も、何でこんなことになったのかわけ
もわからず、Iさんに説明を受けてとにかく一緒に話
を聞きたいと来られたのです
そして、弁護士に会う前の少し空いた時間に3人で話
しました
‘つい最近までこの子と旦那さんが一生懸命
やっていると思ってみてきたのですが、本当
にびっくりして‘
‘お母様が心配されるのも無理ありません、
しかしこのような事が至る所で起こっていま
すので、私もIさんに絶対に負けてはいけな
いとお話ししているところです‘
‘娘からも聞いていますが、本当にどうなるの
かわからず
ただ孫のことが心配です‘
‘お気持ちはよくわかります、そのためにもこ
の不倫相手の女をまず絶対に排除する必要が
あります、夫婦の事はその後ですからね‘
と言って、弁護士から対応策も聞いてもらう事にしま
した
Iさんは、自分の中では女に対決をする気で満々でし
たが、夫が生活費を削るような事を言い出して少し不
安になって弁護士に話を聞きに行く事になりました
Iさんのお母様も同席され、弁護士から説明を受けて
こういう時には婚姻費用の請求をすればいい、そして
しっかりと不倫については、糾弾すべきと背中を押さ
れ一安心した自分がいます
そして、さらにお子さんにも夫のバカさをしっかりと
伝えておくべきとう気持ちになってきました
それは相談者の交流の中で、多くの相談者が子供に夫
の不倫をちゃんと説明している事を知って、自分もそ
うすべきという思いがあるからです
しかも、年齢の割にはしっかりしているお子さんです
から、Iさんもむしろ言わないでいる方が気を遣って
家族の雰囲気はおかしくなると思っています
そして、お子さんに話をしても、
‘わかった‘
というだけで、むしろ気持ちを強く持ってくれている
表情です
そのお子さんの顔を見て、なおさら私がやらなければ
何も変わらないという気持ちです
Iさんは弁護士にも会い、お子さんにも夫の不倫につ
いて説明して、自分の中にある不安を一つ一つ消して
行きます
そして、相談者にも交流する事で、どんどん自分が不
倫ブス女と対決するイメージを、具体的にしていきま
した
その中で不倫ブス女の家や職場の情報も得て、どうい
うシチュエーションで対決するのかを何度もシミレー
ションしました
そして、相談者の仲間も応援してくれている中で女の
職場に出勤する時を狙う事にしました
そして自分の動きをもう一度私と確認してから、女に
会います
そして、その時に女がどんな事を言うのかわからない
のですが、それよりも自分が言うべき事を全部言う事
だけに集中させて臨みました
女が大体この時間に来るのを予測して、職場近くで待
っていると、不倫ブス女がやってきました
いざ対決です
Iさんは、いざ女に会うため職場の近くで待ちました
そして、女がやってきて姿をとらえて呼び止めました
‘○○さんですよね、○○の妻ですけど、
わかりますね‘
‘あ、そうですけど何か?‘
‘あなたとうちの夫の事で時間をもらえます‘
‘え、わかりましたけど‘
と言いつつ、職場に遅れる旨を電話します
‘夫には電話しないでください‘
と言うと、
‘職場は私とご主人の事はみんな知って
いますから‘
と平然と言います
そして、職場に電話する時もわざとIさんに聞こえる
ように
‘○○さんの奥さんが来ちゃってさ、なんか
話があるって言うから少し遅れるから‘
と悪びれる様子もなく言います
もちろん、Iさんもこんなふてぶてしい女は見た事が
ありません
そして、女と一緒に近くの喫茶店に移動して不貞を認
めさせる念書を書かせようとします
その念書見せると
‘弁護士に聞いてみないと書けませんので‘
とやはり慣れているような言いっぷりです
これもシミレーションをしているうちの話しです
そして、女の図々しさは夫のバカさを表しているも同
然です
この女とこれ以上は話をしても始まらないと思ったI
さんは別れて次の行動に出ます
Iさんはこの不倫ブス女との話で、この女が常習者で
やはり呆れるくらい倫理観のない女という事が、よく
よくわかりました
という事は、この女に入れ込んでいる夫はもっとアホ
です
女はIさんとの話の中で
‘私がご主人を好きだとでも思っている
んですか‘
と言うふてぶてしさです
逆に言えば、金も出して女に喜んでもらっていると思
って入れ込んでいる夫の哀れさが際立つ構図です
ここまで女に言われる夫は何なのか、というくらい惨
めな存在です
そして、この女のアホさを女の親を見て確かめるべき
と思って、あらかじめ調べていた親の家に行きました
本当に女の親も
‘この親にしてこの子あり‘
という親が出てくる予想をしているIさんです
そして親の家に行くと、不倫ブス女の両親がいてIさ
んもこれまでの経緯を話します
すると、女の父親が
‘もう大人になった娘の話なんて関係ない、
いい迷惑だ‘
と言ってIさんを追い返そうとします
Iさんの中では、
‘やっぱりこの親子はそういう親子なんだ‘
と妙に納得して家を後にしました
しかし、女の親を見る事でなおさらこの馬鹿な夫の姿
が鮮明になります
Iさんは女と女の親に会って、本当にひどいレベルの
人間という事がよくわかりました
私のところに来るまでは、敵がわからずにただただ右
往左往している自分でしたが、その姿形を捉えた今は
全然違います
お子さんにもしっかりと話をして、ご両親にも話をし
てある分、なおさら現実を見ているのです
その中で、こんな女に入れ込んでいる夫が本当に軽蔑
の対象になっている自分がいます
それまでの夫婦の時間や家族の時間も吹き飛ぶくらい
にこの馬鹿さが際立っています
そこには、夫が有頂天になって不倫経験が豊富な女に
喜んでついて行っている様子が手に取るようにわかる
自分がいます
そして、すべき事を作戦を立てます
この女はIさんをなめているので、絶対にそのバカさ
を許さない気持ちです
‘この女に次は何をしたらいいでしょうか‘
‘次はやはり女の職場に乗り込むのです‘
‘職場で何をすればいいですか‘
‘女は同僚も上司も知っていると偉そうに
言っていたわけですから、ここはこんな
不倫女を働かせている職場なんですかと言い
に行くべきです‘
‘そうですね、私もそれを言いたいと思います‘
と言って、Iさんは次の行動目標ができました
Iさんは、女と女の両親に会って、やはりこの親子は
不倫をそれほど問題にしない生き方をしている人間と
感じます
それほど、人に迷惑をかける事を何とも思っていない
むしろ正直者はバカを見るくらいの感覚です
その親子を見て次は職場の同僚や上司がこの女の不倫
の実態をどれくらいわかっているのかという事を知る
義務も権利もあると行動の目標を定めます
そして、女が
‘私がご主人と付き合っている事を職場の同僚
も上司も知っています‘
というふざけた不倫ブス女の言っている事が本当か確
かめるためにも職場に乗り込みます
本当にこんな事を知っていて黙認するような職場であ
れば、サービス業ですので他のお客にもいい迷惑です
そして、Iさんは夕方営業時間が終わるころを見計ら
って職場の受付で
‘うちの主人と不倫している○○さんの件で、
上司の方を読んでもらえますか‘
と大きな声で言います
もちろん受け付けの女性もびっくりです
受付の女性も、何が何だかわからない様子ですから
女がみんな知っているというのは、すぐにうそとバレ
ます
しかし、Iさんはもちろん上司と会うまでは帰る気は
なくとどまります
Iさんは女の職場に乗り込む決意を固め、すぐに行動
に移します
それがIさんの信条でもあり、生き方でもあります
その行動力をもって、女が絶対に弱る姿を見なければ
納得もないのです
年は30過ぎた、いかずゴケの人生を半ば棒に振ってい
る情けない女です
ハッキリ言って、つまらない人生が今後も待っている
現実を見たくない、逃避している女です
その女に、なめられてたまるかというのがIさんの思
いです
そして、受付で上司を読んでもらって待っていると、
その不倫ブス女が出てきます
‘もう上司には関係ありませんから帰って
もらえますか‘
と真っ赤な顔でIさんに食ってかかります
さすがに職場にIさんが来るとは予想していなかった
わけです
しかし、その時に何か騒ぎを聞いて不倫ブス女の上司
が奥から出てきました
女はもう終わってますからと、必死に言い訳しますが
その上司は
‘いや、私にお話があると聞いているので聞かない
わけにはいかないので‘
とIさんを社内に入れます
Iさんもすかさず
‘うちの主人とこの方が不倫関係にあって、その件
で来ました‘
とパキッと言います
上司は泡食ったような顔で驚きを隠せません
すると、女は涙目になっています
Iさんは女の職場に乗り込んで、事実をどれくらいの
人が知っているのか確かめる事と、不倫ブス女の上司
がそれを知ってどうなるかを確認したいと思って行動
しています
そして、女の上司はIさんの第一声に驚きを見せた時
点で、職場の同僚や上司が自分と夫の関係を知ってい
るというのが、不倫ブス女の狂言という事を確認でき
ます
そして、Iさんは女の上司に約一時間くらい自分の知
っている事を説明しました
上司はその話を聞いて驚きの連続です
Iさんも
‘○○さんは職場の方はうちの主人との関係を
みんなが知っていると私に言っていましたが、
ご存じだったのでしょうか‘
と再度確認します
するとその上司も
‘いやもちろん全然知りませんでした、まさか
そんな事をしているなんて‘
という会話です
上司もその職場の他の人も知っているとは思えないと
いう想像です
‘まさか彼女が不倫なんて‘
というのが偽らざる心境です
そして、Iさんももちろん夫の素性も話してどこで接
点があるか尋ねますが、
‘そこはわかりません、どこで知り合ったのか‘
という回答です
そして、Iさんとしてはとにかくこの女の対処をどう
するか考えてもらいたいという気持ちを伝えます
その上司もまずは二人で話してからと答え、話し合い
を終えました
Iさんは夫の馬鹿な不倫に対して、できる事は全てやる
決意で行動してきました
もちろん、まだその行動も道半ばです
しかし、夫の様子を見ていると何だか前よりはIさん
に逆ギレする事は少なくなってきました
というよりも、家に帰ってこなくなって連絡も必要な
時だけです
前のIさんなら
‘夫が出て行ったままなんですけど、どうすれば
いいですか‘
と聞いていたはずです
しかし、自分が動いていろいろな事がわかってくると、
自分が弱ることほど馬鹿な事はないとつくづく感じて
います
それほど程度の低い女に、アホ面下げている夫の様子
が手に取るようにわかるからです
その夫に翻弄されていては、いつもそばで自分を見て
いるお子さんに、本当に申し訳ない気持ちになります
こんなバカな夫が、こんな程度の低い女と不倫してい
る事に背中を向けて夫にすがるなんてありえない、自
分のプライドを子供に見せなければいけない、という
決意です
そして、お子さんも夏休みに入って、前から計画して
いた家族旅行はどうするつもりか様子を見ていました
すると、ラインで
‘予定通り行く‘
と入れてきました
この旅行で、またいろいろとあっても、絶対に負けな
い自分でいる事がIさんの今の心境です
そして、休みを挟んでまた終わっていない不倫ブス女
と夫へのケジメをつける行動を起こす予定です
Iさんの戦いはまだまだこれからです
目次
相談実例
勇気を持って、まずは無料電話・メールでご相談ください
無料相談専用電話
15分ですが、真剣にお伺いします
日月火水木金土10時~18時
カウンセリング中でつながらない時があります。
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください
無料メール相談
できれば、状況を詳しく入れてください、2日以内に返信します
3,000字入りますが、文字数を超えるとデータが届かない可能性があります。
ワード、メモ帳などに一度保存して、コピー&ペースト入力下さい
有料相談メニュー
夫婦カウンセラーによる、人間関係改善のための具体的行動アドバイスを行います
メールマガジン
『夫婦カウンセラー木村泰之 浮気した夫の頭の中』
無料:毎日午後13時+α配信
『夫婦問題カウンセラー木村泰之男女の法則』
まぐまぐメルマガ(無料:毎週日曜日3時配信)