公開日 2013年8月30日 最終更新日 2014年8月21日
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夫婦カウンセラーの木村泰之です
浮気した夫に悩む相談者が、現状にどうしても
自分を見失う事は少なくありません
見るものや聞くものは特に変わりませんが
何か自分の体の大事なものをえぐられた感覚
に襲われるはずです
体に力が入らなくなり、何だか夢遊病者のよう
になります
そして、朝早く目覚めてしまい、体重もガクっと
減り、頭ばかり使うから甘いものを欲します
多くの人はその特徴のどれかに当てはまるはず
です
こういうときに大事な事があります
それは、
‘旧姓の自分を思い出すこと‘
です
夫との出会いは、少なくとも生まれて育って大分
後の事です
人格形成の時期に、夫と出会っている人はごく
少数でしょう
その時期に、物事の判断や価値観、分別などを
人として大事なものを備えてきたのです
そして、ずっと後に結婚をして、人によっては
出産し、楽しい家庭を築き上げている最中に
夫の浮気が起こります
もちろん、大人になっていろいろな物の見方や
判断が変わること少なくはない
しかし、夫の浮気がダメな事くらい、小学生でも
わかります
その○の判断を、旧姓の自分はもっとしっかりと
持っていたはずです
‘自分の結婚相手が浮気したら絶対に許せない‘
と思っていたはずです
もちろん、妻になっても
‘許せない‘
は同じでしょう
しかし、その許せないものを行動としてどう
対処するかです
旧姓の独身の頃の自分だったら、誰かに言いたい
位の気持ちです
しかし、妻になると誰にも言えない、何とか
人知れず処理したいものになってしまう
この違いは何なのか
それは、夫の妻という事を優先するあまり、
人としての判断を忘れてしまっているのです
‘自分の夫でもダメなものはダメ‘
いや、
‘自分の夫だからこそダメなものはダメ‘
のはずです
ダメなものをダメと言えない自分で、子供や親
にどうするのか
もちろん、悪いのは夫と女です
それを公にしたり、指摘したり、慰謝料請求する
のは、ものすごく怖い事でもあります
しかし、世の中で夫の浮気を正す事ができる
権利と義務を両方持っているのは唯一妻しか
いないのです
結婚式で、神前かキリストかわかりませんが、
とにかくいろいろな事があっても協力して
夫婦を続けると誓ったはずです
前向きな協力ではないが、少なくとも夫婦の
危機に直面したときに取るべきは、正す事
ではないか
そこを忘れてはいけないし、もしできなければ
それまでの夫婦として諦めるべきなのです
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